フンボルト、何羽?
鳥羽水族館には、『掛け流し』のプールがあります。フチまで一杯に水が入っています。
この写真の答え: 1羽
「食べ放題ですからね、好きなだけ食べていいですよ。」
高い方の飛び込み台で、バケツからサカナをパクパク食べるフンボルト。見ている仲間の顔、うらやましそうです。
「さあ、しっかり食べましたか? もういいですか? じゃあ、行きましょう、」
「それっ!」 行きました!フンボルト!!
「行くで」と言いながら階段をおりて行く個体もいますが、キッチリと飛び込む個体もいます。ペンギンの『自主性』次第。おたる水族館名物ペンギンショーでした。
腹這いになってゴロゴロバタバタ、足もぴょいぴょいと動きます。王様、何をなさっておいでで?
「なにやってはるねんな~。」 「うちら、あないなことはしませんわな~。」 「そやろか。」
右端の王様は何かやりたそうです。
「これくらいはするで。」 階段に寝転がり、おしりを浮かせています。フンボルトなどでよく見るスタイルですが、なんか窮屈そう。
天王寺動物園のキングペンギン、屋内飼育室でした。
フンボルトのもこもこヒナちゃん、人工育雛されてます。冷蔵食品ケースを改造したベビールームで・・・
じつはガラス越しに観察する人間を威嚇しております。一人前に~。
首を伸ばし、顔をふくらませて、右にぐるぐる左にぐるぐる回しているので、顔だけぶれて写っています。
決して近寄りすぎたり脅かすような動作をしたわけではありません。ただ窓の外に立っていただけ。
威嚇しても効き目がないとわかると、降参。後ずさりして壁にくっつき目をそらしました。
威嚇ったって、めちゃカワイイので逆効果ですね。
遠くから撮った普通の姿勢。何してても、ヒナちゃんはカワイイです。
南知多ビーチランドでした。
フンボルトペンギンの怒り顔。さて、だれのことかな?
奧にいるアベックのうち、向かって左側、右フリッパーに緑バンドの個体です。丸顔。
ホッペを膨らませて顔を突き出すのが威嚇の表現なので、わりとかわいかったりします。
真ん中のこっち向き個体がジャマしたので、追い払っているのです。
そういうわけで、見事におっぱわれたお邪魔フンボルトでした。プールに落ちていきます。
それを見下ろす緑バンド君のカノジョ、自分のカレの強さに満足げ。
しものせき水族館海響館でした。
「えっ、ペンギンって飛ぶの?」 下関の海響館ペンギン前に立っていると、そんな声がときどき聞こえてきます。
すぐに「なんや、ちがうやん」と、ちょっとガッカリ?安心?の声も。
飛んでいるのはインカアジサシ。この写真に写っているペンギンはイワトビです。
岩壁のてっぺんがお好きなマカロニペンギンと睨み合いみたいな位置に、小さな鳥がいます。
水を飲みに来ました。インカアジサシは、赤いクチバシと足、ホッペの白い『くるりん羽』が目印。
アドベンチャーワールドのペンギン王国にもいます。
ホバリングが得意技ですが、やっぱり止まり木も必要ですね。アクリルガラスにはまっている皇帝様のシッポを拝借。
おたる水族館のペンギン看板。ペンギンやアザラシのいる海獣公園のトイレ表示、仲よさげなペアに見えます。
海獣公園から本館のある高台に上がるエスカレーターの自動運転案内。
同じくエスカレーターの足元注意看板。こんな段幅のエスカレーターだったら、本気以上の注意が必要だ。
季節限定のイベント案内。出演はジェンツーです。
「わはは、人間など一呑みにしてくれるわ」的なジェンツー顔出し写真パネル。
左奥にあるのは、ペンギンショー案内のフンボルト看板。どちらも手作り感爆発で、いい感じです。
おたる水族館にはペンギンの他にも手作り看板がたくさんあります。さがしてみてね。
えさどろぼーカモメの前に立ちはだかる正義のフンボルトペンギン。
「ゆるさんで。」 「ちっ。」
方向転換したカモメ。
「そっち行ったで。挟み撃ちや。」 「よっしゃ。」 「ま、まずい・・・。」
追うフンボルトA。近寄るフンボルトB。焦り気味のカモメ。
「うぬっ、飛び道具とは卑怯なり!」
飛び上がるカモメを見上げるフンボルト2羽、胸中はいかに?
