2013年9月5日(木)付「岩手日報」の「声」欄に”農家の苦労思い出来秋祈る”という見出しの投稿(盛岡市の88歳の佐々木さん)が掲載されていました。私も全く同感の思いでこの投書を読ませていただきました。
”8月31日付1面の見出しは「13年県産米『平年並み』」。すぐ横のカラー写真には黄金の稲穂の中に農家のおじさんがニコッとして立っておられました。(中略)農業を大切に思う人が昔は多かったように思います。自然災害、天候相手に農業生産に携わる方々のご苦労は並大抵ではないと思います。今は食料も豊富ですが、お米も野菜も苦労して作ってくださる方々に感謝し、粗末にしないように心がけて暮らしたいと思います。”
2013年9月3日(土)、奥州市水沢区のJR東北新幹線「水沢江刺駅」に行きました。9/10(火)に出発する切符などを受け取るためでした。駅の東西に広い無料駐車場があるのに、どこも駐車中の車で駐めることができませんでした。仕方がないので農道の端に駐車しました。切符を受け取るなど30分程度の短時間駐車できるコーナーを設けてほしいものです。
駅の西口から北側に進むと高架橋の両側が一面の田んぼで、たわわに実った稲穂が頭を垂れていました。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という言葉を口ずさんでいました。
http://kotowaza-allguide.com/mi/minoruhodokoube.html [実るほど頭を垂れる稲穂かな:故事ことわざ辞典]
イネ(稲) イネ科 イネ属 oryza sativa
コムギ、トウモロコシと共に世界の三大穀物のひとつ。日本酒の原料としても重要。高さ50~90㎝の一年草。紀元前4000年以前に、インドのアッサム地方から中国の雲南省にかけての地域で栽培がはじまり、日本へは中国を経て、縄文時代後期に伝わったと考えられている。米粒の丸い日本型と細長いインド型とがあり、インド型は粘りが少ない。それぞれにウルチ種(炊飯用)とモチ種(餅用)がある。
五穀豊穣の五穀は、イネ、ムギ、アワ、マメに、キビまたはヒエを加えたもの。このうちアワ、キビ、ヒエなどの雑穀はやせ地でもよく育つので、イネやムギの耕作に向かない土地の食糧として重要な役割を果たしてきた。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35202505&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のイネ(稲) 2010年8月4日(水)]