6/3~6/7の振り返りからです。
自分の予想レンジは97円~103円でした。
基本は円高に振れつつ指標に合わせて上下し、
6/7の米NFP雇用統計で大きく振れるだろうと。
結果は95円~100円。
6/5深夜~6/6朝方にかけて大量の円買いが入りドルが暴落。
99円から一時95円台まで円が急騰。
自分は100円、98円でドル買いポジションをとっていたため97円30銭で損切り。
6/7の雇用統計は、雇用者数が予想を上回るも失業率は予想を下回るという結果。
市場の反応は雇用は緩やかに改善している、といったもので、
米金融緩和は当面は継続されるだろうという思惑になりました。
米経済への安心感から多少ドル買いが進み、97円50銭まで持ち直してクローズ。
■ドル暴落の原因
FXを初めてまだ半年程度ですが、暴落、急騰は何度か経験しています。
・イタリア総選挙後の暴落(6円~7円ドルが暴落)
・日銀の質量的金融緩和発表(7円ドルが急騰)
・キプロスショック(4円ドルが暴落)
これらには暴落、急騰が起きた分かりやすい理由があったのですが
今回の暴落にはここまで分かりやすいきっかけがありません。
ドル暴落に関する自分の見解としては
・最近の米指標の悪化から、米金融緩和が継続するという思惑が広がり
・雇用統計の発表を控え、リスクを警戒した円買いが一気に進行した
・背景には日米の金融緩和をキーワードに一気に進みすぎた円安ドル高
いうならバブルのような状況があった(株と一緒で資金が流入しすぎていた)
のかなと。
以下反省。
円高に振れるタイミングは早くても雇用統計発表後かな、と予想してましたが
この状況も可能性の1つとして考えておきたかったと思っています。
・最近までの円安ドル高がバブルのような状況であったこと
・そして、それを支えていた米国の金融緩和縮小の思惑はすでに揺らいでいた
ことから100円台で少し円買いしポジションを保有しておく、程度の行動は起こしておきたかったです。
■来週の予想
今は方向感の見えない状況かなと。
上で書いた通り、現状は加熱しすぎた相場に反動がきた状態とみています。
暴落への悲壮感から円安は終わったとする向きもありますが
ここから更に円高(90円台前半)になる材料も無いのでは、というのが僕の見解です。
ただ、土曜に発表された中国の経済指標が低調だったことから週明けの円高はありえそうです。
今後、円安・円高どちらもありえると思っていますが、
週末の雇用統計の結果はどちらの材料とするにも弱く、
決め手になる材料が見つかるまでは現状維持になるんじゃないかと。
レンジは95円~98円で予想し、底と上値で少しずつポジションを取りたいと思います。
来週相場が動きそう話題は、
・月曜に行われる日銀定例会議の発表
・米国の指標
特に日銀の発表は円高が進んでいるタイミングだけに注目されています。
市場の注目は超低金利 資産購入オペの期間延長に言及するか。
具体的な発表が何もなければ失望売りから円高に振れそうです。
発表があった場合円安に振れそうですが、それって結局為替バブルのような
状況を繰り返しかねない動きになるので、どこからか牽制が入って円高に振れる可能性も大です。
日銀よりは政府筋から大きな発表(エネルギー関連)を期待したいですが、
アベノミクスで強気の発表がなかった以上は参院選が終わるまではそれも期待できない。
となると結局、米国頼みなのかなーと思ってしまいます。
ドル円以外の通貨も勉強してみようか。
おまけ。
■負けないために
FXで負ける理由って暴落で大損するケースが多い。
というのも自分が負けた原因ってほとんどが暴落なので・・w
暴落を軽傷で乗り切れれば、安定感がグッと増すと思ってます。
散々予想の精度を上げる!って言っててアレですが、
暴落がいつ起きるかは読みきれないので、予想するよりも
運用の仕方を工夫してリスクヘッジを図ることを意識しています。
運用の前提があるうえで、できるだけ多くの可能性も予測して動きたいなと。
■運用面の対策
暴落や急騰に対し、自分がとっている対策は2つです。
(人によって資金もスタイルも違うので、やり方は変わってくると思います)
・総資金に対し、投資額を抑える(入れて30%まで)
・何か起きた場合、素早く損切りする
1つ目は、僕がやってる業者ではロスカットというルールがあり、総資金に対して
一定の損失が発生すると強制的に決済されるというルールがあります。
(ロスカットが無い業者もあるそうです)
資金を大量に入れると、暴落が起きた場合ロスカットが発生しやすくなります。
ロスカット後、為替が急激に持ち直して元通り、なんてケースは超切ないです。
そのため、ある程度暴落が起きてもロスカットされにくいようにマージンを持つ
というのが対策としてある程度機能すると思います。
それでも総資金を上回る規模の暴落が起きたら終わりますが・・。
2つ目は、被害を今以上に拡大させないための措置です。
僕の場合きっと元に戻る!っていう欲目が出てしまうんですが、
経験上暴落した場合はさらに落ちます。
早く損切りするのが一番賢い、でも気持ちがジャマしてしまう・・といった具合で難しいです。
この点はツイッターで呟くようにしてから改善されてきたように感じていて、
他の人の目に触れる状況ができた事で、前よりルールを守れるようになったなーと思います。
この2つのルールを決める前までに、今回の数倍の損失が出た事もあります。
そういう意味では、今回の損失はまだ抑えられた方かな、と。
運用方法はもっと工夫できると思うので、色々取り入れてみたいなーと思います。
