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FX・6/3~6/7反省会、来週の予想

2013年06月09日 16時21分04秒 | FX
6/3~6/7の振り返りからです。

自分の予想レンジは97円~103円でした。
基本は円高に振れつつ指標に合わせて上下し、
6/7の米NFP雇用統計で大きく振れるだろうと。

結果は95円~100円。
6/5深夜~6/6朝方にかけて大量の円買いが入りドルが暴落。
99円から一時95円台まで円が急騰。
自分は100円、98円でドル買いポジションをとっていたため97円30銭で損切り。

6/7の雇用統計は、雇用者数が予想を上回るも失業率は予想を下回るという結果。
市場の反応は雇用は緩やかに改善している、といったもので、
米金融緩和は当面は継続されるだろうという思惑になりました。
米経済への安心感から多少ドル買いが進み、97円50銭まで持ち直してクローズ。


■ドル暴落の原因
FXを初めてまだ半年程度ですが、暴落、急騰は何度か経験しています。
・イタリア総選挙後の暴落(6円~7円ドルが暴落)
・日銀の質量的金融緩和発表(7円ドルが急騰)
・キプロスショック(4円ドルが暴落)
これらには暴落、急騰が起きた分かりやすい理由があったのですが
今回の暴落にはここまで分かりやすいきっかけがありません。

ドル暴落に関する自分の見解としては
・最近の米指標の悪化から、米金融緩和が継続するという思惑が広がり
・雇用統計の発表を控え、リスクを警戒した円買いが一気に進行した
・背景には日米の金融緩和をキーワードに一気に進みすぎた円安ドル高
 いうならバブルのような状況があった(株と一緒で資金が流入しすぎていた)
のかなと。

以下反省。
円高に振れるタイミングは早くても雇用統計発表後かな、と予想してましたが
この状況も可能性の1つとして考えておきたかったと思っています。
・最近までの円安ドル高がバブルのような状況であったこと
・そして、それを支えていた米国の金融緩和縮小の思惑はすでに揺らいでいた
ことから100円台で少し円買いしポジションを保有しておく、程度の行動は起こしておきたかったです。


■来週の予想
今は方向感の見えない状況かなと。
上で書いた通り、現状は加熱しすぎた相場に反動がきた状態とみています。
暴落への悲壮感から円安は終わったとする向きもありますが
ここから更に円高(90円台前半)になる材料も無いのでは、というのが僕の見解です。
ただ、土曜に発表された中国の経済指標が低調だったことから週明けの円高はありえそうです。

今後、円安・円高どちらもありえると思っていますが、
週末の雇用統計の結果はどちらの材料とするにも弱く、
決め手になる材料が見つかるまでは現状維持になるんじゃないかと。
レンジは95円~98円で予想し、底と上値で少しずつポジションを取りたいと思います。

来週相場が動きそう話題は、

・月曜に行われる日銀定例会議の発表
・米国の指標

特に日銀の発表は円高が進んでいるタイミングだけに注目されています。
市場の注目は超低金利 資産購入オペの期間延長に言及するか。

具体的な発表が何もなければ失望売りから円高に振れそうです。
発表があった場合円安に振れそうですが、それって結局為替バブルのような
状況を繰り返しかねない動きになるので、どこからか牽制が入って円高に振れる可能性も大です。
日銀よりは政府筋から大きな発表(エネルギー関連)を期待したいですが、
アベノミクスで強気の発表がなかった以上は参院選が終わるまではそれも期待できない。
となると結局、米国頼みなのかなーと思ってしまいます。

ドル円以外の通貨も勉強してみようか。


おまけ。


■負けないために
FXで負ける理由って暴落で大損するケースが多い。
というのも自分が負けた原因ってほとんどが暴落なので・・w
暴落を軽傷で乗り切れれば、安定感がグッと増すと思ってます。

散々予想の精度を上げる!って言っててアレですが、
暴落がいつ起きるかは読みきれないので、予想するよりも
運用の仕方を工夫してリスクヘッジを図ることを意識しています。
運用の前提があるうえで、できるだけ多くの可能性も予測して動きたいなと。


■運用面の対策
暴落や急騰に対し、自分がとっている対策は2つです。
(人によって資金もスタイルも違うので、やり方は変わってくると思います)

