マトマイニ

ケニアの言葉で『希望』という意味 

姫路にて初日

2006-01-18 22:18:11 | Weblog
来る前から
「売れないと思うけどお願いします」
と言われてました。
覚悟はしてましたが
ほんとに売れません。

私だけではなく同行の他社さんも皆さん同様みたいです。

皆、前代未聞の数字とおっしゃる。


私も家に、
追加は作らなくていいと電話し
こちらに送った商品も急きょ返送しました。

ま、いろいろなことがあります。

ここのいい所は、…。

そう、閉店が7時半だということ。

横浜じゃ9時閉店のデパートもあります。この一時間半は大きいです。


ついでに今回のホテルにはサウナ付き大浴場があって
しかもオールナイト利用可。


夜も入って
朝出勤前にも一風呂。

これが天国。

姫路城

2006-01-17 19:28:11 | Weblog
JR山陽本線新快速で一路姫路へ。
三宮、神戸、長田。
おりしも今日は震災の日。
11年という年月。
あの頃よく耳にした地名が並ぶ。

特に長田はひどかった。戦後の焼け野原を思わせた。

今、車窓からはその面影は全くないように見える。

やがて須磨。
ここからしばらくは目の前が海。
明るく広がって
やはり海はいいなあ。

姫路に到着したら夕方で、お目当ての国宝姫路城は入城4時まで。残念。

しかたなく、ライトアップされた姿を眺めながら周りを散歩しました。

明日から一週間デパート販売。
頭の中を主婦モードから販売員モードへ。


小正月

2006-01-15 02:06:00 | Weblog
明日、正確には今日、1月15日は小正月。

小豆がゆを炊いて食べます。

我が家ではずい分前から「小豆粥」はおいしくないとかで人気がなく
「ぜんざい」で代わりをしてます。

今、ちょうど、小豆をじっくり炊いているところ。

明日の朝は家の各所、11箇所の神さまにお光とぜんざいを供えます。
11箇所は神棚、台所の火の神様荒神さん、井戸の神さん、蔵の神さん、
トイレの神さん、床の間、職場、等々。
八百万の神を信心する日本人の伝統なんですね。

各所の注連飾りをはずして、
15日間使った祝い箸からいつものお箸に戻ります。
そしたら、お正月の行事も終り。
この祝い箸が両方細くなっているのは
片方は神さまが食べるためにだとか。
ここにも、神さま。

「小正月は女正月とも言うて
松の内忙しかった女の人のお正月やから
嫁は薮入りと言うて、実家に帰って骨休めをするのや」
と、嫁いだ当初は主人の母に言われ、
3日ほどの薮入りをもらって帰ってました。

薮入り、そんな言葉も今はあまり使われなくなりました。

決心しました

2006-01-11 20:00:23 | Weblog
うだうだ言ってないで、
さっさとやろか。

てことで、再治療を決心しました。

明日、主治医の診察日なので申込みます。

確定申告があるので
入院は3月15日以後の予定に。

今回は2週間入院。毎日の服薬。週1回の皮下注射となるでしょう。
この皮下注射ってのが痛いんだよね~。

副作用が強いので有名な治療ですが、
おかげさまで前回の私は比較的軽くですみました。
なにせインターフェロンを隔日に注射しながらの
パパゲーナも平気。

体重が減って、髪の毛が3分の2くらいになりました。
でもこの副作用は両方とも私にとってはうれしい変化。
両方とも多すぎましたから。

今回はさらにパワーアップした治療なので
副作用も相当らしですが
よい結果めざして頑張りますです。
ピリオドのある人生だけど、
少しでも元気で長く、ですね。

私とC型肝炎(出会い)

2006-01-09 23:50:45 | Weblog
今から10年前、平成7年7月に
血液センターから私のもとに1枚のはがきが来ました。

その数ヶ月前に献血をしましたが、
「その結果肝炎の疑いがあるのでセンターに来てください。」

そんな内容でした。

センターの医師からは、
「エイズの関係でここ10年前ほどから血液をよく調べるようになり、
献血の血液も検査するようになりました。
あなたは肝炎の疑いがあるので専門医を受診してください。」
と言われました。

さらに、
「この病気に感染していることは人に話さないほうがいいですよ。
日本人は程度が低いですから。」
と念を押されました。

肝炎もショックでしたが、医師の最後の言葉が
やけに耳に残りました。
「程度が低いから話すな」

確かに当時はまだ職場等でまだまだ差別がありました。

当時の私は、人に口外できないような病気にかかったんだなと思うと同時に、
医者の言葉を実に的を得た表現だなあと感心したのもです。

C型肝炎。
この病気については告知された時にはすでによく知っていました。

なぜなら、わたしの実母も同じ病気にかかっていたからです。

長い慢性肝炎の時期を経て、肝硬変、そして肝癌に進行していく。
それはこの病気のお決まりのコースです。
当時の母は小さな肝癌が見つかった時期でした。
そして主治医からは余命3年と言い渡されました。

C型肝炎。
そう言われた時、自分の人生にもピリオドがあることを
はっきりと自覚しました。
でもそれは考えれば当たり前のこと。
死なない人はこの世に1人もいません。

