ヒトラーは民主主義や社会主義、資本主義の影にユダヤ勢力の企みがあることを、見事なほどに読み取っていたことが、ベルリン陥落時に発見された彼の口述文書から見て取れます。ヒトラー第二の書―自身が刊行を禁じた「続・わが闘争」 アドルフ ヒトラー (著), Adolf Hitler (原著), 立木 勝 (翻訳) から抜粋してご紹介します。
●『十九世紀になると、ユダヤは利子の思想に基づく金融資本を作り上げ、それを通じて諸国家の経済を内部から支配する地位を手に入れた。最後には、株式保有という詐欺を通じて生産拠点の大部分を所有するようになり、さらには証券取引所を利用して徐々に公的な経済生活を支配していき、ついには政治生活をも支配するようになってしまった』
●『このユダヤ支配の手段となっているのが、フリーメーソンリーを使った国家の知的汚染であり、ユダヤ依存となった新聞業界である。ユダヤはブルジョア知識人の支配体制を破壊する潜在的な力を、新たに起こってきた「第四階級」である手職人たちに見いだした。これはかつて、ブルジョアジーが封建支配打破の手段にされたのとまったく同じパターンである。それと同時に、ブルジョアジーの愚かさと不誠実なまでの原則のなさ、さらには貪欲と怯懦も敵に利用された。ユダヤは職人身分の手職人たちを特殊な階級に仕立て上げ、これを今は諸民族のインテリ階層と戦わせている。マルクス主義はボルシェヴィキ革命の精神的父親となった。この恐るべき武器をユダヤは今、野獣のように、情け容赦なく振るっている』
●『ユダヤはヨーロッパ諸国家間の緊張を利用した。そうした緊張は、大部分が領土不足一般とそれに起因する理由によるものだったのが、ユダヤはこれを利用して、組織的に世界大戦へと諸国家を扇動したのである』
● 『彼らの目的は、伝統的に反ユダヤ主義だったロシアを破壊すること、行政においても軍事においても依然としてユダヤへの抵抗を示していたドイツ帝国を破壊することだった。さらには民主制に(ユダヤに依存し指導される民主制に)したがわない諸王朝の転覆をも目指していた』
■フリーメーソンが作った「民主主義」と「社会主義」
ヒトラーの政策は何故、反民主主義と反社会主義であったのでしょうか。それは両民主主義と社会主義は共にフリーメーソンが作り出したものであったからです。
フランス革命とアメリカの独立戦争は共にフリーメーソン等のユダヤ勢力が仕掛けたことを前にご紹介しました。フランス革命に大きな影響与えたユダヤ人の思想家ジャン・ジャック・ルソーは著書『社会契約論』で次のように語っています。
●『人もし随意に祖国を選べというなら、君主と人民の間に利害関係の対立のない国を選ぶ。自分は「君民共治」を理想とするが、そのようなものが地上に存在するはずもないだろう。したがって自分は止むを得ず「民主主義」を選ぶのである』
※「君民共治」:君主が国民に対して搾取者の位置になく、国民が君主から搾取されることのない政治体制。
前述の「ヨーロッパとフリーメーソン」とフリーメーソンの国アメリカ」に記したように、フランス革命以降起こった、「民主主義」はフリーメーソンが作り上げたものなのです。そして、驚くことにロシア革命によって誕生したソビエトの「社会主義」もまた、フリーメーソンがその世界征服戦略に基づいて作り上げたものだったのです。(中華人民共和国も同様にフリーメーソンの意図によって建国されました)
■ホロコースト
ヒトラーの反ユダヤ主義が招いた第二次世界大戦の悲劇として、アウシュビッツに代表される「ユダヤ人600万人の虐殺」があります。同様に中国が主張する日本軍による「南京大虐殺」について、近年の調査などでこの事件の真相がどうも不確かなものであり、故意に捏造されたものではないかという説が浮上してきています。
ナチス・ドイツ占領下ヨーロッパの諸国在住のユダヤ人の人口は、450万人で、戦後、約390万人のユダヤ人が補償金を受け取って居ます。国際赤十字の調査によれば、ドイツの収容所での死者の合計は約30万人と推定されています。これはあらゆる民族、国民、人種を含むものです。南京大虐殺も約30万人を殺害したとされていますが、当時の南京の総人口をはるかに超えてしまいます。南京から市民の姿が消えたなどという事実はありません。
イランのアフマディナジャド大統領は第二次世界大戦中の、ナチス・ドイツによる「600万人のユダヤ人ホロコースト」の数字は事実ではあり得ないと主張しています。今月の11~12日にイランに於てナチス・ドイツによるユダヤ人ホロコースト説について、その内容を公正に検討する、世界最初の国際的 学術的セミナーが開催されました。
事の真偽は皆さんの判断にお任せするところですが、第二次世界大戦後建国された「イスラエル」は、この事を盾に国際世論に訴え、ドイツを完膚なきまでに非難し牽制してきました。また同様に戦後建国された「中国」と「韓国」「北朝鮮」が日本批判の際にヒステリックに持ち出す日本統治時代への非難に、ある種の共通点があるように思われるのです。それは戦後、ドイツと日本が目覚しい復興を行い、再び軍事大国として彼等の脅威になることを防ぐ為に、ユダヤ勢力が仕掛けた重石と足枷ではなかったのでしょうか。
■なぜ冷戦は起こったか!
第二次大戦以降の長年に渡る「冷戦」は、米・ソに代用される自由主義国家と社会主義国家の対立の構図でした。この冷戦によってもたらされる軍事的緊張は世界を東西陣営に二分し、それぞれの国々を防衛の為の軍備拡張政策に邁進させました。
二度に渡る世界大戦は敗戦国だけでなく、戦勝国の国力をも疲弊させました。各国の国力を徐々に回復させながら、戦争を行わずに戦時体制を持続させるという、冷戦の構図は、実に巧みな金儲けの方法でした。誰が一番得をしたかを考えれば冷戦を仕掛けた犯人はすぐに分かります。それはご推察の通り、死の商人=ユダヤ金融資本だったのです。
■ソビエトのスポンサーはアメリカだった!?
また一説によれば、軍事大国ソビエトの膨大な国家予算を支援していたのは、アメリカであったという驚愕の話もあるのです。もちろんアメリカの背後にはユダヤ資本が控えていました。ベルリンの壁の崩壊に始まった社会主義体制の終焉は、実にあっけないほどの出来事でした。
崩壊直前のソビエト国家財政の危機的状況は長年の軍拡政策が原因ではなく、アメリカが資金をストップしたと考えれば十分納得が出来ます。また「ゴルバチョフ」の劇的とも言える西側諸国への歩みよりも容易に理解できるのです。何故なら、ソビエト崩壊の立役者「ゴルバチョフ」はフリーメーソンであったからです。
「アルバート・パイク」の書簡には「ソビエトはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役」と書かれていましたが、いずれにしろソビエトはその役目を終えたということなのでしょう。
冷戦の構図は自由主義国家と社会主義国家の対立でしたが、これは言い換えるならキリスト教国家対無神論国家の対立でした。ソビエトや中国という社会主義国家を創り上げ、世界を2分することは、彼等の「聖書の黙示録」に基づいた世界征服戦略のシナリオ通りの展開でもあったのです。ユダヤ勢力の世界戦略については後に解説したいと思います。
続く
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