宝塚音楽学校文化祭

毎年気になる初舞台生。彼女達が入団前に音楽学校で学んだ集大成として文化祭が行われます。
最近その様子がＣＳで放送されるようになって、とても興味深く見てます。
実はここ数年、大劇場を訪れるたびに文化祭のパンフを買ってたりして。

先日、寝る前にチャンネルを変えたらたまたま今年の「文化祭」が始まって、結局最後まで見てしまった。
去年も見たけど、ダンスを踊る「蒼羽りく」ちゃんにもう釘付け。今では研２ながら少数ダンスナンバーに入るほど。お陰で他の人に気づかなかったから、もっと熱心に見ておけばよかった。

今年は演劇に注目。だって宝塚きってのシャープな演出家正塚先生の作品だったから。学生達が演じるにはきっと難しかったと思うけど、まるでバウホールのワークショップを見ているような高い演技力を見せ付けられた感じ。

芝居を稽古する一人の若者。そこにあらわれるもう一人の自分「影」。次第に芝居か現実世界かわからないストーリーが展開していく。

メンバーを２組に分け、公演。中でも注目したのは１部の主人公と「影」、そしてメイドを演じた３人。
はぎおが驚いたのが「影」を演じた「漣レイラ」さん。写真で見る限り可愛らしい「お嬢さん」ってところですが、大柄で、何より芝居が自然。間もいいしかつ舌も滑らか。ダンスや歌は未知数ですが、早く本公演で見たい
同じく、間がいいと思ったのが主席の「仙名彩世」さん。受験特集できびきびとした言動をよくテレビで見てたけど、コメディのセンスがあるなぁと。歌もダンスもイケそうだし、この人もいつか本公演で活躍するんだろうなぁ。
主役を演じたのは「和海しょう」さん。小柄だけど３拍子揃った感じで、そうだなぁ～現役だと「音月桂」ちゃんぽいかな。

２部主演の「珠城りょう」さんも芝居心がある感じ。
他にも居たけど、名前がわからなくて・・・・。

ただ、最初にも書いたけど、現役生でも難しい正塚先生のシンプルな作品を、皆さんよくこなしてたと思います。（な～んてえらそうに）

歌にも、ダンスにも注目の人がたくさんいましたよ～


学生時代は成績順だけど、入団してからが勝負。最初は？？？だったとしても、「華やかさ」「堅実さ」「芝居心」・・・いろんな魅力で注目されて、役がつくようになってくるんですよね。だから、今主演しても、これから活躍できるかどうかはわからない厳しい世界・・・

とにかく人材不足の昨今、みんな末永く劇団に残っていろんな場面で活躍してほしいなぁ・・・・
がんばってくださいね。


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