自分の人生のピリオドを実感することは、
絶望ではなく、
ただ、「そうか私も必ず死ぬのだ」
とはっきり実感することです。

さらに命が有限だと実感出来ることは
毎日をしっかり生きる力のもとにもなるのです。




韓国式あかすり

2006-01-08 23:18:55 | Weblog
お正月からこっち、軽い腰痛になってしまいました。

ホカロン貼って暖めたり、ストレッチしたりと
いろいろ試みています。
が、イマイチ快調にならない。

そんなことで、今日、
スーパー銭湯に腰痛治療の湯治に行ってきました。
幸運なことにちょうど、お誕生日月のご招待券も
送ってきましたので。

そこでマッサージを予約しようとしたらなんと3時間待ち。
「え~!」なんて言ってると
しっかり者の隣りの『韓国式あかすり』の案内嬢から
「うちはすぐ出来ますよ」と勧められ、
生まれて初めて『韓国式あかすり』なるものを
体験することになりました。

浴室続きの施術の部屋に入るとベットが3台。
黒い水着を着た女性が4名ほど。

両手にはナベつかみのようなあかすり布をはめて
ゴシゴシやってくれます。
痛いような、気持ちいいような。

彼女らは全員韓国の方らしく、
仕事中のはずなのに彼女ら同志の韓国語の会話は弾む弾む。
韓国語なので内容は全くわかりませんが、
途中それが、フランス語に聞こえたり、ポルトガル語に聞こえたり。
タオルで目隠しされてるせいでしょうかねえ。

「仰向けに」「うつ伏せに」「痛いですか」
はマニュアルにあるようですが、
日本語は通じませんでした。
「私はコンタクトレンズをつけているので
目のところのマッサージはしないで下さい」
という私の話をわかる人がいなかった。
別の部屋から来た日本語のわかる韓国人女性に説明して
やっと通じました。

で、肝心の「あか」なんですが、
これが出るわ出るわ。

日本むかし話に「あか太郎」とかいう話があります。
貧乏のために長年お風呂に入れないじさまとばさまが
体をこすってもくらもくらとたまった「あか」を出して
そのあかで人形を作ってあか太郎と名をつけたら
ほんとの人間の子になって、じさまとばさまのもとで
すくすく育って鬼退治に行ったとか行かないとか。
そんな豪快なお話です。

それを思い出すほど、「あか」が出ました~!
目で量が見えるというのはなぜか気持ちのいいもので
「すごい、こんなに!」です。

お風呂上って体重計乗ったらなんと100g減。
これって全部「あか」だったの~?
んなことねーよな。

日展

2006-01-08 21:46:43 | Weblog
京都市美術館に日展を見に行ってきました。

家業の手描き友禅は最初の下絵からすべて人の手でなされます。
命とも言える下絵を書かれる方には
日本画を専攻されていて、今も作品を制作しながら
経済的な収入の手段として
友禅の下絵を書かれている方がおられます。

我が家の関係でもそんな下絵屋さんが3人おられ、
そのうち2人は日展に、1人は院展に出展されています。
また、主人の父の弟もずっと日展に出展しています。

そんな関係で、きょうは日展を見てきました。

久しぶりでした。

日本画、洋画、漆、染織、陶器、彫刻、書など、、、。
作品は多岐にわたります。
一生懸命見ていたら頭が混乱するので
私はいつも自分のこれが一番好きだ!
と思う作品を決めてそれをしばし眺めるという見方にしています。

今回は中路融人さんという方の「耀」が素敵でした。


ところで、
最近の私は音楽の関係ばかりでしたが
もともとは美術好きなのです。
高校も音楽でなく美術を選択していました。
見るのも、描くのも、漫画書くのも好きです。
中学の頃は漫画家になろうと思ってました。
ノートにコマ割してストーリー漫画書いて
学校で友人に見せたりしてました。

つい最近中学時代の親友に20数年ぶりで会ったら
そのことを覚えていてくれました。

光陰矢のごとしです。


再治療、、、?

2006-01-07 16:38:49 | Weblog
知ってる人はよく知ってる。
知らない人は全く知らないのですが、
私は10年来ある病気とつきあっています。

とても静かな病気で一生このままならこれでもいいか、
と思うくらいなのですが、
担当医は許してくれず、機会あるごとに
「治療しましょう」と勧められます。

実はこの病気は、一生このまま、ということはあり得なくて、
10年単位でゆっくり進行し、
最後は命にかかわる病気です。

ちょうど2年前に思うところがあって
意を決して入院、そして1年にわたる治療をしました。

完治の確率は80%と言われてましたが、
結果はあえなく惨敗。
一般的には40%の治癒率の治療なので
やってみる価値はあったのですが、、。

で、先日正月そうそう、定期受診で主治医から、
「先月新しい薬が保険適応になりましたから
再度挑戦しましょう」
と言われてしまいました。

どーする!?




初詣

2006-01-02 00:30:11 | Weblog
京都は雲ひとつないおだやかで暖かな元日となりました。

例年通り、朝から6組の来客でしたが、
その合い間に墓参と初詣に行きました。

お墓が法然院にあるので、
今日の初詣は、その近くの吉田神社にしました。

犬を連れていたので、
吉田神社頂上の広場でリードをはずしてちょっと自由に。

標高100メートルほどの吉田山。
ここは
鎮守の森として人の手があまり入らなかったのでしょう、
町中にあっても昔ながらの静かな里山の風情です。
地面いっぱいに敷きつめられたような落ち葉がふかふかでした。

おみくじを引いたら、「末吉」。
「今はつらいけれど先に楽しいことが待っているので
辛抱しましょう。」

妙に当たってるようで不思議。
マトマイニ、胸に希望を持って。

今年は戌年。私は年女になります。
何度目?
光陰矢の如し。
毎日を大切にすごしたいと思うようになってきました。