2010年7月5日(月)、みちのくあじさい園(一関市舞川字原沢111)に行ってきました。入り口(事務・発券所)を過ぎると「入り口売店」があり、いろいろな品種の紫陽花苗を販売していました。「あじさいロード」と表示された道を150mほど進んだ所に「クロヒメ苑」があり、ヤマアジサイ・クロヒメ(黒姫)が沢山花を咲かせていました。また、売店「一休」があり、休憩所やトイレ、イベント広場がありました。「あじさいミニ知識」の大きい表示板も建っていました。ここからさらに「奥姫コース」が続いていて、「シャクナゲ・カルミア苑」もあるようです。
ヤマアジサイ:別名サワアジサイといい、内陸の湿度のある山林に自生する。小型で葉に光沢がなく、変異の幅も地域差も最も大きく、それだけに変わり者(変種。色や花の形、咲き方、枝のつき方などが変化したもの)も多く、魅力的な花も沢山発見されている。人気も高まり、あちこちのアジサイ名所でも植栽されるようになった。
ヤマアジサイ・クロヒメ(黒姫):戦後、シチダンカと共に出回ったが出所不明。奈良万葉植物園にあったともいわれる。端正な濃青紫色の装飾花は優品である。(画像の装飾花は皆、薄い青紫であるがもっと濃い青紫色であったように思う。)[家の光協会発行「アジサイの世界~その魅力と楽しみ方(日本アジサイ協会、鎌倉アジサイ同好会:監修)」より]