はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「常盤貴子 本と旅するポルトガル ~三島由紀夫に導かれて行く 南蛮文化のふるさと~」

2011-11-29 19:15:27 | 記録:旅

先日、常盤貴子さんがポルトガルを旅する紀行番組を見ました↓

BS朝日
「常盤貴子 本と旅するポルトガル ~三島由紀夫に導かれて行く 南蛮文化のふるさと~」

 

なぜ見たかと言いますと…

「ポルトガル」

を旅していたからです。

 

恐らく、このブログでも何度か書いたと思いますが、10ウン年前、まだ20代だったころ、会社の同僚2人と、年末年始の10日余り、ポルトガルを旅したことがありました
何故ポルトガルになったかはっきりと覚えていませんが、行先の候補に挙がった時、はぎおも何となく行きたいと思った場所でした。

 

往復の飛行機と、宿だけ手配して、あとは行き当たりばったり。
(完全に2人に付いていくだけでしたが
現地で市電やバス列車飛行機を乗り継いで、国の真ん中にある首都リスボンから北部のポルトまで縦断。
いろんなことがあった、まさに

珍道中

でした。

でも、年末のカウントダウンを初めて(もう最後かもしれないけど)海外で迎え、本当に今でも鮮明に覚えている、楽しい旅でした。

 

 

三島由紀夫がこの国を訪れ、文章に残していたことは知りませんでしたが、彼の大ファンの常盤さんがこの本を読み、この地を訪れることが念願だったそうです。
確かに、番組での彼女は、憧れの地だったせいか、子供のようにはしゃいでました(あんな常盤さん、見たことない!)
それを見ているだけで、こちらまで楽しくなって。

それに、彼女が訪ねた場所は、、当時はぎおたちが回った場所のほとんどだったので、余計に懐かしさを感じて、10ウン年前にタイムスリップしたかのようでした。

リスボン 「ベレンの塔」「発見のモニュメント」「ジェロニモス修道院」

ポルト ポルトワインの工場「サンデマン」

シントラ  「シントラ宮殿」「ペナ宮」

…などなど、ポルトガルは「世界遺産」に指定されている建築物がたくさんあります。
その時は恐らく、そんなことは知らずに見ていたと思うのですが、今思い返してもどの場所も歴史の重みを感じる、本当に素敵な場所でした。

 

ただ、常盤さんもラストに話していましたが、そういう遺産も素敵だけれど、この地は

人の温かさ

が魅力だと、今でも思っています。

に迷っていた時、周辺にいた地元の方が集まってきて、「あ~でもない、こうでもない」とみんなで探してくれたのです。
その時は結局よく分からなかったのですが、今となってはそれが微笑ましくて
全体的に、昭和30~40年代の「懐かしい日本」って感じがしました。

 

建物も、赤い屋根に白い壁、石畳、「アズレージョ」という青色で絵付けされたタイルが印象的ですが、恐らく三島由紀夫、壇一雄が訪ねた半世紀近く前とほとんど変わらない風景が未だに広がっているはずです。
ただ、狭い敷地、細い路地の街並みを歩いていると、今なら

「尾道に似ているかも」

って思ったかもしれませんね。

確かに、ポルトガルは魚料理が主流で、米も食べます。
なので、食事は日本人向き、かなり美味しかった記憶があります

 

今は経済不安のようで、あまりいいニュースを聴きませんが街は、そこに住む人々はきっと変わらないんだろうな~と、番組を見ながらひたすら懐かしくなりました。

あ~また行きたい

あの時行った場所、行けなかった場所、ポルトガル全土すべて廻りたい…
それから、三島、壇、両氏のポルトガルについての文章も読みたくなりました

その前に、やっぱりポルトガル語を勉強しなきゃ


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