卓球ノート

いろいろな卓球情報を発信できたらと思います。   
練習の時、試合の時にちょっと思い出してみてください。

凄いですね、上野選手(ソフトボール日本代表)

2010年06月27日 | Weblog
北京オリンピック開催中です。
卓球個人戦は、残念ながら日本選手はすべて敗退。
でも、団体戦・個人戦ともに、すごく良い試合が多かったと思います。

愛ちゃんが旗手を務めた開会式、卓球選手が旗手を務めるなんて、本当に凄いことですよね。
それから、昨日の「愛ちゃんvs張怡寧」。
なんと、ラジオでの実況中継です。私は、卓球のラジオ中継を聞いたのは初めてですね。

もちろん、試合のほうも男子・女子とも、素晴らしいプレーを見せてくれました。
来年の世界選手権(横浜アリーナ:4/28~5/5)が本当に楽しみです。

昨日は、ソフトボールの決勝をずーっと見ていました。
日本選手の活躍、チームワークが「金」という結果に結び付きましたが、特にピッチャーの上野選手、「凄い」のひと言です。
2日間で3連投、28イニング413球を投げました。

今朝の朝日新聞を読みました。
上野選手の考え方を、毎日卓球を頑張っている中高生にぜひ伝えたいと思いましたので、ここに紹介します。

上野由岐子選手は、福岡市立柏原中学3年のとき全国優勝。
周囲から「由岐子ちゃんは才能があるから」と言われた。
反発した。
「才能なんかじゃない、それだけの練習をしているから勝てるのに」。

大人になっても、その姿勢を貫いた。
朝4時に起きて、走った。夜はゴムチューブを引っ張った。
「自分の持っている24時間を、どれだけソフトボールのために使っているかが結果につながる」。

本を読むときも、腹筋運動をした。
腹筋500回、背筋300回が日課だ。
遠征先のホテルでは、ドアにゴムチューブをつけて腕を鍛えあげた。
「人が20分走れば、自分は30分走る」。
それが世界一への道だと信じてきた。

頭が下がります。。。

ちょっと長くなりますが、卓球女子主将の平野早矢香選手のことも紹介しますね。

五輪卓球女子団体では、日本卓球界初のメダルには届かなかった。
メダルだけを目指してやってきた「練習の虫」はコートで、人目をはばからず涙した。
主将の平野早矢香(ひらのさやか)23歳。
ドライブがネットにかかった。幕切れ。しばらくぼうぜんと立ちつくし、天を仰いだ。「卓球だけにかけた4年間でした」。そう言った途端、涙がポロポロこぼれた。
現住所は練習場だ。大阪にある卓球場の上階の寮に住む。
朝から晩まで練習。一度寝床についてからもふと起き出し、卓球場に行ってサーブ練習をすることもある。
卓球に役立つなら何でもする。
左右のバランスが大切だと思うと、歩き方を習った。
体の使い方を学ぶため古武術に取り組み、勝負勘を養うため、元プロマージャン士の桜井章一さんに教えを請うた。
主将に指名されたのも、そのひたむきさを買われてだった。

「反省」が必要です。

2010年06月20日 | Weblog
上達には「反省」も必要です。
試合で気が付いたことは、ノートに書いておきましょう。

試合会場では、大会審判員の方からルール上の注意を受けている場面をよく目にします。
私が不思議なのは、なぜ指導者の方が日頃の練習できちんと教えないのでしょうか。
指導者の方自身が、サーブの打球点がちょっと見えなかったり、ぶっつけサーブをしたりしても、得点できれば良いと考えているのでしょうか。

ルールを知らなければ、それは失点につながります。そして、ちょっとしたことが試合の流れを変えます。
技術を教えることと同様に、ルールを教えること、マナーを教えること、こういったことも大切なのではと思います。
もし、今日の試合で審判員の方から注意を受けたことがあれば、そのことは絶対にノートに書いておきましょう。そして、その項目はあなたがまず最初に取り組むべきことです。

