いつでもPARTY!

↓「このタイトルの意味は?」とよく聞かれますが、たいした意味はありません。身内から出たネタです。すいませんm(_ _)m

帰り道

2005年03月17日 | SATOKO
この前ケンが「痛い~」とおなかを押さえて帰ってきた。
学校帰りに通学路を歩いていたら、帽子をかぶった男が自転車に乗ったまますれ違いざまにおなかをけっ飛ばしてきたとの事!
なんという事だろう!
下校途中の事なので、すぐさま学校に電話した。
幸いおなかは大した事は無かったが、「びっくりした。怖かった。」というケンの心は傷ついたに違いない。
子供を守ってくれるはずの大人が、子供をねらってやったのだ。
「車に気をつけて」と送りだすが、「大人に気をつけて」と教えなければならない。
「困っている人をみたら親切にしましょう」なんて口が裂けても言えない。

アヤは毎日、自転車で十分ほどの駅から電車に乗って高校に通っている。
雨降りや遅刻しそうな時は車で駅まで送っていくのだが、迎えにいった帰りの車でいつも思う。
こんな暗い道怖いだろうなー。
ここで変質者に襲われて、大声出したらすぐに誰かかけつけてくれるだろうか?

アヤの通う高校は基本的に携帯は禁止である。でも校則違反承知でもたせている。
駅に着いたら「帰るコール」のワン切りをするようにいってある。
リエにも、遅くなる時は絶対一人で帰らないようにいってある。

でも、こんな事は気休めにしかならない。

子供達がもっと小さい頃、家でゲームばかりしている事があったので言った事がある。

「お母さんが子供の頃は、外が真っ暗になるまで、かくれんぼや鬼ごっこして遊んだよ。もっと外であそんだら?」

今それを言えといわれても、ちょっと考えてしまう。
「どこで遊ぶの?」
「誰と何人で遊ぶの?」
「絶対5時までに帰ってこないかんよ!」

昔、アメリカでは、子供の虐待、誘拐が毎日の様にあるとニュースで見て、
「なんと恐ろしい国だろう」と思った覚えがある。
今、それが遠いよその国の話じゃ無くなっている。

ゆうやけこやけでひがくれて
やまのおてらのかねがなる
おててつないでみなかえろ
からすといっしょにかえりましょう

今の子供達とはあまりにもかけ離れた世界だな~
子をもつ親達はこんなのんびりとした風景を想像してはいられない。
なんだか、世の中変わっちゃいましたね。
私達の親世代がみればもっともっと変わってるんだろうな。

これじゃダメだと思ってる大人もいっぱいいると思う。
地域ぐるみで子供を守る。
「ご近所の底力」
やっぱ、これしかないかな~。








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