2019年6月4日(火)、一関市大東町渋民市民センター主催の「現代文学講座」が始まりました。この日は、その第1回目で大東町大原生まれの詩人・村上昭夫の詩集「動物哀歌」が取り上げられました。
講師は内田正好先生(一関文化会議所・理事長、元一関一高校長など、川崎町在住)。
はじめに『村上昭夫詩集』(思潮社発行、1999年12月31日初版第1刷、現代詩文庫159)や『村上昭夫著作集~小説・俳句・エッセイ他』(北畑光男・編)、『北畑光男評論集・村上昭夫の宇宙哀歌』などを紹介した後、「村上昭夫年譜」をもとにその生涯を説明してくださいました。
その後、『村上昭夫詩集』にある「愛宕山の向こう」「鳶の舞う空の下で」「鶴」「金色の鹿」「雁の声」「李珍宇」「宇宙を隠す野良犬」「賢治の星」「車をひく父」「鳥追い」などを朗読していただきました。
良く通る声で、難聴の私でも心地よく聞くことができました。