３０代母、芸術の秋は「下手がいい」？

　下手でいい。下手がいい。

　このキャッチフレーズ、ご存知でしょうか？？？

　私も一応知ってはいたんですけど、まさか自分が関わるとは思っていませんでした。

　絵手紙。

　絵手紙の精神というか、合言葉というか。
　上手に描けなくても心がこもっていればいいんだよ、という意味だと思います。

　毎月毎月いろんな講座などでお世話になっている公民館。
　その「３歳児講座」親の講座での受講です。

　　※※※　私、４歳長男「ほっぺ」、そして１４ヶ月次男「がんた」は
　　　　　　この公民館の「３歳児講座」に通っています。

　　　　　　ほっぺだけが該当者なのに、なんでみんなで？

　　　　　　それは、親は親の講座、３歳児（誕生日を迎えたら４歳）は
　　　　　　幼稚園、下の子は託児、とそれぞれに別行動を取るから　※※※

　私、家庭科の成績もさることながら、図工の成績も決して良いとは言えませんでした。
　宿題のポスターなどは、夏休みの最後まで残してましたしね。
　絵心も全然ないし、ほんっとに恥ずかしいくらいなんです。
　だから、この絵手紙講座、かなり億劫でした

　でもね。

　先生がとても良かったんです
　何がいいって、ともかく褒め上手。
　もう、「素敵～」「キレイな色になりましたね」と次から次へと出てくる出てくる。
　これまた上品な話し方の先生だから、ウソに聞こえない。

「下手でいい。下手がいい」

　このコピーにふさわしい講師でした。

　で。
　恥ずかしながら、作品公開
　お手紙だから、一応文章も考えて書かなくちゃならなくて。
　本当は筆で書くほうが味が出るそうなんですが、準備不足もあってここはサインペンで。
　字も「下手がいい」かなぁ……



　ハガキに貼ってある茶色の紙は、なんとコーヒーフィルター
　これだといい具合に滲むんだとか。
　ちょっと目からウロコの素材でした。

　これね、下絵を描いてるときまではほんと憂鬱だったんですよ。
　全然上手に描けない～って。
　いくら「下手がいい」って言われても、やっぱり絵は上手な方がいいですもん。

　でもね、色を塗っていくと予想外に滲んだりして、もう、自分の手から離れていくカンジ。

　絵手紙は下手なほうが味が出ていい、なんていいますが、まさにソレ。

　味が出てきた～

　無味乾燥な下絵だったのに、何だか絵手紙っぽいよ

　……当たり前なんですけど。
　でも、すごく嬉しかったです。
　ブームになっているのがわかる気がしました。

　一心不乱に下絵を描いて（１０センチの線を引くのに１分かけるのが絵手紙手法らしいです）、一心不乱に色をつける（こちらはササッと、塗り残したかな、ぐらいでやめるのがポイントだそうです）。

　ストレス解消によさそうです

　思えば、芸術にはとんと興味を示さない人生を送ってきた私。
　折り返し地点も過ぎたことですし、そろそろ苦手意識を改革すべきかなぁと思いました。

　脳トレに良い、と言われる塗り絵にも興味があるし、芸術の秋だし。
　次に本屋さんに行ったときにはちょこっと芸術コーナーも覗いてみようと思います。


～～～～～昨日の晩御飯～～～～～

　ダンナが飲み会だということもあって、手抜きです。
　最初は炊き込みご飯と、お味噌汁と……ってちゃんと考えていたんですが、３歳児教室の日ってすごくバタバタしちゃって、朝も時間がないし、昼はお弁当食べて公園で遊んでるから帰りは夕方。
　時間の余裕がまったくなくて、計画は断念。
　で、何にしたかと言うと……雑炊。
　ありあわせのものを投入して、今シーズン初の登場です。



・雑炊（人参、かぼちゃ、しめじ、大根、にら、ねぎ、卵、サツマイモ、豚肉、米、麦）……１１品目

　うわー、これは寂しすぎる。

　でも、こんなことになろうかと、お昼でちょっぴりカバーしておきました。



・やきそばパン（重複を除くと８品目）＆レーズンパン（重複を除くと１品目）……９品目

　朝からせっせとパンを焼いてたんですよね、外で食べる用に。

　……って、この時間を晩御飯に割けば、それで充分だったのに、私(笑)。







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