アドベンチャーワールドのペンギン王国２Ｆ、ずらりと並ぶジェンツーの巣の一つです。ジェンツーのヒナが「おなかすいた」と親にアピール。
親の口にすっぽりと頭を入れて、口移しで食べさせてもらいます。このスタイルで、野生では食物を奪いに来る鳥をブロックしています。
はい、おしまい。ヒナに食べさせる分、親ペンギンはヒナのいない個体よりもたくさんサカナをもらっているのだそうです。
丸焼き志願？ おたる水族館のペリカンたち、冬の仮住まいでストーブの暖かさを楽しむ図。このタイプのストーブは上部がさほど熱くならないようですが、ペリカンが裸足で乗っかると危険だからでしょう、囲いの上に板を置いてあります。昔の写真です。
アドベンチャーワールドの夕刻。カピバラがケープペンギンを包囲？ 遠巻きにして警戒中？ 実は出口に近寄りたいけどケープ集団がいるので近寄れないカピバラ、という感じでしょうか。
彼らはそろそろ業務終了。時刻になって飼育員さんが扉を開けると、彼らはそれぞれ自主的に宿舎を目指します。
前回お口の中をみせてくれた京都市動物園のフンボルト亜成鳥、お口を閉じてすまし顔に。
ほわほわの幼綿羽が抜け落ちて泳げる羽になると亜成鳥。そして次の換羽シーズンには大人と同じ模様になります。胸の一本線がない亜成鳥姿は、期間限定でございます。
前回登場のフンボルト亜成鳥。お口の中を見せてくれました。上顎に突起がびっしり、奥に向かってはえています。サカナを頭から飲み込むとき、のどに送り込みやすくするための仕掛けです。舌にも同様の突起があります。
拡大写真。ちなみに、歯はありません。なので丸呑みです。
京都市動物園のフンボルト亜成鳥です。ほんわり白いほっぺがラブリーなお顔を、よーく見てみましょう。
まずは耳。耳たぶがなくて小さな穴が開いているだけなので、羽に覆われてしまい、この状態では見えません。目の斜め後ろ下にあるのですが。
続いて口。クチバシの堅い部分だけでなく、もっと外側から開くことがわかります。「耳まで裂けた口」は無理ですが、「ほとんど目の下くらいまで裂けた口」ですね。下、拡大写真です。
次に目。黒い目に縦の白い線が入っています。これは第三のまぶた『瞬膜』の端。目のクチバシ寄りに収納されて、後ろ側に向かって眼球を覆います。水中では瞬膜で目を覆っています。陸上でも、時々瞬きするように動かしているのが見えます。
鼻は、上クチバシに開いている穴です。年をとるとクチバシがゴツゴツしてくるので、ちょっとわかりにくくなります。
上クチバシ先端は、鍵のように曲がっています。下クチバシはこれを受ける形にくぼんでいるので、獲物を逃しません。本気で攻撃すれば、飼育員さんのゴム長靴に穴を開けてしまうくらいの威力があるそうです。
こんなところにパンダ？ ある年の白浜エンペラーご一家。ヒナは白いふわモコ幼綿羽が半分くらい抜け落ちて、泳げる羽にお着替え中です。
威厳に満ちた旭山王、クチバシに雪をつけてお茶目さを演出。腹ばいになって足で押し進む、トボガンすべりを披露して注目を集めます。