以下、Yコーチからのレポートです。
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ラグビーマガジンCUP 関西ミニ・ラグビー交流大会2009
(各務原ラグビースクール該当分)報告メモ
日時:平成21年11月15日(日)
会場:パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社 エコふれあい広場
※1試合目(13分ハーフ) 各務原ラグビースクール VS 岡崎ラグビースクール
お隣、愛知県のチームが初戦の相手。今まで対戦したことがないチームです。
前半は会場の雰囲気に緊張しているのか、生徒の動きがやや硬く、アタックも継続しない。併せて、岡崎RSのきっちりと入ってくるタックルに苦戦していました。ディフェンスでは、キック処理が不安定でしたが、みんなでカバーして、大きなピンチにはなりませんでした。しかし、前半終了間際に相手ボールのスクラムから、展開され、インサイドに走り込んだ相手を見てしまい、先制トライを許し、0-5で前半が終了。
しかし、後半開始の相手ボールキックオフで、キックを受けた各務原BKが大きくゲインして、FWにつなぎ、ゴールに迫りました。このプレーで前に出るアタックが出来はじめ、数分後に相手ゴール前スクラムから、SOが飛び込んで同点のトライ!敵陣で相手ボールに絡めることが多くなり、接点でのボール獲得率が上がり始めます。その後、相手ゴール前に迫り、密集サイドをCTBが突破し、勝ち越しのトライ!終了間際にもマイボールスクラムから、SOがサインプレーで抜け出し、だめ押しのトライを挙げて、ノーサイド。15-5で勝ち、南京都ラグビースクールに圧勝した強豪・吹田ラグビースクールとの試合に駒を進めました。
※2試合目 各務原ラグビースクール VS 吹田ラグビースクール
2試合目は強豪・吹田RSとの対戦です。試合開始直後は相手のアタックをしっかり止めていましたが、裏へ蹴られたキックがきっちりチェイスしていた相手BKの胸に入るトライを奪われてから、理詰めで攻めてくる吹田RSの素晴らしいアタックの前に、トライを量産されます。各務原もいいタックルは出るのですが、全体的に高かったため、ボールを繋がれてしまいました。
後半に入って、前半よりはボールを持つ時間も増えましたが、吹田RSの厳しいディフェンスとタックル後の的確なジャッカルに会い、攻撃が継続しません。なんとか、1本取ってくれないかと思いましたが、無念のノーサイド。0-95の完敗でした。
この試合での吹田RSのパス・スキル(二人くらい平気で飛ばしますし、パスのスピードが速い。)、密集でのボールの位置をよく考えた働き掛け、献身的なタックル、みんなラグビーをよく知っていました。うちの生徒には「異次元の体験ができるかも」と話していましたが、まさしく、その通りの強さでした。
最後に、吹田RSの試合に臨む指導者の姿勢(試合が始まれば、生徒にほとんど指示をせず、静かに見守っていました。)、試合に出ていない生徒の応援態度が非常に素晴らしく、プレー面だけではなく、我々も見習わなければいけないと痛感した一日でした。