2014年11月8日(土)、上野公園(東京都台東区上野公園)の大噴水池の周りに展示されているニューギニア・インパチェンスが、花を沢山咲かせていました。それらの中に斑入り葉のものもありました。「サンパチェンス」というのは、サカタのタネが種間雑種として開発し販売している花苗の商標名で、名前の由来は「Sun(太陽)+Patience(忍耐)」だそうです。
サンパチェンス ツリフネソウ科 インパチェンス(ツリフネソウ)属
ツリフネソウ科 インパチェンス(ツリフネソウ)属 Impatiens:南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを除く世界各地に850種が分布する。
ニューギニア・インパチェンス Impatiens × hawkeri (=New Guinia Hybrids)1969年に、アメリカ農務省とナーセリーの合同探検隊が、パプア・ニューギニアで収集したインパチェンス・ホウケリ I.hawkeriをはじめとする多くの原種から育成された園芸品種。特にアイオワ大学で育成された品種群に、この名がつけられた。大株になり、花径7㎝を超える巨大輪もある。葉は駐肋に赤や淡黄色の斑が入り、花色は赤、紫赤、橙、桃色などタイプが豊富にある。
現在も国内外の種苗会社で育種が盛んに行われ、その結果、最近では耐寒性も増し、周年を通して鉢花として人気がある。園芸品種に’ハンク’cv.Hanko、’サターニア’cv.Saturnia、’イシス’cv.Isis、’カルーセル’cv.CVarousel、’ライラ’cv.Leilaなどがある。栽培:鉢植えでは、有機質を多量に配合した用土を好み、水分の要求はきわめて高い。花期:周年。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35110479&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広のニューギニア・インパチェンス 2010年7月20日(火)]