はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

サスペンスは「消滅」ではなく「完結」で。そして「新作」 。

2023-03-19 09:13:00 | 記録:刑事ドラマ・サスペンス

2時間ドラマ、サスペンスが大好きだ!と何度も書いています。
刑事ドラマと時代劇と、2時間ドラマで育ってきたようなものなので

 
今年に入り、テレ朝の

「十津川警部シリーズ」
「終着駅シリーズ」
 
が終了した。
どちらも、主役が変わりながら、30年以上続いたシリーズ。
このシリーズは時々見る程度だったけど、やはり寂しい。切ない気持ち。
 
そして、ついにフジテレビの看板サスペンス

「赤い霊柩車」シリーズ

も、30年、39作でファイナルを迎えた。
 
フジテレビHPより
 
このシリーズは、結構好きでねぇ。
再放送を含め、恐らく30作くらいは見てると思う。
 
葬儀社の社長が殺人事件に巻き込まれて、事件を解決する・・・という、サスペンスにありがちな
「実際にはあり得ない設定」
が好きでね。
 
設定もだけど、片平さんや、神田さん、若林さん、紅葉さんなどなど、2時間ドラマでお馴染みの、しかも息の合ったキャストが良くて。
そしてなにより、喜劇界の生ける伝説(笑)大村崑さんの、喜劇が唯一楽しめる、地上波の番組だったから。
 
ちゃっちゃとやれ!
 
って、社員にげきを飛ばしながら忙しなく動く、商魂たくましい「一級葬祭ディレクター
今回、グータラ?社員の良恵さんが「パワハラ」ってからかってましたが(時代だよね)、あの威勢のいい声が「番頭はん」って感じで、令和の時代に存在してることがもう楽しい
 
コロナ禍で、しばらく新作がなかったようですが・・・今回、久々にキャスト全員がそろって、新作でファイナル、という形になったようで。。
 
 
その間に、すっかり世の中が変わり、確かに、葬儀の形も大きく変わってしまった。
そういう「世相」を上手く取り入れられていて、正直、最初と最後だけ見ればいいかな?と安易な感じで見始めたのに、最後まで見入ってしまったよ。
 
皆さん、歳を重ねられて(特に狩谷警部を演じる若林豪さんがとてもお痩せになられて)、時の流れを感じましたが・・・
そこはやはり、芸達者ばかり。そして、ゲスト出演の、松下由樹さん、榎木孝明さん、羽場裕一さん、奥貫薫さんなどなど、サスペンスで同じの面々が脇を固め、ドラマとしても、とても見ごたえがあり、素敵なラストでした。
御年91歳の一級葬祭ディレクターも、檄を飛ばしてね!
 
 
2時間サスペンス、シリーズもの。かつては、毎日のようにあったのに、いつのまにかドンドン消滅していった。
本当に寂しい。
 
「消滅」でなく、せめて「最終回」として終わらせてくれたら、見てる側も仕方ないのかな?と。
特に今回は、キャストの高齢化、という問題もあったしね。
 
これで、地上波からは、サスペンスシリーズが完全に終わってしまった感じ。
 
 
 
ただ、BSでは密かに、新作が生まれてるんですよ。
実は昨日も、BS-TBSで
 
 
ん?ホテルマン?藤堂?
これって、あの「HOTEL」シリーズの藤堂マネージャー?
と思いながら見たら、やっぱりそうだった
もう、なんでもありですわ、サスペンス。
 
マンガも読んでたし、実写版はやはり、男の色気あふれて、貫禄のある名優松方さんのイメージ。
今回は、事件解決に動き回るという設定で、演じるのは内藤剛志さん。
もう、今のサスペンスの帝王は、彼しかいないのかしら(好きですけど)
なかなか、面白かったです。
 
 
やっぱりね。
サスペンス、ありえない設定にツッコミ入れつつ、事件解決まで犯人捜しするのが楽しいんですよ。
あとは、旅情豊かな景色。普通では知らない職業。いろいろ学びました。よくできてます。
 
今回の、「赤い霊柩車」ファイナル。
サスペンス離れで、各局が撤退していく中、見てる人も少ないだろうと思いつつ、リアタイでTwitter見てると・・・
キーワードがいろいろとトレンド入りしてたりして。
やっぱりみんな好きなんじゃない!って。
そして誰もが、「みんながそろってファイナル迎えてよかった」という、見守るような気持ちで見ていたのが、私も嬉しくなっちゃった。
 
 
地上波は、もう、低予算のバラエティばかりで、正直飽きちゃいました。
BSであろうと、CSであろうと、サスペンスの新作ができれば、見ますよ!

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