自分の予想レンジは97円~103円でした。
基本は円高に振れつつ指標に合わせて上下し、
6/7の米NFP雇用統計で大きく振れるだろうと。
結果は95円~100円。
6/5深夜~6/6朝方にかけて大量の円買いが入りドルが暴落。
99円から一時95円台まで円が急騰。
自分は100円、98円でドル買いポジションをとっていたため97円30銭で損切り。
6/7の雇用統計は、雇用者数が予想を上回るも失業率は予想を下回るという結果。
市場の反応は雇用は緩やかに改善している、といったもので、
米金融緩和は当面は継続されるだろうという思惑になりました。
米経済への安心感から多少ドル買いが進み、97円50銭まで持ち直してクローズ。
■ドル暴落の原因
FXを初めてまだ半年程度ですが、暴落、急騰は何度か経験しています。
・イタリア総選挙後の暴落(6円~7円ドルが暴落)
・日銀の質量的金融緩和発表(7円ドルが急騰)
・キプロスショック(4円ドルが暴落)
これらには暴落、急騰が起きた分かりやすい理由があったのですが
今回の暴落にはここまで分かりやすいきっかけがありません。
ドル暴落に関する自分の見解としては
・最近の米指標の悪化から、米金融緩和が継続するという思惑が広がり
・雇用統計の発表を控え、リスクを警戒した円買いが一気に進行した
・背景には日米の金融緩和をキーワードに一気に進みすぎた円安ドル高
いうならバブルのような状況があった(株と一緒で資金が流入しすぎていた)
のかなと。
以下反省。
円高に振れるタイミングは早くても雇用統計発表後かな、と予想してましたが
この状況も可能性の1つとして考えておきたかったと思っています。
・最近までの円安ドル高がバブルのような状況であったこと
・そして、それを支えていた米国の金融緩和縮小の思惑はすでに揺らいでいた
ことから100円台で少し円買いしポジションを保有しておく、程度の行動は起こしておきたかったです。
■来週の予想
今は方向感の見えない状況かなと。
上で書いた通り、現状は加熱しすぎた相場に反動がきた状態とみています。
暴落への悲壮感から円安は終わったとする向きもありますが
ここから更に円高(90円台前半)になる材料も無いのでは、というのが僕の見解です。
ただ、土曜に発表された中国の経済指標が低調だったことから週明けの円高はありえそうです。
今後、円安・円高どちらもありえると思っていますが、
週末の雇用統計の結果はどちらの材料とするにも弱く、
決め手になる材料が見つかるまでは現状維持になるんじゃないかと。
レンジは95円~98円で予想し、底と上値で少しずつポジションを取りたいと思います。
来週相場が動きそう話題は、
・月曜に行われる日銀定例会議の発表
・米国の指標
特に日銀の発表は円高が進んでいるタイミングだけに注目されています。
市場の注目は超低金利 資産購入オペの期間延長に言及するか。
具体的な発表が何もなければ失望売りから円高に振れそうです。
発表があった場合円安に振れそうですが、それって結局為替バブルのような
状況を繰り返しかねない動きになるので、どこからか牽制が入って円高に振れる可能性も大です。
日銀よりは政府筋から大きな発表(エネルギー関連)を期待したいですが、
アベノミクスで強気の発表がなかった以上は参院選が終わるまではそれも期待できない。
となると結局、米国頼みなのかなーと思ってしまいます。
ドル円以外の通貨も勉強してみようか。
おまけ。
■負けないために
FXで負ける理由って暴落で大損するケースが多い。
というのも自分が負けた原因ってほとんどが暴落なので・・w
暴落を軽傷で乗り切れれば、安定感がグッと増すと思ってます。
散々予想の精度を上げる!って言っててアレですが、
暴落がいつ起きるかは読みきれないので、予想するよりも
運用の仕方を工夫してリスクヘッジを図ることを意識しています。
運用の前提があるうえで、できるだけ多くの可能性も予測して動きたいなと。
■運用面の対策
暴落や急騰に対し、自分がとっている対策は2つです。
(人によって資金もスタイルも違うので、やり方は変わってくると思います)
・総資金に対し、投資額を抑える(入れて30%まで)
・何か起きた場合、素早く損切りする
1つ目は、僕がやってる業者ではロスカットというルールがあり、総資金に対して
一定の損失が発生すると強制的に決済されるというルールがあります。
(ロスカットが無い業者もあるそうです)
資金を大量に入れると、暴落が起きた場合ロスカットが発生しやすくなります。
ロスカット後、為替が急激に持ち直して元通り、なんてケースは超切ないです。
そのため、ある程度暴落が起きてもロスカットされにくいようにマージンを持つ
というのが対策としてある程度機能すると思います。
それでも総資金を上回る規模の暴落が起きたら終わりますが・・。
2つ目は、被害を今以上に拡大させないための措置です。
僕の場合きっと元に戻る!っていう欲目が出てしまうんですが、
経験上暴落した場合はさらに落ちます。
早く損切りするのが一番賢い、でも気持ちがジャマしてしまう・・といった具合で難しいです。
この点はツイッターで呟くようにしてから改善されてきたように感じていて、
他の人の目に触れる状況ができた事で、前よりルールを守れるようになったなーと思います。
この2つのルールを決める前までに、今回の数倍の損失が出た事もあります。
そういう意味では、今回の損失はまだ抑えられた方かな、と。
運用方法はもっと工夫できると思うので、色々取り入れてみたいなーと思います。