peaの植物図鑑

「サハラガラスパーク」のヒペリカム・イノドラム’エルステッド’ 2011年8月13日(土)

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2011年8月13日(土)、サハラガラスパーク(字滝の上)のガーデンには、様々な花木や草花が植栽されていますが、この日はヒペリカム・イノドラム’エルステッド’と思われる植物が、赤く色づいた果実を沢山つけていました。

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オトギリソウ科 ヒペリカム(オトギリソウ)属 Hypericum:世界的に150種以上が分布する低木、高木、草本で、落葉または常緑。日本にも代表種のオトギリソウH.erectumが自生。庭園、鉢物材料として多用される種が多い。

南ヨーロッパから地中海沿岸、中近東までに分布する耐寒性常緑低木で、茎は50~80㎝ほどで株立ちになる。茎には稜がある。葉は無柄で長さ10㎝、幅5㎝の広卵形、欠刻はない。花は枝の先端部にかたまってつき、黄色、直径は2㎝、星形あるいは杯形、連続的に夏中開花する。花後、果実は2cmほどで赤色から黒色まで成熟につれて変化する。花は小さいが果実の色の変化を観賞する。別名:コボウズオトギリ(小坊主弟切)。

栽培:日なたと水はけのよい用土を好むが、真夏の西日を避けた場所を選ぶ。乾燥に弱いので鉢植えは注意。寒さに強いが冬の寒風は避ける。剪定は冬、古枝は株元から切る。繁殖は挿し木、実生。半日陰地にむく。花期:6~9月。果期は夏から秋で、鑑賞期は7~10月。

これに良く似たものに落葉低木のヒペリカム・イノドラム H.×inodorumがある。品種が多く、果実が美しい’エルステッド’cv.Elstead や、葉色が黄金の’サマーゴールド’cv.Summergoldが有名。花期:夏。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「四季の花色大図鑑」より]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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