去年の夏頃から右肩が痛くなりました。
主人がコロナウイルスに感染して自宅療養をすることになり、私自身の仕事が全く出来なくなった時でした。急に暇になったので、人気を避けてウォーキングをしたり家ではストレッチなどをして過ごしていました。
そのやり過ぎでしょうか…? 今まで色々なところで痛みを感じたことはありますが、今回のこの肩の痛みは、皮膚の表面ではなくて、奥の、奥の方からの痛みです。
「ここが痛い」
と指で指し示すこともできない感じです。こんな痛みを感じたことは今までありません。また、特に夜間に痛みを感じ、睡眠障害まで起こりました。肩の内部でおかしなことが起こっていると正直思いました。
主人のコロナが完治し、私の健康観察期間も無事に過ぎるや否や整形外科に行き、レントゲン、後日MRIでの診察を受けました。その結果、
「棘上筋(きょくじょうきん)の腱板が少し傷んでいるということ、そしてインピンジメント症候群である」
という診断をされました。
原因は長年の使い過ぎと加齢とのこと。
「手術するほどではありません。肩を動かす時、肩にある4つの筋のうち、傷んだ棘上筋を使わずに、傷んでいない他の3つの腱が上手に使えるようにインナーマッスルを鍛えて、傷んだ腱が修復されていけば痛みは取れます。温存療法です。」
と言われ、リハビリが始まりました。
定期的に整形外科に通って医師に診察をしてもらい、また病院の理学療法士さんと一緒に、また家でも自分で出来るリハビリを一生懸命続けていきました。肩の動かす角度によって痛みが出たり出なかったりするのですが、
「痛みが出ない角度であれば動かして良い」
ということでしたので、その角度を探りながら日常や仕事も自分なりに気をつけながら過ごしていました。
ところが、8ヶ月ほど経過しても痛みが取れないので、再度MRIと超音波の検査をしていただいたところ、何と、棘上筋の部分断裂が認められました。前々からインターネットでも、腱板が少しでも断裂をしてしまうと自然に治ることはほぼ無いこと、放置していると進行していくことなどを情報として知っていたので、正直
「えらいことになったなあ」
と思いました。医師からは、今後の治療として、
「手術せず、これ以上傷が広がらないよう温存治療(これは今まで散々やってきたことですね)を今後も続けていくか、手術で断裂部分を塞いでからその後回復するようなリハビリを続けていくか」
の、2つの案を提案されました。
その後色々考えましたが、以下の理由から、手術をしてしっかり断裂部分を塞いでもらってから、リハビリできちんと治していくことが、私にとって前向きで希望が持てる答えであるとの結論に至りました。
1. 何より現在も痛みがあること
2. 今までさんざんやってきたリハビリでは効果が出ないばかりか悪化させてしまったこと
3. 年齢があがると手術が出来なくなる可能性があったり、術後の治りが遅かったりするリスクがあるらしいこと
4. 私の着付けの仕事を今後も続けていきたい気持ちが強いこと
そして医師に、
「手術をお願いしたいです」
と申し出ました。すると、
「やはり、川口さんにはその方が良いかもしれませんね」
と言われました。
現在受けている6/24までのお仕事を終えたら一旦区切りをつけ、その後の仕事はお受けしないか、もしくはお弟子さんたちに全面的にお任せすることにしました。そして、6/26の入院、27日の手術、来月7/3に退院というスケジュールが決まりました。そういう訳で、暫し治療に専念します。今は現在受けているお仕事を終えること、そして無事に手術日を迎えられることを目標に、そしてその後はしっかりリハビリをして、早く日常生活が取り戻せるように努め、お仕事にも早く復帰出来るようにしたいと思います。
可能であれば治療中の出来事や奮闘記などを、この場でアップしたいと思っています。同じ症状でお困りの方に向けて少しでも参考になれば幸いだと思っています。
川口着付個人教室
http://www.wbcs.nir.jp/~yoko
