


トイレで発見された女性は手首を切って自殺を図り、出血がひどい。
彼女は、北朝鮮政府高官の娘だった。
病院内は緊急警備地域に指定され、ドギョンも入れない。
ジソン 「協力してくれ。」
ドギョン「のけ者にされて、どうやって協力しろというの!!」
ジソン 「彼女の第一発見者は清掃係だそうだ。警備を万全にしてほしい。」
ドギョン「心配しないで!警備のやり方ぐらい知ってるわ!!」


病室で、ジソンとミョンウ。



元カノが気になって、気になって…、つい



ミョンウ「病人は危険な状態は脱したケド、大きな病院に移す必要があるわ。」
ジソン 「ダメだ!」
ミョンウ「約束があるんでしょう?行ったら?」
ジソン 「彼女の意識が戻るまでココにいる。」




病人の意識が戻る。 彼女は偽造パスポートを使い、留学生として入国していた。
ジソン 「入国の目的は?」
高官の娘「もし入国できないのなら、亡命させて下さい。」
ジソンの上司は亡命に断固反対し、速やかに帰国させるようにと言う。
上司「近日中に北と南の政府高官の会合が開かれる。
亡命させるにはタイミングが悪い。問題を起こしてはならない。」
高官の娘とミョンウ。
娘 「お願いがあります。助けて下さい!!」
彼女には恋人がいて結婚したかったが、身分が違う為に叶わず、二人で逃亡しようとした。
男はすべてを捨てて韓国に来たが、彼女は出来なかった。
男を捜してとジソンに頼むミョンウ。
ミョンウ「彼女は偽造パスポートを使って入国した。勇気がいるコトだと思うわ。」
ジソン 「偽造パスポートで入国して、男に会って帰る。
彼が裏切られるのは一度でたくさんだ!!」
ミョンウ「彼女は謝りたがっているの。捜してあげて!!」
ジソン 「イヤだ!なぜ君は彼女を助けるんだ?
オレの知っているソ・ミョンウは、男の為に自殺を図る女を軽蔑するハズだ!!」
ミョンウ「アナタは違うでしょう?」
ジソン 「(ため息をついて)こんな生き方はもうイヤだ!!」


ジソンとドギョンが、カフェテリアで会う。
ジソン 「食事の時間がとれたんだね。」
ドギョン「よくそんなに食べられるわね。」
ジソン 「考え事をしたくない時は、食べた方がイイ。」
離れて座る二人。 ジソンは大食い






食べるのに夢中になってると、ジウ姫にデカイ オデコ


ハジュンがNISヨジャにつかまる。
ハジュン「オンナのくせに、何て力が強いんだ!!」
ヨジャ 「一晩中付合うって約束でしょ!!」
飲みに行く二人。 メチャメチャ酒が強いヨジャ。
ヨジャ 「私のコトどう思う?NISのオトコは私を怖がってるみたいなの。
私は何だって食べちゃうのよ。(ハジュンに向って)チュッ

たじろぐハジュン

ハジュン「病院にいる患者は誰?」
ヨジャ 「ヒミツだから言えない!!」
ハジュン「わかったよ。チョット聞いてみただけ。」


ハジュンとヨジャが朝まで一緒だったところを、大家アジョシ&姪に見つかる。
会議に遅れるハジュンを、皆が拍手で迎える。
本部長 「昨夜はNISに潜入したそうだね!!」
ハジュン「誤解しないで下さい。病人についての情報を聞き出しただけです。」
(結局ヨジャは喋っちゃったのね~








一度通り過ぎるが引返して、「乗れよ!」
ミョンウ「ありがとう。遅れるところだったわ。私、空港で働く方がイイと思ったの。
働くアナタの姿を見るコトができる方がイイと・・・
アナタがカイロに行ったと聞いた時、慌てたわ。」
ジソン 「そんな話はやめろよ。過去のコトは言うな!!」


動画は


ミョンウを送った後、ジソンは高官の娘の恋人を捜しに行き、空港に連れて来る。
そこで上司に見つかり、脛を思いっきり蹴られる。(痛

上司 「オマエ、何やってるんだ!!」
ジソン「知らないフリをして下さい!!」
上司 「オマエが来てから、お先真っ暗だ!!」
ジソン「会わせてもイイですか?」
上司 「好きにしろ!!」



