はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「少年メリケンサック」

2009-02-16 20:33:28 | 記録:映画
今年は映画4本目順調

見てきましたよ~話題の「少年メリケンサック」
「舞妓Haaan!」の宮藤官九郎の最新作、楽しみにして観にいきました。


(ストーリー 以下ネタバレあり)
メイプルレコードの新人発掘部に勤務する、契約切れ目前のOL・かんな(宮崎あおい)。何の成果も出せずに、ひたすら社長の時田とヤケ酒をあびる日々を過ごしてきたこの2年間…。そんなかんなに千載一遇のチャンスが舞い込む。ある動画サイトで、これ以上ない野蛮で、凶暴なパンクバンド<少年メリケンサック>を発見したのだ! 契約延長との引換えに、彼らの全国ツアー敢行を命じられたかんな。半裸にモヒカン、眉なしパンチ、協調性ゼロのメンバーたちを引き連れ、果たしてかんなは無事にツアーを乗り切ることができるのか!? 『真夜中の弥次さん喜多さん』に続き、奇才・宮藤官九郎が監督&脚本を手がけた待望の第2弾。(cinemacafenetより)

テンポがあって、見せるところはじっくり見せて、クドカンワールド全開案外テイストとしては「舞妓~」に比べると爆笑ではないけれど、なんかおっさんたちと若者の対比が面白く、「パンク」がテーマの割には哀愁も漂ってて、楽しませてもらいました~

一時代を築いたパンクバンドのメンバーも50代目標を失い日々の生活に追われる彼らの前に現れたレコード会社の契約社員。きっと彼女はきっかけの一つで、音楽を取り戻したい気持ちを捨てられなかったに違いない

いい大人だけど、恥ずかしさ・かっこ悪さをかなぐり捨て、昔の熱さを取り戻そうとする姿がなんとなくまぶしく見えた

演じる佐藤浩市さんをはじめ、弟役のキム兄、三宅弘城さん、そして田口トモロヲさん・・・どの人も強烈過ぎて、登場しただけで可笑しくてでもメンバーの人間関係・これまでの人生が一目で伝わって・・・さすがですホントにバンド組んでたら絶対売れる

そのバンドをマネージメントするのはあの宮崎あおいちゃん。はじめてスクリーンで見たけど、あんな弾けた役も可愛くていいね~表情がいいですお芝居が好きなんだろうな~って感じたなぁ。

脇の人たちも超個性的。ガクトもどきの田辺誠一さん、いいですね~主人公の彼氏の勝地涼君、最近注目してたんだけど、あんなダメ駄目な役も可愛い
ニュースキャスター役で中村敦夫さんが登場した時は笑ったなぁ~

どちらかといえば、メンバーの年齢に近いはぎお。なんかね、気持ちがわかるというか、情熱を取り戻す彼らがうらやましかったりして

話はかなり逸れますが・・・
公開当日、バンド特集を組んでいた「スマステ」に出演していたクドカンとユースケサンタマリアが同世代。取り上げられていたバンドについて熱く語っていたけど、すっごく共感できるんだよねぇ~
ちなみにそのときのランキングはこちら。

第30位「バービーボーイズ」
第29位「JUN SKY WALKER(S)」
第28位「チューリップ」
第27位「ゴダイゴ」
第26位「TUBE」
第25位「シャ乱Q」
第24位「リンドバーグ」
第23位「チェッカーズ」
第22位「ユニコーン」
第21位「THE ALFEE」
第20位「YMO」
第19位「安全地帯」
第18位「レベッカ」
第17位「L'Arc~en~Ciel」
第16位「THE YELLOW MONKEY」
第15位「GLAY」
第14位「甲斐バンド」
第13位「XJAPAN」
第12位「JUDY AND MARY」
第11位「ウルフルズ」
第10位「スピッツ」
第9位「アリス」
第8位「ザ・ブルーハーツ」
第7位「プリンセス・プリンセス」
第6位「米米クラブ」
第5位「RCサクセション」
第4位「オフコース」
第3位「Mr.Children」
第2位「BOØWY」

第1位「サザンオールスターズ」

どうですか?一つとして同じタイプがいないでしょ~
ランキングはそれぞれ意見があるとしても、記憶に残る音楽って、こうなのかもしれないなぁ・・・

映画の中でも浩市さんが語ってた「25年前のバンドがこんなに注目されるということは、今の音楽がダメだってこと」という台詞、わかるんだよねぇ
はぎおが青春時代に聞いていた音楽、アーティストってみんなオリジナリティがあって、すべてが心に残ってる
まぁ、年齢のせいもあるかもしれないけど、最近のバンド・音楽の多くはみんな同じに聞こえる、印象が薄い・・・なんであまり興味がなかったりして

な~んて、音楽について語ってみたけど、すっごく映画を楽しんだ反面、結局「デトロイト・メタル・シティ」の"デスメタル"と同じく、"パンク"の良さはわからなかった

やっぱ「篤姫」の影響でしょうね、パンク映画なのに年配のお客さんが多くて驚きただ、あの年代に面白さが伝わったかどうか・・・


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