はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

それぞれの捉え方 。

2024-01-07 13:25:24 | 雑感

今、本来ならお正月に生中継されるはずだった

「ウィーンフィル ニューイヤーコンサート」

の録画を視聴しながらこの記事を書いています。

 

のどかに過ごしていた1月1日。一年で一番気が緩んでいる時期。まさか、立て続けにあんなことが起きるとは。
今はテレビ番組も普通に戻りましたが、気持ちはモヤモヤしたままです。

 

先日「知らないニュース」の時にも少し書きましたが、最近、海外のニュース番組も見るようになりました。
BSで、欧米やアジアのニュースを毎日放送していることに、最近気づいたもので。

もちろん、ピックアップされたものだとは思いますが、日本のようなゴシップ的なものはありません。
戦争や労働問題など、淡々と、でも要所を捉えて報道しています。

年明け、海外でも能登地震や航空機事故のニュースが報道されていました。
地震に関しては各国の支援の話題、航空機事故に関しては乗務員の対応についての賞賛。
他国のニュースを、冷静に報道しています。

 

国内を振り返ると。
地震は、被害の現状ばかり。
もちろんそれも必要ですが、今、何が足りなくて、どうしたら支援できるのか。
そういう情報がほしい。恐らく、多くの方がそういう気持ちだと思います。
少しずつ、他県から災害支援のプロの方が現地に向かっているとのこと。少しでも早い復旧ができることを願っています。

あと、気がつけば、批判や偽情報が飛び交う。
当日、テレビで、アナウンサーが大声で「逃げて」と叫んでることに、揺れのなかったこの地でも、ちょっとこれは普通と違うぞ、と思ったのですが、「大袈裟だ」と批判もあったようで。
結果、津波の被害も大きかった。
批判した人たちは、あの東北の震災も他人事、もう遠い過去のことなんでしょうね。

 
そんな中、火事場泥棒が出ているという話。噂ではなく、事実のようです。
この件に関して、あるアーティストがある意味暴論を発信し、批判を浴びてるようですが、批判されるべきは泥棒であって、彼ではない。私も、こんな卑怯な人たちは捕まったら重罰にすべきだと思います。
 

これだけ時代が進んでいるのに、起きて数日経っても被害の全容がわからない。
物資が届かない、ライフラインが復旧しない。そして、災害が起きると毎回同じことの繰り返し。
最近ネットが発達し、AIが進化して、と騒いだところで、肝心な時に使えないし、悪用する人が増えるばかりで、結局は、不測の事態を予想できない、災害救助・復旧に役立たない。
結局、人の力、人情、そしてアナログが強い。そう思いました。
 
 
まだまだ簡単に「援助」などできないと思いますが、物資は少しずつ届いているようで。
でも、それをさばく・行きわたらせる人手が足りていないように感じます。
被災者の方たちが互いに助け合って、炊き出しを行っているとか。
停電・断水の中、雪の予報。神様っていないのかな・・・といつも思う。
そんな中の泥棒ですよ。許せないです。
 
落ち着いた頃には、多くの人がボランティアで現地に行かれるでしょう。
炊き出しと言えば!の事務所も、ボランティア活動に積極的だった事務所も、今はない。
むしろ、目立つことをすれば「売名」と言う。
支援も難しい今日この頃ですが、いろんな方が、様々な方法で立ち上げてるので、できることは参加したい。
 
まだ状況が不明な1月2日。
せめて募金でも・・と思っていつも活用しているサイトを立ち上げると、すでに8億円!
目を疑って、桁を数え直したくらい。
今日7日現在で、17億円に達していました。
このお金がいつ、どんな形で被災地に届くかわかりませんが、「人の力」はやっぱりすごいと思う。

 
 
航空機事故も、地震さえなければ起きなかったかもしれない、不幸な出来事。
あれだけの大惨事。一報を聞いた時は、地震発生くらい胸がザワザワしたけれど、不幸中の幸いというべきなのか、日航機の乗員乗客から被害者が出なかったことが、未だに信じられない。
海外からは、乗務員の対応に対して、
いち早く賞賛の声が上がったというのに、国内はいろいろと批判があるようで。
もちろん、原因の追究はすべきだと思いますが、なんか、違う方向に行ってるような。
 
 
海外から、対立関係の国、国交のない国でさえ追悼や支援の表明があり、事故の対応に関しては賞賛を受けたのに、国内ではマスコミも含め、重箱の隅をつつくような批判が多数。自分たちを貶めることが報道だ、正義の意見だ、という国が、将来幸せになるのかなぁ・・・と漠然と思う年始の出来事でした。
 
 
繰り返しになりますが、能登地方はもちろん、広範囲に広がる被災地への支援・復旧が少しでも早くできることを願っています。

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