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東都2部・立正大学vs日本大学 3回戦。

2010-10-07 23:53:22 | 野球観戦記
日本国民全員が心待ちにしていた「修羅の門」再開なわけですが。
ええい!!
海堂対片山はどうなったんすか!!
マスクマンも気になるけど!!
…いいように踊らされてるなあ、自分。


立正大と日大の対戦です。
なんだかんだ言って3試合全部球場で見ちゃったなあ。

日大の先発は吉田くん。

立正大の先発は、南くん。

立正大は最下位の危機が迫ってきています。
去年の今頃は、お隣の大きい神宮球場で快進撃中だったはずなんですけど。

1回裏、日大の攻撃。
立正大先発・南くんは、立ち上がりの制球がかなり乱れていました。
1番・井上くんがレフト前ヒットで出塁。無死1塁。
2番・宮守くんが送りバントを決め、1死2塁。
3番・田中くんはサードゴロ。2死2塁。
続く4番・村田くんがフルカウントからセンター前ヒット。
2塁走者が生還し、日大が1点先制。

0-1のまま試合は進み、6回表、立正大の攻撃。
1死後、9番・中嶋くんがセンター前ヒット。1死1塁。
1番・長谷川くんはキャッチャー前に転がるゴロ。2死2塁。
続く2番・佐藤くんがサードゴロ。

しかしサード・村田くんが打球を弾いてしまい、
スタートを切っていた2塁走者が一気にホームイン。

日大のエラーに乗じて、立正大が1-1の同点に追いつきます。

6回裏。
1死後、2番・宮守くんが初球をライト横への2塁打。1死2塁。
3番・田中くんは空振り三振。2死2塁。
そして4番・村田くんがレフト前ヒット。

2塁走者が生還し、日大が1点勝ち越し。
スコアは1-2。

7回表。
1死後、打席に向かうのは5番・伊藤くん。
伊藤くんは、前の打席であわやホームランという大きなライトフライを放っています。
というか、何もなければおそらく入っていたと思うのですが
日大のライト・井上くんがフェンスにはりつきジャンプして
ホームラン性の打球をもぎ取り、アウトになっていました。
普通の球場ならごく普通のライトフライだと思うのですが、
ゴルフ場の狭さに助けられたホームランになりそうな当たりでした。
そして、ホームランを1本損した後のこの打席。
カウント2-2から、ライトの手の届かない高さのソロホームラン!!

伊藤くんは大きくガッツポーズ。

かっくい~!!
立正大が2-2の同点に追いつきます。
ここで日大はピッチャー交代。
2番手・佐々木くんがマウンドへ。

6番・青木くんと7番・荒木くんを連続三振に抑え、チェンジ。
スコアは2-2。

8回表。
8番・上地くんがセーフティバントで出塁。無死1塁。
9番・中嶋くんはピッチャー前への送りバント。
ピッチャー・佐々木くんが素早く捕球し
2塁へ送球したものの、ベースカバーのショートが落球。無死1,2塁。
1番・長谷川くんが送りバントを決め、1死2,3塁。
立正大、勝ち越しの大チャンス。
2番・佐藤くんは力み過ぎたのか、ショートフライ。2死2,3塁。
3番・原田くんはカウント2-2からショートゴロ。

ショート・宮守くんが一旦グラブに収めたボールをこぼしてしまい、
3塁走者がホームイン。

日大は、エラーがことごとく失点に繋がるねえ。
立正大が1点勝ち越し。
スコアは3-2。

8回裏。
1死後、1番・井上くんが四球で出塁。1死1塁。
2番・宮守くんはライト前ヒットで、1死1,3塁。
ここで立正大は先発・南くんが降板し、山本くんにスイッチ。

この山本くん、正面から見ると
打者の近くで妙な変化をする面白い球を投げるので
ワタシは好きなんですけど…
きわどいコースを狙うことが多かったためか、ストライクが入らない…。
3番・田中くんにストレートの四球を与え、1死満塁。
4番・村田くんに対しては、ボールが先行したものの
フルカウントから空振り三振。2死満塁。
抑えられるかな?
しかし5番・中井くんがカウント2-2からライト前ヒット。

3塁走者が生還。
2塁走者もホームへ突っ込んで来たものの、本塁噴死。
冒頭の写真がこの時の様子です。
かなり強い当たりだったのですが
青木くんががっちりとホームを守り、
辛うじて同点でスリーアウト。
スコアは3-3。

試合は延長に入ります。

10回表、2死から
日大は3番手・佐々木くんがリリーフ。

無失点で切り抜けます。

10回裏。
1番・井上くんが四球。無死1塁。
2番・宮守くんがライト前ヒット。無死1,3塁。
3番・田中くんが死球で、無死満塁。
立正大、絶対絶命。
続く4番・村田くんは、初球をファウルし、
2球目をセカンドゴロ。

ホームに突っ込んでくる3塁走者。
捕球したセカンド・長谷川くんが素早くバックホームしたものの
体勢を大きく崩していたため送球が大きく1塁側に逸れてしまい、
3塁走者がホームイン。

3-4で、日大がサヨナラ勝ちをおさめました。
この結果により、立正大が2部最下位に転落。
きょ、去年は日本一に輝いたチームなのに…。


取って取られて、また取り返して…という
シーソーゲームだったため
試合展開はなかなかに面白かったのですが、
日大のエラーの多さと
立正大のタイムリーの出なさっぷりに
少し長く感じた試合でした。

この試合でワタシが一番印象的だったのは、立正大のキャッチャー・青木くん。
今季、2カード目から、主将・椎名くんに代わって
マスクを被るようになった2年生の選手なわけですが。
大変申し訳ないのですが、正直言って、ここまでの試合では
経験不足からくるものなのか、守備でのミスがかなり目につきました。
しかしながら、最下位転落の危機を抱えて迎えたこの試合では、
山本くんの荒れた球を身体を使って止めにいったり、
冒頭の写真のような荒っぽいクロスプレーの際も全力でホームを死守したりして、
プレーのひとつひとつに「何としてもホームを守る」という強い意識を感じました。
だから余計に、サヨナラの走者がホームを駆け抜けた時の表情が切なくてねえ。

まだ、あと2カード残ってるからね。
まだまだ。


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