長襦袢にポリエチレン製など、既成のはめ込みの衿芯を通す際、私は
「普通は長襦袢の衿の内側に通します、内側が閉じられていて通せない場合は仕方がないので外側に通します」
と教わりました。
その教わり方だと、内側に通すのが正しい、その方がベターだと解釈することになると思います。
しかしながらある現場で「普通、衿芯は外側に通す」と仰る着付け師さんに出会いました。
その着付け師さんにとってみれば、「衿の外側に通すのが正しい、とかその方がベターだ」と思っておられるということになります。
さてどちらに通すのが正解あるいはベターなのかと疑問に思いました。
自分なりに様々な文献で調べてみたり、着付けの先生方にも尋ねたり、実際にマネキンに着せてみて仕上がりがどう違うのかを比べたりした結果、
「芯を内側に通した方が良いケースと外側に通す方が良いケースがある」
という結論に至りました。
そして、湾曲している衿芯の場合、どちらを上にするのがいいのか、こちらも「普通は…」と二種類の意見にわかれていて、果たしてどちらが正解なのかベターなのかも併せて考えていきました。
こちらも、体型や仕上がりの好みによってどちらにも利点と欠点があることがわかりました。
このことから私はどのように衿芯を扱うかはその時々によってメリットのある方で選択するようになりました。
そして生徒さんたちにも双方のメリットもデメリットもお伝えした上で、ご自身の衿の仕上がりの好みなどで内外や上下を選んでいただくようにお教えしています。
私は今回、「普通はこうである」という考えや先入観に縛られていると応用には繋がらないということを改めて痛感しました。
これからも疑問を持ったならば先入観を捨てて色々な立場から調べていくことが大切だと思っています。
川口着付個人教室
http://www.wbcs.nir.jp/~yoko/
「普通は長襦袢の衿の内側に通します、内側が閉じられていて通せない場合は仕方がないので外側に通します」
と教わりました。
その教わり方だと、内側に通すのが正しい、その方がベターだと解釈することになると思います。
しかしながらある現場で「普通、衿芯は外側に通す」と仰る着付け師さんに出会いました。
その着付け師さんにとってみれば、「衿の外側に通すのが正しい、とかその方がベターだ」と思っておられるということになります。
さてどちらに通すのが正解あるいはベターなのかと疑問に思いました。
自分なりに様々な文献で調べてみたり、着付けの先生方にも尋ねたり、実際にマネキンに着せてみて仕上がりがどう違うのかを比べたりした結果、
「芯を内側に通した方が良いケースと外側に通す方が良いケースがある」
という結論に至りました。
そして、湾曲している衿芯の場合、どちらを上にするのがいいのか、こちらも「普通は…」と二種類の意見にわかれていて、果たしてどちらが正解なのかベターなのかも併せて考えていきました。
こちらも、体型や仕上がりの好みによってどちらにも利点と欠点があることがわかりました。
このことから私はどのように衿芯を扱うかはその時々によってメリットのある方で選択するようになりました。
そして生徒さんたちにも双方のメリットもデメリットもお伝えした上で、ご自身の衿の仕上がりの好みなどで内外や上下を選んでいただくようにお教えしています。
私は今回、「普通はこうである」という考えや先入観に縛られていると応用には繋がらないということを改めて痛感しました。
これからも疑問を持ったならば先入観を捨てて色々な立場から調べていくことが大切だと思っています。
川口着付個人教室
http://www.wbcs.nir.jp/~yoko/