急性虫垂炎その３

誰かの声が聞こえた・・・

「○○さーん　自分で息して　○○さん　戻って来て」

誰の声なのか全然覚えてないけど気が付いたら病室でした

旦那君の心配そうな顔が見えたんけど意識はまだもうろうとしていて

私　「ここ何処？」
旦那「病室だよ」

この会話だけ覚えている程度で私は気持ちのいい麻酔がまだ効いている状態

また目が覚めたときに

「こんな状態だからもう帰っていいよ」っと旦那君に言ったらしい

後で旦那君に聞いたら誰も「自分で息して」とか言ってないそうな・・・

いったいあの声は何処から？そして誰の声だったのでしょう？？？

術後はまったく動けないので色々なチューブがついていたけど
翌日の午後には全てが取れて自力でトイレなどに行くように促される

なんでも今は術後は沢山歩いた方が直りが早いらしく沢山痛くても歩いて
１日でも早く退院しましょうって言われて
痛み止めを使ってでも歩いたほうがいいと言われたんだけど・・・

いやー自分の体なのに下腹に力が入らないと人間は全然動けない物です
自力でベットから起き上がることなんか本当に死ぬ気で頑張りました

術後１番最初に自力でトイレに行くとき看護師さんが付き添ってくれたんだけど
まずベットから起き上がれないそしてベットから降りれない

私　「看護師さん体の動かし方がわからない・・・」
　　「何をどうすれば体を起こせるのかわからないし立ち方もわからない・・・」

まるで駄々っ子のようだけど本当に自分で自分の体が動かせなくて参りました

入院前から食欲がなく何も食べていなく術後も食れなかったので
約５日弱の断食を経験したからさぞ体重も落ちているだろうと期待してたんだけど

あら・・・点滴のおかげで全然痩せてないじゃん

この点滴にはブドウ糖が５％入っていると聞いたのでNとRを打てるよう
お願いしたんだけど主治医は極端に低血糖を恐れ
クチからご飯を食べるまで一切のインスリンを禁止され
でも毎日３回血糖測定はしてくれてたから血糖はある程度わかったけど
病院側にインスリンを没収されてたからコントロールも不可能な状態で・・・

でも結構血糖の動きが面白かったですね

毎日同じ点滴で運動量はゼロに等しい感じなのに毎日毎回違うんですよ

下は９５～上は２５０位までかなり変化がありました

術後は血糖値が思いもよらないように変化をすると先生に聞いて
へぇ～って変な感心をしたものの普段きっちりコントロールしている
私は本当にインスリンを使えないストレスってかなりありました

でもまだDM専門医以外はDMに対する知識が薄いらしく
血糖値に神経質な患者程度に見られかなり好奇な目で見られていた事は否めない

DM患者は日々の血糖が物凄く気になるのを理解してもらえず
本当に血糖管理が難しく１日も早く全部の先生がDMに対して
もっともっと理解をしてくれ適切な対応を出来るように勉強して欲しいと
物凄く思い３００を超えない限りRの使用禁止とか変な指導は止めて欲しいと
思ったんだけど３００超えって簡単に言うけど３００って・・・。

それに痛み止めを使っていいから沢山歩いてって言うから沢山歩いて
痛いのに頑張ったんだけど途中から腎臓に負担がかかるからって言われ
痛み止めの使用も禁止されもうなんなのよぉ～って感じ

でも頑張って腎臓を守ってきた私は腎臓大切って思って
その言葉を聞いた瞬間から一切の痛み止めを拒否して痛みに耐えて頑張りました

だって一時の痛みを緩和するより腎臓のが全然大切だからね

食事が始まったからRを返してくれるかと思ったらNのみ返却
結局入院中はNの３回打ちだけでの血糖管理だったから
しょうがないので炭水化物の摂取をほとんど押さえておかずでしのいで
３００upしないように努力をしました。
一応２５０程度で抑えられたけど毎日２００upってどうなのよって感じで
食事も入院生活始めての普通食で塩分も強いし
内科と外科に考え方の違いって結構あるのねって思って色々と勉強になりました

一応昨日、DMの方の薬を貰いに行って気になたから検査をしてきました
ヘモ君は５．７で０．１ですんでたのでとりあえずホッって感じですね
でも来月は上がってるかな・・・
来月は眼底検査もあるし色々と怖いな

長くなってしまいましたが入院生活はこんな感じでした。

こんどは入院中に気が付いたことやコネタを書ければいいなって思います。