※注意※
当ブログのガイドラインを必ず初めにご覧ください。
まずは引用。
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「走り屋」向けに不正車検 容疑の専門店長ら逮捕
排出ガスの発散防止装置を一時的に取り付けて車検を不正に通したとして、警視庁は、東京都江戸川区松島１丁目のスポーツカー専門店「ガレージ・アール」の店長原田大輔容疑者（３４）＝同区一之江８丁目＝と店員の男（３２）を道路運送車両法違反（不正車検）の疑いで逮捕したと１４日発表した。
装置はエンジンから出る一酸化炭素などの有害物質を抑えるもので、車の製造段階で装着されている。外すとスピードと爆音が増すため、「走り屋」と呼ばれるスポーツカー愛好家の間では改造が流行しているという。この手口による不正車検の摘発は全国初という。
交通捜査課と小松川署の調べでは、原田容疑者らは昨年１１月、埼玉県の車検事務所で、客から預かったスポーツカーに一時的に装置を取り付けて車検を通した疑い。
同じ方法で５年間に約６０台の不正車検をしていたとみられる。
（朝日新聞）
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これで言っているのは、多分触媒（キャタライザ）のことだと思われます。
自動車の排気管の途中には、「触媒」という装置がついています。この触媒に排気ガスを通すことで、排気ガス中に含まれる有毒物質を浄化するわけです。
しかしこの触媒、外してみると解りますが、パイプを塞ぐような形（実際には完全に塞がれているものではないです）をしているため、触媒を装着していると排気効率が悪くなり、その結果パワーダウンしているのだそうです。
ということは、この触媒を外そうと考える頭の悪い連中が出てくるわけです。
世の中にはこの触媒を外すことができる専用のパーツ（触媒ストレートというらしい）まで販売されていますから、触媒外しは結構容易に行うことができます。触媒ストレートに付け替えることで排気効率が上昇してパワーアップし、また迫力あるエキゾーストサウンド（←一般社会では「騒音」と言う）を発するようになるので、周囲に有毒物質を撒き散らすことを何とも思わずに実行してしまう人もいる模様です。
で、この触媒を触媒ストレートなどに置き換えて触媒を外してしまうと、当然の如く整備不良・不正改造車となり、検挙の対象となります。また、そのままの状態では車検に合格することもできません。当たり前ですよね。要するに一般公道で使用する自動車には、触媒を外すことが禁止されているわけです。
しかし、触媒ストレートにしている頭の弱い人たちにも悩みがあります。そう、誰もが避けて通ることができない車検です。触媒ストレートで車検に合格することはまず考えられません。そこでどうするかというと、車検の時だけ触媒を装着し、車検が済んだら再び触媒を外すわけです。単純ですが、悪質です。
で、今回どこぞのチューニングショップ（？）が、客から車検の依頼を受けた触媒を外している不正改造車につき、上記のような手口を使って不正に車検をしていたことが明らかになったそうで、このチューニングショップの店長と店員を逮捕したのだそうです。今のご時世、触媒の組み換えに店が関与するなど言語道断、逮捕は必然と言えるのでしょう。
地球環境もそうですが、周囲の人々にもよりダメージを与えないためにも触媒は必要です。まして法令違反をしてリスクを背負ってまで触媒を外す意味はありません。どうしてもパワーダウンを防ぎたいならば、触媒ストレートではなくスポーツ触媒（色々なチューニングパーツメーカーが販売している社外製の触媒）を取り付けましょう。触媒ストレートよりは効率は悪く、また金額もかなりする（4～5万円はするようです）みたいですが、有毒物質を周囲に撒き散らさないためにも限度はここまでになるでしょう。
最近はこのスポーツ触媒を装着している方も多いと聞きます。しかし、一部のアホは触媒ストレートを採用しているのもまた事実。
参考：触媒ストレート 【 みんカラ 】 パーツレビュー - carview
↑違法だというのにも関わらず、触媒ストレート装着して喜んでいる人達は結構いるようです。
金に余裕が無ければ純正の触媒で我慢してもらいたい限りです。
「走り屋」向けに不正車検 容疑の専門店長ら逮捕 - asahiニュース
