いつでもPARTY!

↓「このタイトルの意味は?」とよく聞かれますが、たいした意味はありません。身内から出たネタです。すいませんm(_ _)m

静寂のマウンド

2005年11月09日 | SATOKO
日本シリーズも終わり今年のプロ野球シーズンも終わってしまった。
もともと私は「ものすごい野球好き」だったわけでなく、テレビがついてれば見る程度であった。しかし、今シーズンはすごく楽しみに見ていた気がする。
アヤ、リエが中日ファンになってTVで野球中継が優先的に見られるのが大きかった。プロ野球を見ていてもケンが守る「ライト」「ファースト」あたりは気になって、「おっ、ちゃんとカバーにはいってる」「足動かしてる」なんてことチェックしてしまう。そしてケンに「あんた、ああいうとこちゃんと見とらないかんよ!」
などと偉そうに口出し。ケンはといえば「いけ~!打て~!!よっしゃー!!」と単純に野球を楽しんでいる。やっぱりそれが正解だろうなー。
とにかく今シーズンは去年より圧倒的に野球観戦率があがった。
中日阪神の首位争いは気が気じゃなかった。
家族でわーわーいいながら見てるとホントに面白い。

中日の選手の中で注目したのは「サイレントK」こと石井投手。
片方の耳が全く聞こえず、もう片方の耳も重度の難聴。
世の中にハンディをもちつつもスポーツを頑張っている人はたくさんいるが、実際にプロとして活躍できる人は、数少ないと思う。
野球において音が聞きにくいというのは、かなり不利な事だろう。特にピッチャーは、内野での連携プレーにもからまなくちゃならないから、とっさの指示にすばやく反応する事が重要になってくる。耳が聞こえない石井投手はどうするのか・・
連係プレーで見せる石井投手の素早い反応は「瞬間視力」というものに支えられているらしい。
チームが実施した視力検査(わずか0.1秒しか表示されない6桁の数字のうちいくつの数字が読めるか正解率を調べる)の結果、石井投手は飛びぬけた数値を記録したそうだ。
正解率93.3%
参加した28選手の平均62.9%
この数字はもともと持っていた力なのか、野球をやっているうちに鍛えられたものなのか。

野球をあんまり詳しく知らない私でも、石井投手はすごいと思う。そのプレイの影にどんな苦労があって、どんな風に克服してきたのか。
そして、彼の存在がどれだけの人の希望になっているのだろう。

石井投手がのびのびとプレイしている、中日ドラゴンズというチームがまえよりももっと好きになった。

10月28日に東海ナビゲーションで、石井投手の一年を追った番組をやったそうだが、見逃してしまった。それがなんと11月29日午後8時NHK教育で再放送するらしい。絶対見よう!

NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」
放送日:11月29日(火曜日)
放送時間:20:00~20:29
福祉ネットワーク


なんと!さっき「福祉ネットワーク」のHP確認したら番組内容が変わっちゃってる!!来月にずれこんじゃうのかなー?ただ今問い合わせ中です。また情報がはいったらお知らせします。







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