急性虫垂炎その２

さていよいよ手術ですが個室のベットから
ストレッチャーに移されオペ室までの移動です・・・。

なんか本当にこれからオペなんだって複雑な思いで震えましたｗ

オペ室の前で旦那君と母に見送られながら中へ・・・

結構オペ室の扉の中は広くて何個ものオペ室があるらしく綺麗でした
天井しか見れなかったけどなんとも不思議な空間に感じました

オペ室に入る前に担当になる看護師さん２人に紹介され
病室看護師さんから名前の確認や病状などの申し送りがあり
私も本人確認がありいよいよオペ室に運ばれていきました

病室から運ばれていったストレッチャーがそのままオペ台になる感じで
手を乗せる所を両サイドに付けられ超狭いって思いました

麻酔科の先生１人と主治医のチームの先生３人と看護師２人で開始

そうしたらたぶんだけど麻酔科の先生のご機嫌がかなり悪くって

「昨日２５時からやるって言って取りやめになってその後は連絡貰ってない」
「急にやるって言われても困る」
「なんか・・・ぶつぶつぶつ・・・」

などと文句ばかり言っており出頭してくれた先生と喧嘩が始まって(T△T)

えぇ～このまま始まるのって不安でたまらなかったら
そのまま険悪のまま始めますもなくいきなり開腹でしたよ・・・マジ？

まず腰に下半身麻酔をしたんだけど背中からの麻酔の痛いこと
もうなんかイラッってくるくらい痛くって涙が出ました(T△T)

普通は虫垂炎の麻酔はこの背中からの下半身麻酔だけでするそうです

だから意識ははっきりあるので私はライトに映るオペ風景を見てましたｗ

あっ切った
あっ開いたって感じで最初は見てたんだけどとにかく
先生たちのご機嫌が悪くて乱暴に感じて怖かった

先生お腹の上に器具置かないで下さいよとか他の先生が言ってるし
お腹に何か置かれてる感じはしてたけど器具なのねとか感じてた

ん？感じてたって事は麻酔不完全って思った瞬間に痛みが・・・

私は看護師さんに「なんか痛いような気がする」って言ったら
次の瞬間にマスクみたいなのをかぶされ意識は消えて行きました

どうもココから全身麻酔に切り替わったようで何も覚えてないです・・・。

私の場合、虫垂炎があった場所が奥深くなかなかみつからず
そして場所が悪くぱんぱんに腫れ上がっていたらしく
開腹も普通の３倍位の量を開けかなり大変だったらしいです
だから３倍もの時間がかかってしまったから途中から全身麻酔にかえ
長時間のオペになったと後日説明を受けたけど

あの乱暴なやり方とオペ中の痛みと急にされた全身麻酔
今考えると色々と嫌な事を考えてしまいます！！

私は「では始めます」とか言ってみんな手袋をした手を上げ・・・みたいに
TVでよく見るオペ風景を考えていたけど全然そんなのなく
日常会話の延長でもう切られてるって感じが１番ビックリしたかな

でも自分のオペ風景を多少でも見れ貴重な経験をしたと友達に話したら
かなり変わり者扱いされましたｗ

また長くなってしまうので術後その後はまた・・・。
引っ張ってゴメンナサイ。