はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

昨日は「ひな祭り」 。

2021-03-04 08:21:00 | 記録:旅

昨日は3月3日。「ひな祭り」でしたね。

1日経って、しかも半世紀生きてきて、今さら・・・と思われるかもしれませんけど


先日、近隣で「まちのおひなまつり」イベントがあったので、ちょっと足を運んでみました。
散策したい気分だったので、軽い気持ちで。

 

車を置いて、散策を始めると、古い街のあちこちに、提供されたと思われるひな人形が置いてありました。
人形といっても、顔はそれぞれ。表情を見ているだけで面白いです。
(実は、大量の人形が集まるところって苦手なんですけどね

 


そして、地元の子どもたちが石に描いた人形さんたちも。
これが可愛いんですよ~

 
 
フラフラ歩いてると、こんなお店が。まだやってる
家の造りだけみてると、江戸か明治か。そんな感じ。
まだこんな出前道具のついたスーパーカブ、あるんですね。

 
さて、このあたりからイベント会場。
マップは事前に見ていたのですが、歩いてみると入り込み過ぎてよくわからず、適当にフラフラと歩いていたら辿り着いた、という感じ。
 
最初に訪ねたのは「宗光寺」。
参道から、重厚な山門と、赤いじゅうたんが目を引きます。




その石段に敷き詰められていたのが、子どもたちのひな人形。
それぞれが、本当に表情豊かで、微笑ましく。

石段を上がり切ると、誰もいない、静かなお寺の表情。
まだ朝早かったからかな?
やはり、神社仏閣、古刹はいいですね。こころ癒されます。
ここから、町並み、そして、海も見えました。
 

さてお次。
このイベントのメインになるのかな?
赤い鳥居が目印の、「大島神社」へ。
新聞で、もともと8基の鳥居を、数十基に増やしたと読んでいて、どんなものかと興味津々で行ってみると、宗光寺の坂を下り、角を曲がると、鮮やかな鳥居の数々が目に飛び込んできました




初めて来たのですが、狭い住宅地の中に、突然現れる赤い鳥居に、本当にびっくり
ここにも、子どもたちのおひなさま。
このお祭りでなくても、ちょっと窮屈という印象もありましたが逆に、何もない、静かな時に改めて来たいな~と。
 



こちら↓は、裏口?神社に楠は欠かせませんね。

 
 

裏口から抜けて、お隣の「妙正寺」へ。
こちらはイベントに参加していないようで、誰もいませんでしたが、日蓮宗の古刹は、渋くて重厚感があって、落ち着きます。華美な装飾のないこういう造り、好きだな~









ここからも、町並みや海が見えますよ。



さて、大島神社に戻って下り。
途中の道。近隣の尾道は坂で有名ですが、この町も、こんなに細く、しかも急こう配の道が続いていて、住むのには大変だなぁ~と。たまに来るには、迷路みたいで楽しいけど。


 

最後に訪ねたのは「正法寺」。こちらも古刹のようで。
規模は小さめでしたが、山門と赤いじゅうたん、そして青い空が印象的で、楽しい散策となりました。



そういえば、花を撮ってないな、と思っていたら、石段を登った先に、まるで生け花のように桜と椿が並んで咲いていました。



ちょっと肌寒かったですが、高低差のある心地よい散策で、良い気分転換になりました。

 

 

 

最後に、ひな祭りの思い出を。

うちは毎年ひな人形が飾られます。子ども時代はもちろん、家を出たときも、同居の今も。
母が未だに出すのです。「おびな」と「めびな」の二対。

我が娘を思う・・・というよりも、別の思いがの方もあるのかな、と。

 

はぎおの子どもの頃は、友達の家では「七段飾り」がブームでした。

なので、当時は「何でうちは二対だけなんだろう」とずっと不満でした。その経緯を聞くまでは。

 

それころ半世紀前、小柄だった祖母が、友人知人もいない土地に嫁いだ娘(母)のため、公共機関を乗り継いで、何百キロも離れた見知らぬ地にまで、一人で直接持ってきてくれた、と大人になって聞きました。その想いを、母が大切にしているためだと。

 

出したり片付けたりすることで、母も、亡くなった祖母と会話してるのかな?
気がつけば出してあり、片付けられています。
小道具はぼろが出ていますが、毎年出して空気に触れているので、顔や御髪、お着物も半世紀前のままのように、とてもキレイです。

(おかげで未だに独り身ですが💦それだけが原因じゃない?!)


その時間を邪魔しちゃ行けないかな?(言い訳か😝)ということで、お恥ずかしいことに、はぎおはお手伝いすることはなかったのですが、母も足腰が弱くなってきている昨今。そろそろ、片付けだけでもお手伝いしようかな。


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