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「走り屋」向けに不正車検 容疑の専門店長ら逮捕
排出ガスの発散防止装置を一時的に取り付けて車検を不正に通したとして、警視庁は、東京都江戸川区松島１丁目のスポーツカー専門店「ガレージ・アール」の店長原田大輔容疑者（３４）＝同区一之江８丁目＝と店員の男（３２）を道路運送車両法違反（不正車検）の疑いで逮捕したと１４日発表した。
装置はエンジンから出る一酸化炭素などの有害物質を抑えるもので、車の製造段階で装着されている。外すとスピードと爆音が増すため、「走り屋」と呼ばれるスポーツカー愛好家の間では改造が流行しているという。この手口による不正車検の摘発は全国初という。
交通捜査課と小松川署の調べでは、原田容疑者らは昨年１１月、埼玉県の車検事務所で、客から預かったスポーツカーに一時的に装置を取り付けて車検を通した疑い。
同じ方法で５年間に約６０台の不正車検をしていたとみられる。
（朝日新聞）
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これで言っているのは、多分触媒（キャタライザ）のことだと思われます。
自動車の排気管の途中には、「触媒」という装置がついています。この触媒に排気ガスを通すことで、排気ガス中に含まれる有毒物質を浄化するわけです。
しかしこの触媒、外してみると解りますが、パイプを塞ぐような形（実際には完全に塞がれているものではないです）をしているため、触媒を装着していると排気効率が悪くなり、その結果パワーダウンしているのだそうです。
ということは、この触媒を外そうと考える頭の悪い連中が出てくるわけです。
世の中にはこの触媒を外すことができる専用のパーツ（触媒ストレートというらしい）まで販売されていますから、触媒外しは結構容易に行うことができます。触媒ストレートに付け替えることで排気効率が上昇してパワーアップし、また迫力あるエキゾーストサウンド（←一般社会では「騒音」と言う）を発するようになるので、周囲に有毒物質を撒き散らすことを何とも思わずに実行してしまう人もいる模様です。
で、この触媒を触媒ストレートなどに置き換えて触媒を外してしまうと、当然の如く整備不良・不正改造車となり、検挙の対象となります。また、そのままの状態では車検に合格することもできません。当たり前ですよね。要するに一般公道で使用する自動車には、触媒を外すことが禁止されているわけです。
しかし、触媒ストレートにしている頭の弱い人たちにも悩みがあります。そう、誰もが避けて通ることができない車検です。触媒ストレートで車検に合格することはまず考えられません。そこでどうするかというと、車検の時だけ触媒を装着し、車検が済んだら再び触媒を外すわけです。単純ですが、悪質です。
で、今回どこぞのチューニングショップ（？）が、客から車検の依頼を受けた触媒を外している不正改造車につき、上記のような手口を使って不正に車検をしていたことが明らかになったそうで、このチューニングショップの店長と店員を逮捕したのだそうです。今のご時世、触媒の組み換えに店が関与するなど言語道断、逮捕は必然と言えるのでしょう。
地球環境もそうですが、周囲の人々にもよりダメージを与えないためにも触媒は必要です。まして法令違反をしてリスクを背負ってまで触媒を外す意味はありません。どうしてもパワーダウンを防ぎたいならば、触媒ストレートではなくスポーツ触媒（色々なチューニングパーツメーカーが販売している社外製の触媒）を取り付けましょう。触媒ストレートよりは効率は悪く、また金額もかなりする（4～5万円はするようです）みたいですが、有毒物質を周囲に撒き散らさないためにも限度はここまでになるでしょう。
最近はこのスポーツ触媒を装着している方も多いと聞きます。しかし、一部のアホは触媒ストレートを採用しているのもまた事実。
参考：触媒ストレート 【 みんカラ 】 パーツレビュー - carview
↑違法だというのにも関わらず、触媒ストレート装着して喜んでいる人達は結構いるようです。
金に余裕が無ければ純正の触媒で我慢してもらいたい限りです。
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