2011年6月10日(金)、一関市東山町松川字滝ノ沢平の県道(一関大東線)沿い(狭山トンネル出口から長坂側に100mほど離れた所)に植えられたハリエンジュ(針槐)が、白い花を沢山咲かせていました。日当たりの良い所の花は、ほとんどが終わりかけていました。最盛期にこの木の下に行くと良い香りが漂ってきたものです。
ハリエンジュ(針槐) マメ科 ハリエンジュ属 Robinia pseudo-acacia
別名:ニセアカシア北アメリカ原産の落葉高木。ニセアカシアという別名があり、間違って「アカシア」と呼ばれることもある。丈夫で生長が早いため、街路樹や砂防用に広く植えられ、野生化しているものもある。高さは普通10~15m。樹皮は暗灰色で縦に深い割れ目ができる。葉は奇数羽状複葉で、つけ根に1対の鋭い刺がある。小葉は長さ2~5㎝の楕円形。5~6月、白い蝶形花が集まった長さ10~15㎝の花穂が垂れ下がってつく。香りの良い白い花からは質の良い蜜がとれる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]