はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

再演と続編とリメイクと実写化と・・・ 。

2020-02-23 09:32:00 | 気になる:テレビ番組
舞台でも、ドラマ・映画でも、アニメでも、再演・続編・リメイク、そして実写化はよくあります。
 
舞台に関しては、「宝塚」「東宝ミュージカル」「劇団四季」はキャストや演出・脚本を変え、何度も再演されてますね。
 
その時のキャストで、その時の最高のものを見せてくれている・・・とは思うのですが、衝撃的な初演や、思い入れのある上演回の印象が強いと、せっかくの再演も、はぎおにとっては残念なものになってしまうことが・・・。(なんというか、作品の重み・深さが違うというのか)
それに、名作とはいえ、頻繁に繰り返されると、少々飽き気味になり、作品そのものの価値も下がってしまうような気がして。
 
反面、久々の上演だと、新しいキャストや演出がどんなものか、期待値も上げてしまうのは勝手なもので(特に宝塚は「この人にこの役を演じてもらいたい」願望がありますからね)ただ、やる側の皆さんは背負うものも大きくなって大変ですよね
 
 
「グランドホテル」
宝塚で衝撃を受けた作品。その後、全く別の演出、セットで見たのですが、なにかしっくり来ないし、あまりハマらなかった。原作は同じなのに。
脚本や演出なのか、キャストなのか、セットなのか・・・
(宝塚版12)(別演出
 
 
 
続編はキャスト変えて、ストーリーも追加?のような感じですが、作っていくごとに時代背景も変わっていくから、ある意味「新作」として気持ちを切り替えて見た方が良いのでしょうか。
ただ、こちらも「1作目」に思い入れが強いと、続編作らなきゃよかったのに…と思うことも多くてね
 
 
 
片や、ドラマ・映画・アニメのリメイクは、またちょっと違ってきますね。
どうしても放送時の「時代背景」が違うので、特に、思い入れのある作品となると、『今この作品を「リメイク」することに、意味があるのか?』とさえ思ってしまって。
 
 
なにせはぎおは、今でも、昔のドラマばかり見ている、ある意味時が止まってる「昭和」の人間なもので
単純明快、勧善懲悪に慣れすぎてるのかもしれません。
 
 
リメイク作品も、ものすごいエネルギーをかけ、プレッシャーと戦いつつの製作で、きっと、今の最高の出来になっていると思います。
ただ、登場人物像や社会背景を掘り下げ、リアリティやつじつまを追求しすぎて、おばちゃんには1回見たくらいでは意味が分からないものになってたり。

先日、ふと見た(またまた出ました)「ヤマト」なんて、当時はアニメだけでなく小説も読んでたのに、新しい作品は、内容が複雑すぎてちんぷんかんぷん・・・・
ある意味「勢いと適当さ」が通用した昔の作品と比べて、多分今の方が整合性もきちんと取れてるし、映像もキレイだし、旧作をベースにオリジナリティも加わって「ちゃんとした」作品になってました。だけど・・・「世界観」もだいぶ変わり、登場人物の人格もかなり変更されてたし(いや、本来旧作でもこうなるべきだったのかもですが・・・)
これこそ「新作」として、別物だと割り切って見るべきなんでしょうけど・・・
 
はぎおにとっての「宝物」が全く違うものに変わってしまった気がして、旧作ファンとしてはかなり残念で
 
今時の若者たちは、こういう深くて難しい内容をすんなり受け入れて楽しんでる…賢いのですね 旧作も、今見直すと結構深かったりするんですけど、単細胞だった子ども時分には知る由もなく、「重厚感のある雰囲気」とキャラクターが好きだったのかな。
逆を言えば、今のリメイク作品を見て育ってたら、ファンになったかな??

ただ、リメイク作品を通して、旧作を知ってくれたらおばちゃんも嬉しいかな。
作品の出来栄えとか時代背景が全く違うので「古臭さ」とか「違和感」ばかり感じるかもしれませんが、「これが原作か」と深く考えずに楽しんでもらいたいな~
 
あと、以前も書きましたが「天皇の料理番」や、 「大岡越前」など、過去の名作ドラマもリメイクされましたね。そういえば、2時間ドラマや「金田一耕助」なんかもキャストを変えてずっと続いてるシリーズも多いですね。
「大岡~」は、演じ手が変わっただけで、ベースや基本は同じ。昔ながらのファンとしては、いろいろ思うところもありつつ、嬉しいリメイク。
「天皇~」は、当時の時代再現を丁寧に、さらに重厚に、感動的に仕上がってた気がしますが、旧作は海外ロケもありつつ「スタジオドラマ」が基本。でも、見る者をくぎ付けにする「力」があった気がします。
 
 
長々と書いてしまいましたが、どちらがどう・・・ではなく、もうこれは「好み」の問題なんでしょうね。
書きながら、何となく気づいたことは、「再演」「リメイク」されるものって、旧作が多くの人に愛された作品ということなのかな~ということで。

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