・総資金に対し、投資額を抑える(入れて30%まで)
・何か起きた場合、素早く損切りする

1つ目は、僕がやってる業者ではロスカットというルールがあり、総資金に対して
一定の損失が発生すると強制的に決済されるというルールがあります。
(ロスカットが無い業者もあるそうです)
資金を大量に入れると、暴落が起きた場合ロスカットが発生しやすくなります。
ロスカット後、為替が急激に持ち直して元通り、なんてケースは超切ないです。
そのため、ある程度暴落が起きてもロスカットされにくいようにマージンを持つ
というのが対策としてある程度機能すると思います。
それでも総資金を上回る規模の暴落が起きたら終わりますが・・。

2つ目は、被害を今以上に拡大させないための措置です。
僕の場合きっと元に戻る!っていう欲目が出てしまうんですが、
経験上暴落した場合はさらに落ちます。
早く損切りするのが一番賢い、でも気持ちがジャマしてしまう・・といった具合で難しいです。
この点はツイッターで呟くようにしてから改善されてきたように感じていて、
他の人の目に触れる状況ができた事で、前よりルールを守れるようになったなーと思います。

この2つのルールを決める前までに、今回の数倍の損失が出た事もあります。
そういう意味では、今回の損失はまだ抑えられた方かな、と。
運用方法はもっと工夫できると思うので、色々取り入れてみたいなーと思います。

FX・6/3~6/7予想

2013年06月02日 23時45分47秒 | FX
予想は円高。
重要指標が満載の一週間になるので結果を見てみないとどう転ぶか分かりませんが
よほど良い指標が連発しない限り、円高を想定してポジションをとりたいと思っています。

予想レンジは97円~103円。
悉く指標が良くないと103円突入はまずないと思ってるので
基本は99円~100円をうろうろしながらゆるやかに円高に進んでいき、
悪い指標が出れば一気に円高に振れる相場になると予想してます。

反転ポイントは6/7(金)21:30の米NFP雇用統計。
通常でも50銭~1円動くビッグイベントなんですが、今回は金融緩和について憶測が飛んでいるだけに
次週の相場の流れを左右するイベントになると予想してます。
直前の数字と結果次第で95円~103円まで想定して動くつもりです。


以下円高を予想している理由。

○日本株の軟調が懸念される
不安要素その1。
引用元はDMMFX「来週の日本株相場見通し」からですが
株価が落ち着くには時間が必要ではないか、と伝えています。
株に詳しくないので額面通り受け取っていますが、ありえそうだと思いました。

・6/3から一部先物の証拠金が引き上げられる
 →保有株式の売却が予想される
・1週間の信用評価損益率が異次元金融緩和発表後、初めてマイナスに転じた
 (信用評価損益率のことはよくわかってません、調べないと・・)
・24日申込み時点の信用取引の買い残高がまだ3超1010億円も残ってる

○米の雇用不安
先週の指標から飛び交ってる憶測。
先週の指標は通常、あまり影響度の大きくないものですが
為替の住人はこういう憶測が大好きでドル安に振れています。
米金融緩和の出口戦略の1つとして雇用の増大を掲げているので、
雇用が悪化する→金融緩和が続く→ドル安になる
という流れができています。

○おまけ:中国の経済
土曜日に発表された経済指標がプラス成長となっていましたが、
経済成長の鈍化が叫ばれています。中国の成長が遅くなると
リスクをとって円が買われるのでこれも円高の材料になります。


以下はピンポイント予想。

○月曜日の米バーナンキ議長講演
先週の失業保険申請数増加から、何らかの発表があるのか注目されています。
僕の予想は先々週にFOMCの発表を終えたばかりなので何も言わない
→失望感からドル売り円買いがあるかもと思ってます。

○アベノミクス第三の矢
水曜発表。全然わかってないので予想もできてません・・。

○7月の参院選
今回は自民大勝利という展開になると思うので、速報が出たタイミングで
金融緩和への期待感から円安に振れると思います。
考慮したいのは選挙の後にアメリカが日本の円安、金融緩和にケチをつけてくる可能性。
今のところ、怖いくらいアメリカからは殆ど何も言われてません。
安部首相が選挙終わるまではお願い、変わりにTPPと沖縄基地問題やるからミ☆
という密約が交わされているように勘ぐってしまう・・(不謹慎ですみません)
アメリカさんに文句言われたら一気に円高に進むので、どこで牽制が入るかは常に覚悟しておきたいですね・・。
リスクヘッジするなら売り買い両立てでやるのが良いと思うけど、難しいんだよなあ・・w