主人がコロナウイルスに感染して自宅療養をすることになり、私自身の仕事が全く出来なくなった時でした。急に暇になったので、人気を避けてウォーキングをしたり家ではストレッチなどをして過ごしていました。
そのやり過ぎでしょうか…? 今まで色々なところで痛みを感じたことはありますが、今回のこの肩の痛みは、皮膚の表面ではなくて、奥の、奥の方からの痛みです。
「ここが痛い」
と指で指し示すこともできない感じです。こんな痛みを感じたことは今までありません。また、特に夜間に痛みを感じ、睡眠障害まで起こりました。肩の内部でおかしなことが起こっていると正直思いました。
主人のコロナが完治し、私の健康観察期間も無事に過ぎるや否や整形外科に行き、レントゲン、後日MRIでの診察を受けました。その結果、
「棘上筋(きょくじょうきん)の腱板が少し傷んでいるということ、そしてインピンジメント症候群である」
という診断をされました。
原因は長年の使い過ぎと加齢とのこと。
「手術するほどではありません。肩を動かす時、肩にある4つの筋のうち、傷んだ棘上筋を使わずに、傷んでいない他の3つの腱が上手に使えるようにインナーマッスルを鍛えて、傷んだ腱が修復されていけば痛みは取れます。温存療法です。」
と言われ、リハビリが始まりました。
定期的に整形外科に通って医師に診察をしてもらい、また病院の理学療法士さんと一緒に、また家でも自分で出来るリハビリを一生懸命続けていきました。肩の動かす角度によって痛みが出たり出なかったりするのですが、
「痛みが出ない角度であれば動かして良い」
ということでしたので、その角度を探りながら日常や仕事も自分なりに気をつけながら過ごしていました。
ところが、8ヶ月ほど経過しても痛みが取れないので、再度MRIと超音波の検査をしていただいたところ、何と、棘上筋の部分断裂が認められました。前々からインターネットでも、腱板が少しでも断裂をしてしまうと自然に治ることはほぼ無いこと、放置していると進行していくことなどを情報として知っていたので、正直
「えらいことになったなあ」
と思いました。医師からは、今後の治療として、
「手術せず、これ以上傷が広がらないよう温存治療(これは今まで散々やってきたことですね)を今後も続けていくか、手術で断裂部分を塞いでからその後回復するようなリハビリを続けていくか」
の、2つの案を提案されました。
その後色々考えましたが、以下の理由から、手術をしてしっかり断裂部分を塞いでもらってから、リハビリできちんと治していくことが、私にとって前向きで希望が持てる答えであるとの結論に至りました。
1. 何より現在も痛みがあること
2. 今までさんざんやってきたリハビリでは効果が出ないばかりか悪化させてしまったこと
3. 年齢があがると手術が出来なくなる可能性があったり、術後の治りが遅かったりするリスクがあるらしいこと
4. 私の着付けの仕事を今後も続けていきたい気持ちが強いこと
そして医師に、
「手術をお願いしたいです」
と申し出ました。すると、
「やはり、川口さんにはその方が良いかもしれませんね」
と言われました。
現在受けている6/24までのお仕事を終えたら一旦区切りをつけ、その後の仕事はお受けしないか、もしくはお弟子さんたちに全面的にお任せすることにしました。そして、6/26の入院、27日の手術、来月7/3に退院というスケジュールが決まりました。そういう訳で、暫し治療に専念します。今は現在受けているお仕事を終えること、そして無事に手術日を迎えられることを目標に、そしてその後はしっかりリハビリをして、早く日常生活が取り戻せるように努め、お仕事にも早く復帰出来るようにしたいと思います。
可能であれば治療中の出来事や奮闘記などを、この場でアップしたいと思っています。同じ症状でお困りの方に向けて少しでも参考になれば幸いだと思っています。
川口着付個人教室
http://www.wbcs.nir.jp/~yoko