peaの植物図鑑

赤い葉が美しいカナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)

一関市東山町松川のカナメモチ(要黐)
2008年12月4日







2008年12月4日(木)、一関市東山町松川字台にある市営住宅の
知人の家を訪ねました。住宅内の広いメイン道路沿いに植栽され
カナメモチ(要黐)が、とてもきれいに
紅葉していました。カナメモチの若葉は紅色をしているのは承知
していますが、同じ所に植栽されているものでも、葉が青々とし
ているものもありました。朱橙色の実もつけていました。









一関市東山町長坂のカナメモチ(要黐)
/アカメモチ(赤芽黐) 2005年12月13日


2005年12/13、朝起きてみたら1cmほど雪が積っていました。日中は陽
が射したのですぐに溶けてしまいました。

午後、東山町松川の町営住宅に住む知人宅を訪ねたら、生垣として植
えられているカナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)が、とて
もきれいに見えました。

ところで、12日の一関地方は、強い冬型の気圧配置による影響で厳し
い冷え込みとなり、最高気温が零度を下回る(午後2時頃)氷点下0.8度、
最低気温は(午前4時頃)氷点下10.2度と、この冬初の真冬日になった
とのことです。






カナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)バラ科 カナメモチ(フォティニア)属
 Photinia glabra
カナメモチ(フォティニア)属 Photiniaは、アジア東部や南東部、アメリ
カ合衆国西部に60種ほど分布する落葉・常緑低木、高木。
 カナメモチ(要黐)P.glabraは、 暖地の山地や丘陵に自生する常緑小高木で、
幹は直立し、高さは2~10m程になる。新芽が紅色なのでアカメモチ(赤芽黐)
とも呼ばれる。

葉は有柄で互生し、長さ5~12cmの長楕円形~倒卵状楕円形で革質、
表面は光沢がある。先は鋭く尖り、基部はくさび形。縁には細かい
鋸歯がある。若葉は紅色を帯びて美しい。葉柄は10~15㎜。

5~6月、直径10㎝ほどの円錐花序に直径1cmほどの白色の5弁花を多
数開く。花弁は倒卵形で白い毛がある。雄しべは約20本。花柱は2本。
蕚片は5個で三角形。

果実は直径5mmほどの球形で赤く熟し、先端に萼片の跡が黒紫色にな
って残る。

庭園や生垣によく植えられているが、生垣には葉の赤みが長く残る
ものがよく植えられている。

なお、最近は葉がやや大きいレッド・ロビン(セイヨウカナメモチ)
が多くなってきているという。
 分布:本州(東海地方以西)、四国、九州、中国[栽培]繁殖は挿木。

今年の3月で84歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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