被災地へ絵本を贈るプロジェクト―― ピコの会(小学校で絵本の読み聞かせをしている母親のG)

東北・関東大震災で避難している子ども達に絵本を贈りたいと、読み聞かせをしている母達が立ち上がりました。

いちごの思い出し仙台日記 13

2011年06月19日 | 日記

人間の記憶とは曖昧なものだ 
今回の目的の1つである 被災地で子供たちに、本を読み聞かせしてくる事
Sさんの紹介で実現できたのに それは今日の出来事ではなくて昨日のことだった

さかのぼること21時間

11:30  名取市文化会館へ



土地勘もないし事前の下調べもなく、ホテルルートイン名取の隣という事だけを頼りに目指したので入口が分からずウロウロ…
正確に言うと間に法務局がある そこを通り越して行くとガラス張りのおしゃれな空間になっている、ガラス越しにテレビでよく見た段ボールの囲いが見え
間違いなく避難所なのだが、小さなドアはあるものの入ってはいけないような雰囲気とひと気も無い、勝手に入ってもいけないだろうし…
この文化会館は平成9年10月1日開館し、1300名ほど入る大ホール・中ホ-ル・小ホール・会議室 ・講義室 ・和室等の施設があり、とにかく大きい 
とりあえず、一人が他の入り口さがしに行き、係の方を連れてきてくれた
子ども広場で読み聞かせをしてもよいとの事なので 案内していただいたが、係の方も最近こちらに配属されたばかりでこの広い敷地をすべて把握していなく
外だと思っていた様で 周囲700メートルほどもある建物の周りをグルグル… 結局1と3/4周し、正面玄関へ行き、建物の中へ
入口に受付があり、誰でも簡単に入れるわけではない そのすぐ脇で、薄暗い中、小学生くらいの男の子5人が、パソコンでゲームをして遊んでいた
大ホールに続く幅の広い通路(↓)に被災者にの方々が生活されていた じろじろ見てはいけない気持ちになった


                  流石に写真は撮れなかったので場所だけ

 カレーの匂いがしてきた、人影が少ないのは食事時だったからだ 静かに脇を歩いていき大ホールロビーへ(↙)



右手に子供のおもちゃが乱雑に置いてある そこが子ども広場だった でも横にゴミ置き場になっている
整理されていないおもちゃは人手が足りないことを物語っていた 思わず整理整頓したくなった
3歳と小学1年生くらいの姉妹が遊んでいた 親の姿はなかった ほどなく館内放送があり、読み聞かせの案内をしてくれた 
しかし、子供達は集まらない…そういえばここまで来る間、ほとんど子供達にあわなかった パソコンの少年たちくらいだ 
ソルトさんとpianoさんがリコーダーを吹きながら呼び込みに回る事にした 
その間 子供とお話して待っていた 後から来た2年生の女の子と先ほどの姉妹がお互いに名前を聞き合っていて、初対面だった事にびっくりした
あまり交流が無いのかな?

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2 コメント

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お役に立てて良かった! (kiko)
2011-06-20 16:27:13
京都に住む、寺小出身の子を持つ親です。
寺小を離れて7年目に入りました。

「協力して!」とピコの会の今でも続く友人kさんからメールをもらい、早速、本集め。
私も京都の友人に協力を得て、少しだけ協力でき嬉しく思っています。
有り難うございました。
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kikoさん (いちご)
2011-07-02 18:38:17
遠くからありがとうございました
ご友人さんにも声をかけていただいて
環が(和かな?)広がって嬉しいです

私の下の娘は寺小を卒業して5年が過ぎました
こうやって、今でも皆と関わりあえて幸せです
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