夏の試合・練習では

2010年06月13日 | Weblog
みなさん、こんにちは。暑い日が続きます。
くれぐれも、体調の管理に気を付けてください。

「こまめに水分補給を行うことと、風に当たること。」
これが大切です。
汗と一緒に塩分も失われますので、夏場の水分補給にはスポーツドリンクが良いでしょう。
試合などの予定がある時には、前日に睡眠をしっかりとって、体調を整えておく事が必要です。
緊張して眠れない時も、布団に入って目を閉じてください。
お腹に手をあてて、ゆっくりと腹式呼吸します。
緊張が和らぎ、身体が休まり、気持ちも落ち着きます。

さぁ、日頃の練習の成果を思いっきり発揮してください。

コーチのあり方

2010年06月06日 | Weblog
中学生の試合を見に行って、ちょっと疑問に思ったことが・・・。

セットの間にコートからだいぶ離れたコーチや先生に、報告やアドバイスを受けに行くのはどうなのかなって感じました。
相手選手はコートでぼけーっと待ちぼうけです。試合進行の妨げにもなりますし、だいたい、そんなに離れていてゲームなんか見ていないのに、どんなアドバイスができるのでしょうか。
私の近くにいたコーチ(らしき人)のところにも、会場の反対側で試合をやっていた選手が来ました。
選手:「11-9で1セット取りました」
コーチ:「なに?一生懸命やらないと次は負けるよっ」
当たり前です。だいたい、選手は一生懸命やっていますよっ。
そんなこと言うために、会場の端っこからダッシュさせてアドバイス受けさせに来ているのですか?

それから、もう1点、色々な試合を見て、気が付いたことがあります。
相手の打球がオーバーミスをすると、ラケットにわざと当てて球を捕るシーンをよく見ました。
私が学生の頃は、「ラケットミス」と言って、相手の打球をノーバンで打ったら、たとえオーバーしてエンドラインを越えていても、ミスになりました。
現在のルールでは、台上のボレーだけがミスとなり、エンドラインを超えてノーバンで触っても良いことになっています。
でも、これって怖いですよね。
オーバーミスを直接ラケットで触るクセがついていると、自分ではオーバーすると思ったボールにもラケットを出しに行きます。そうすると、つい、台上で触ってしまうことがあるのです。出るか出ないか、微妙なボールを台上でボレーすることは、絶対に良くありません。審判の判断によっては、もしかすると、ミスを取られる可能性があるのです。
なるべくなら、オーバーする球にはラケットを当てず、手で取るか、地面に落ちるまで触らないほうが無難です。
私なんかは、昔のクセで、オーバーする球に対しては、すぐにラケットを引っ込めてしまいます。

それに関連して、問題を出します。分かる方はいるかな?
サービスがネットして、相手コートにバウンドせずにオーバーしたボールを、ボレーした場合は、サーブミスとなりレシーブ側の得点です。
では、サービスがネットして、バウンドする前に台上でボレーをした場合は、レットですか?それともサービス側のポイントですか?

中高生のみなさん、卓球のルールを知りつくしていますか?
まさか、どちらのポイントか分からない場合、「もう一度やり直し」なんてルールを勝手に作っていませんか?
ルールを知ることが、得点につながるケースがあります。よく勉強しましょう。

ちょっと長くなりましたが、今回は、思ったことを書いてしまいました。
もしかするとお叱りの指摘を受けることがあるかも知れません。
でも、私は、選手のことを大切に思うからこそ、あえて書きました。
選手を育てるということは、指導者の方の考え方や卓球に取り組む姿勢も重要なんだということをご理解いただきたいと思います。
ぜひ、「卓球を離れても尊敬される人格を持った指導者」であって欲しいと思います。


(追伸)
さっそくお叱りをいただきました。
「同時に何人も試合をしている場合はしょうがない」「先生が大会の進行をしているから」などです。そうですね、その場合の理由は理解しているつもりです。
私が言っているのは、大会進行の先生でもなくても、同時に何人も試合をしているわけでもなくても、そういった場面が見られたからです。
以上、追記させていただきます。
でも、卓球のルールには、試合進行をスムーズにするためにタオル使用の規定があるくらいですから、どんな理由にせよ、セット間に相手をずーっと待たせるというのは如何なものかとも思っております。