こんな妄想をしつつやってます。
来週も頑張りますかー

FX・5/27~5/31反省会

2013年06月02日 23時00分42秒 | FX
今回からFXのことを書いていきます。
記事の目的は為替の動向を予想し振り返ることで
トレードの勝率や判断力を上げたい!というものです。

自分用のルールとかスタンスなどはおいおい書きたいと思います。
通貨は特に書いてない場合ドル円でやってると思ってください。

※注
マジでFXのことしか書いていないので興味ない方はスルーしてください・・。
それと更新もサボりまくっていて申し訳ないです。


■5/27~5/31予想と結果
予想レンジは99円70銭~101円50銭。
結果は100円30銭~102円50銭。

5/24(金)の日経平均株価の暴落、同じく先物取引の一時13900円台下落を眺め
リスクをとっての円高ムードになると予想しました。

○株暴落の理由を考察
・米金融緩和縮小の思惑からドル高に振れていた相場が
 5/23(木)のFOMC発表で落ち着いた
(景気が上向けばQ2にも緩和の段階的縮小を行うと正式に発表)
・5/24(金)の中国景気指標が悪化→リスク回避の円買い、円高に
・参入していた海外銀行勢、投資家の利益確定売り
 そして、それにつられてのパニック売り

が要因だと考えています。
今後も株の下落が続くか?ですが、今の相場を支えている一番大きな思惑は
「米金融緩和引き下げによるドル高」と「日本質量的金融緩和による円安」だと考えており
上記の図式が崩れない限りは株の暴落はあくまで一時的な調整で収まる、と予想しています。

○株の底値を予想
日系平均13000、13500、14000円が心理的にも節目になると思いますが、
5/24(金)夜の先物で一時13900を割ったことから13500、13000円台まで落ちると予想しました。
もう1つ、5/27~5/31週は大きな経済指標がなく株を押し上げる要因が少ないため
13500か13000円のどちらかで底値を意識した買いが入り、それがきっかけで反転するだろうと予想しました。

○株価が反転する時期
予想は月末の確定売りが一服する5/30~5/31に併せて。
月曜朝に13000円台に入っていたことを考えると、13500を割って13000円台が反転するポイントだと予想しました。
逆算すると、為替は円99円台が底かなと。


ここからは答え合わせタイム


○月曜日の株価
僕の予想は木曜日くらいまで株価は落ちると予想していましたが、
株価は月曜日にいきなり上昇しました。これは14000円を買い時と考えた米銀行筋によるもの。
僕は暴落のイメージが強すぎて、まだ下がると思いましたが、思ったより早く回復しました。
株価の最高値が一時15900円だったことを考えると、14000円は十分に下がった節目で
もう少し読めた材料だったと思います。

○月末の調整売り
5/30(木)を調整売りの最終日と判断し、金曜から上がると判断しました。これは
・為替が100円50銭のラインで再三下げ止っていた
・株価も乱交下はするが一方的な下落ではない
・来週には重要な米指標が満載で、底値では期待感からのドル買いが予想される
これらから金曜日にはドル高に振れると予想し、木曜にポジションをとり勝負に出ました。
(100円60~80銭でドル買い、損切りは100円35銭)

が、結果は、
・木曜日に発表された米失業保険申請数の増加による、
 米金融緩和が継続するとの思惑(ドル安円高に)
・輸入企業による月末の円買い(円高にするための調整)
これらの理由で損切りラインを割って円高に振れてしまいました。
この結果は木曜日の指標を見た上で予想できたし、月末の輸入企業の動向も
経験値があれば読めた材料だと思います。


読みを外したのはここらへんです。
被害を受けたのは5/30の円高ですね。
円安に振れるという予想が見事に外れましたw

読みは他にも細かい部分で外しているのですが、
100円50銭のドル買いオーダーが非常に強くまた指標によって大きくブレる要素もなかったため、
ここで底値買いしておけばOKという読みは当たり、比較的読みやすい相場だったという印象です。

来週は大きい指標が満載なので、円高・円安どちらもありえる一週間になりそうです。
頑張りたい。