peaの植物図鑑

オオホウカンボク(大宝冠木)

岩手県立花きセンターの「オオホウカンボク(大宝冠木)」
 2007年12月21日



2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室に、「オオホウカンボク(大宝冠木)」という木が植
えてありました。国内では大変珍しい植物だそうで、若葉と思われる大
きい葉が垂れ下がっていたのですが、花や蕾は見当たりませんでした。

名札には「オオホウカンボク(大宝冠木)マメ科 ブラウネア属
brownea grandiceps acq. 分布:ベネズエラ 近縁の宝冠木より花は大
きい。花はシャクナゲ状で濃桃~赤色」と書かれていました。

花は、小さな花が70~100個集まって「くす玉」のようになって、朱赤色
の花をいっぱい咲かせるそうです。「一つの花の見頃は2~3日と短いので、
豪華な花に遭遇するのはとても幸運だといえます。」

「オオホウカンボク(大宝冠木)」の花の画像は、下記のWEBサイトに
素晴らしい画像が掲載されています。
http://www.botanic.jp/plants-aa/oohoka.htm
[shu(^^)Homepage,オオホウカンボク(Brownea grandiceps)]
http://blogs.yahoo.co.jp/benchi52/15366207.html
[オオホウカンボクー神代植物公園の樹木ーyahoo!ブログ]



オオホウカンボク(大宝冠)ジャケツイバラ科 ブラウネア属
Brownea grandiceps
ベネズエラ原産の常緑高樹。中央アメリカから南アメリカ北部に分布。
成長は遅く、高さは通常3~8m程度だが、場所によっては20mにも達す
るという。葉は偶数羽状複葉で、長楕円形の小葉が5~14対つく。若葉
は褐色を帯び、淡いピンクや緑白色の斑がある。葉腋から花梗を伸ばし、
くす玉のような花序に小さな朱赤色の花を100個ほども集まって咲かせる。
この集合花の直径は約12cmほどもある。花は周辺から咲きはじめ、中央
部まで順次開花する。花の姿がバラを思わせることから、別名(英名)は
Rose of Venezuela(ベネズエラのバラ),Scarrlet flame bean。

果実は莢果で、長さ25cmほどになる。 和名は、豪華な花が「宝冠」の
ように見えることから。
ブラウネア(Brownea)属は熱帯アメリカや西インド諸島に約30種が
知られる。常緑の高木または低木。葉は偶数羽状、幼時は柔軟、やや
多肉性。時を経ると葉縁が外方に巻く。花は紅色、腋生、房状に下垂する。

「ホウカンボク(宝冠木)Brownea coccinea」は、ヴェネズェラ(ア
メリカ熱帯雨林気候区)原産の常緑低木で、庭園樹や街路樹として利用
される。高さは3~5mになる。葉は3~4対、偶数羽状複葉、新芽は軟葉、
長楕円形、尖頭。腋生の房状球形花序、花は光沢ある緋紅色。
開花期7~8月。半日陰を好む。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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