それにしても、カモメの「飛ぶための翼」は大きいですね。ペンギンの「潜るための翼」とは、形もずいぶん違います。
前回に続いて、おたる水族館でした。
「行くで。」
「えっこらさっとぉ。」
階段。 「だれも飛び込む言うてまへんがな」というフンイキが、フンボルトには似合います。
数年前の写真ですが。キングひなの最大サイズに到達した登別の小王様。
後ろ姿はこんなの。前も後ろも、ほとんど同じですね~。オトナたちと一緒に、パレードにも出てました。
こわカワイイお顔。これが小王様の魅力でもあります。
目のナナメ後ろに耳穴がしっかり見えます。オトナになると羽で見えなくなってしまいます。今が見頃。
同じく登別ですが、別のヒナ。カッパ頭・・・。
幼綿羽(コドモの羽)が抜け落ちると、オトナの羽が現れます。その時の抜け模様が個性豊かで、これも小王様の魅力です。
登場の機会が少ないコガタペンギン。フェアリーペンギンともいいます。『フェアリー』は『妖精』の意味ですが、目つきはペンギンの中でいちばん鋭いかも。
長崎ペン水の写真でご覧いただきましょう。
ペンギンの中でいちばん小さいです。そして、いちばん前傾姿勢です。
小さいので、フンボルトと同じプールを仕切って飼育している葛西臨海水族園では、「ペンギンのあかちゃん」と間違われることがとても多いです。
換羽直後のピカピカ羽で泳ぐ姿、シッポがオシャレ。
餌バケツと比べてみましょう。ちなみにメニューはマメアジ。
同じサイズのバケツ、フンボルトだとこんな感じになります。
フンボルトの体重4-5キロ、フェアリーは1キロほど。ついでにキングだと15キロ前後でかなり個体差が大きいです。さらにエンペラーは30キロまでいきます。
ふっくらカワイイ、アデリーペンギン。おなかの下にはヒナが隠れています。
えっ?だれ? 死神博士似のげっそりホッペ。アデリーペンギンなんですけど。
ぺんぎ~んペンギン、カワイイな~。白いアイラインくっきり、丸い頭におちょぼ口。胸のワンポイント氷片がハイセンスです。
元祖『燕尾服』着用のペンギンとは彼らのこと。
白いアイラインに若干白目を見せて、とんがりコーン型の頭部。彼らはわけあってやっていることですが、丸アタマとは別人のよう。
私はこのヘアスタイルを『角刈り』と呼んでおります。以上、海遊館でした。
引き続き南知多ビーチランド。ジェンツーの泳いでいる下の方に、何かいる?
やっぱりいます。サカナです。
正体はこれ。スズキだそうです。この写真はまだちょっと小さかった頃で、ペンギンに遠慮するように隅っこや窪みにいることが多かったです。
南知多では、栄養のバランスなどを考慮して、いつも3種類くらいのサカナをペンギンに与えています。
でもペンギンには好き嫌いがあるので、ウケないサカナから先に食べさせます。ほら、どうもこれはお気に召さないようです。「これ食べないと、好物あげないからね。」
ところが、ジェンツーの中には、食べたフリしてプールに入り、サカナをスズキにあげちゃう者がおるのだそうです。「めちゃアタマええやん」?それとも「ずるくてキライ」?
そしてこれはオキアミ投げ込み給餌。はしゃぐジェンツー。
スズキも参加しています。大きくなったこの頃は、このように遠慮なく過ごしています。
南知多ビーチランドの、オウサマペンギン館。ガラスぎわに静かに佇む青王。後ろに見えるのは、その娘キミドリ姫。
「お父ちゃん、何してんの?」 近寄ってきた姫君。すぐ近くでは緑王が隅っこに向かって瞑想中。
「それ、おもしろいん?」 姫君、緑王に移動してもらい、父王の横に。わざわざ狭い側に回り込んでます。
マネするキミドリ姫。後ろでは瞑想をジャマされた緑王がウロウロ。青王は全く動かず。苦行、じゃないにしても、修行めいてますね。