2016年8月12日(金)、一関市大東町摺沢のJR大船渡線と県道19号線に挟まれた緑地に生えている樹木に覆い被さって繁茂しているボタンヅル(牡丹蔓)が、白い花を沢山咲かせていました。
ボタンヅル(牡丹蔓)キンポウゲ科 クレマチス(センニンソウ)属 Clematis apiifolia
日当たりのよい山野に生える木質のつる植物。葉は小葉が3個ある複葉で対生する。小葉は長さ3~6㎝で、先は尖り、縁には不揃いの鋸歯がある。葉がボタンの葉に似ているので「牡丹蔓」の名がある。8~9月、直径2㎝ほどの白い花が群がってつく。花には花弁は無く、花弁状の萼片が4個ある。萼片の外側には白くて長い毛がある。果実はそう果で、先端に花のあと伸びて羽毛状になった花柱が残り、風に乗って散布される。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]