peaの植物図鑑

イングリッシュ・ラベンダー

一関市街地のイングリッシュ・ラベンダー
 2009年6月24日




2009年6月24日(水)、一関市中里(石畑)にあるコープコルザ
一関(岩手生協一関店)
の大駐車場に車を置いて
少しの時間辺りを歩いてみました。医院の出入口の所に置かれ
た鉢植えのイングリッシュ・ラベンダーが花を沢山咲かせていました。





イングリッシュ・ラベンダーシソ科 ラバンデュラ属
Lavandula officinalis ラベンダーは英名。
ラバンデュラ(ラワンデュラ)属 Lavandula:地中海地方、アフリカ、インド
などに20種ほどある。
ラベンダー Lavandula angustifolia(officinalis)
イングリッシュ・ラベンダー」と呼ばれるヨーロッパ南部原産の多年草
(常緑小低木)で、乾燥した痩せ地に生える。根元は堅く
木質化する。薬用、香料用にギリシャ・ローマ時代から栽
培されていたようで、日本では北海道の上富良野町などで
香料を採るために栽培されている。近年のハーブ人気で、
一般の家庭でも栽培されるようになり、花穂や葉を乾燥し
て香りを楽しむようになった。

近年はいろいろな系統が導入され、環境に合わせた品種
を選ぶことで、庭植えもしやすくなりました。耐暑性が
あるのはストエカス系、ラバンディン系など。レースラベンダー
とも呼ばれるピンナタは、暑さ寒さに弱い種です。

草丈は30~70㎝ほどだが、150㎝ほどになるものもある。
茎は細くて堅く、密毛が生える。葉は全縁、披針形、長楕
円形などで灰緑色の細い葉を対生する。
5~9月、青紫、桃、白色などの小さな唇形花を穂状に咲
かせる。花穂や茎葉からラベンダー油を採取する。
園芸品種ジーン・デイビス cv.Jean Davisツィッケル
・パープル cv.Twickel Purple
などがある。また、フレンチ
・ラベンダー
と呼ばれるラバンデュラ・ストエカス・ペデュン
クラタ L.stoechas ssp.pedunculata
もあり、
交雑種のセビリアン・ブルー L.cv.sevillian blueがある。
[栽培]耐寒性はあるが、高温多湿地では株が腐りやすい。
[NHK出版「趣味の園芸」2009年7月号”香りの花
イングリッシュラベンダー 広田靚子”より]
この花のロマンチックな香りはとても人気があります。
最近は鉢植えのプレゼントが流行しているとか。ラベン
ダーは乾燥しても芳香が失せないので、ちょっと手を加
えれば、世界に1つしかない香りの小物も簡単につくれま
す。~古代ローマンのころから、ラベンダーを浸して香り
をつけた水で、体や衣服を洗っていたとのこと。英国には
「折り目のついた新聞と、ラベンダーの香りがするシャツ
を夫に渡せるのがよい妻」という言葉も残っています。そ
の裏づけとして、ラベンダーの語源であるラテン語の「ラ
バレ」は「洗う」を意味し、洗たく屋さんを意味する英語
「ランドリー」と同じ語源なのです。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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