2015年9月5日(土)、一関市東山町長坂字久保・柴宿にある「柴宿団地」よ呼ばれている住宅街のメイン道路沿いに生えているガマズミ(莢蒾)の実が、真っ赤に色づいていました。
ガマズミ(莢蒾)スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum dilatatum
別名:ヨソゾメ、ヨツズミ。日当たりのよい山野にふつうに見られる落葉低木。高さは2~4mになり、若い枝や葉柄、花柄などに毛が多い。若い枝は灰緑色で、古くなると灰黒色になる。葉は対生し、長さ6~15㎝の広卵形~円形で、縁には浅い鋸歯があり、先は急に短く尖る。葉の裏面には腺点がある。葉柄は長さ1~2㎝。5~6月、白い小さな花が多数集まって5~12㎝の傘状花序を作って咲く。花は直径5~8㎜。雄しべは花の外に長く突き出ている。
果実は長さ6~8㎜ほどの卵形で、9~10月に赤くなり、はじめは酸っぱいが、(霜に当たると赤みがさえ、白い粉をまぶしたようになると甘味が増して食べられる。)果実酒にも使われる。完全に熟すと甘く、野鳥もよく食べにくる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&講談社発行「野の花・街の花」(監修:長岡 求)より]