小粒な上司


二人は病室で再会





ジソンが見てるのは、再会した2人ぢゃなく…、ひたすら元カノです

ドギョンの妹に、おばから彼女の連絡先を知らせる電話が入る。
妹はドギョンに電話するが、彼女が出ると切ってしまう。
2人はドギョンのオフィスの前で偶然出会うが、妹は何も言わずに走り去る

朝、大家のアジョシの家。
上司から電話。 空港の排水用の水門付近でフクロウの死骸が発見された。
上司「空港周辺を、すぐに銃器使用禁止にしろ!もうすぐ北の要人が来るんだ!!」



「まだゴハン食べてないのにぃ…」 んが、しっかりスプーンも舐めてます

水門付近の捜索が行われる。 ジソンとドギョンも到着。
ジソン 「北から要人が来るので、今日からココは軍の責任下におかれる為、
一般人は銃器の使用が禁止されます。」
ドギョン「今回も、アナタの言うコトを聞かなければいけないの?」
ジソン 「オレも指示に従っているだけだ。」


空港の入り口で妹を待つドギョン。
ドギョン「何か飲む?」
妹 「フライトの前は飲まないの。それに、もう行かないと。」
ドギョン「忙しいのね。今でも風邪をひきやすいの?」
妹 「パイロットに大切なのは健康よ。私は大丈夫。」
ドギョン「こんなに大きくなってるなんて・・・」
妹 「私はお父さん似なんですって?」
ドギョン「彼は元気よ。ドイツとの国境近くに住んでいるわ。」
妹 「ママも元気よ。ロスでクリーニング屋をやってるコトは知ってるの?
ママの話はしたくないんでしょう?」
ドギョンの部下が、妹に広報誌のインタビューを申し込むが断られる。
妹は怒ってドギョンを呼び出す。
妹 「二人でインタビューを受けて、何を話すっていうの?
私たち、この世で最も親密な姉妹ですものね!!笑顔で写真でも撮るの?
私には言いたいコトがある。何故パイロットになったかよ。
それは、チケットなしで飛行機に乗れるからよ!!
幼い頃、チケットがなくて、飛行機に乗れなかった。姉さんは行ってしまったのに!!」
ドギョン「アナタに対して責任を感じる必要があるの?」
妹 「姉さんは悪くないわ。私を除け者にしたのは義理の母よ。
彼女は、従順で賢い姉さんがお気に入りだった。泣き虫の妹は嫌われたのよ!!
祖母の家がイヤだったのは、姉さんだけだったワケじゃない。
私だって、父さんのところに行きたかったのよ!!」
ドギョン「私も幼かったわ。10歳だったのよ!!」
妹 「子供ですって?姉さんはズルかったわ。クレヨンがないから絵が描けないって
私を買い物に行かせておいて、自分は空港に行った。それが子供のすること?」


泣かない強い女でいたいのにぃ…「だけど涙が出ちゃう、女の子だもん


鳥が機体に衝突する事件が発生。
ドギョンが対応にあたる。
航空会社の社員「小鳥でも、フライト中にエンジンに巻き込まれたら大惨事になる。
皆殺しにしてくれ!!」
患者を搬送するミョンウを、じっと見つめるジソン




患者を搬送する飛行機の中で、ハジュンとドギョンの妹が再会。
ハジュン「ドギョンは韓国に戻ってから、ずっと君のコトを捜していたんだよ。」
妹 「そのコトは言わないで。わかってるから。私はもう子供じゃないのよ。」


妹の操縦する飛行機を見送るドギョン。 ジソンがやって来る。
ドギョン「あの飛行機は、妹が操縦しているんです。アナタは誰を見送りに?」
ジソン「かつて愛した女性が乗っているんです。3年経って、すべてを忘れようとしたが、
今でも彼女は美しい。そして、まだ私の心を乱す。」 (エ~~っ

ドギョン「私の知っているヒトですか?」
ジソン「ええ、ソ・ミョンウです。」 (ジソンって、ずいぶん率直だな~



鳥対策の会議が開かれる。
第二滑走路の閉鎖が決定され、空港は大混乱に陥る。
2日以内に鳥問題を解決しなければ、第一滑走路だけでは週末の利用客に対応できない。
