peaの植物図鑑

金ケ崎町赤石堤のウメモドキ(梅擬)の赤い実 2011年11月18日(金)

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2011年11月18日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)に行ってきたのですが、国道4号線側から行く途中の道路沿いに「白鳥飛来の地・赤石堤」があり、カルガモやオナガガモが沢山来ていました。未だ時期的に早かったようで、ハクチョウ(白鳥)の姿は見えませんでした。

この赤石堤のすぐ近くにある民家の庭に植えられているウメモドキ(梅擬)が、真っ赤に色づいた果実をびっしりとつけていました。

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http://www.iwatetabi.jp/spot/detail/03381/1100.html[赤石堤と白鳥:「こちら岩手ナチュラル百貨店。」いわての旅]

http://www.uchinome.jp/nature/animal/animal7.html [金ケ崎・赤石堤の白鳥]

http://d.hatena.ne.jp/oshu-plazainn/20110109 [白鳥飛来地「金ケ崎・赤石堤」:岩手・奥州の観光日記]

http://www.youtube.com/watch?v=H2EmJSK-cts [YouTube:金ケ崎町六原 赤石堤 白鳥(1)]

http://www.youtube.com/watch?v=w3x5Vlr5egc&feature=related [YouTube:金ケ崎町六原 赤石堤 白鳥(2)]

http://www.youtube.com/watch?v=qHU_Dq3BkgU [YouTube:金ケ崎町六原 赤石堤 白鳥(3)]

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ウメモドキ(梅擬) モチノキ科 モチノキ属 Ilex serrata

湿地または湿った落葉広葉樹林内に生える落葉低木で、果実が美しいので庭や公園によく植えられている。高さ2~3mになる。樹皮は灰褐色。枝は暗褐色。本年枝は細く、垢状の短毛がある。側枝は短枝化しやすい。冬芽は円錐形で長さ1㎜ほど。しばしば副芽を伴う。芽鱗は4~8個。葉痕は半円形で、左右に微小な突起(托葉)がある。維管束痕は1個。葉は互生し、葉身は長さ3~8cm、幅1.5~3cmの楕円形または卵状長楕円形。先端は尖り、基部は鋭形。縁には細かい鋭い鋸歯がある。表面に短毛が散生し、裏面脈上には細かい開出毛がある。葉柄は長さ4~9㎜。

雌雄別株で、6月頃、本年枝の葉腋に淡紫色の花をつける。花序の軸がきわめて短いので、花は束生しているように見える。雄花序には5~20個、雌花序には2~4個の花がつく。花は直径3~4㎜。花弁は4~5個、楕円形で長さ約4㎜。萼片は4~5個。雄花には雄しべが4~5個と退化した雌しべがある。雌花には退化した雄しべがある。子房は球形で花柱はごく短い。

果実は核果で直径約5㎜の球形。9~10月に赤色に熟し、落葉後も落ちずに残り美しい。中には核が4~5個入っている。核は三角状楕円形で長さ約2㎜、表面は滑らか。和名は葉がウメ(梅)の葉に似ていることに由来する。分布:本州、四国、九州。日本固有。

全体に毛のないものをイヌウメモドキf.argutidensといい、西日本に多い。葉が無毛で、枝に細毛があるものをウメモドキf.glabrifoliaといい、中部地方の南部に分布する。花や果実が白いものをシロウメモドキ、果実が黄色に熟すものをキミノウメモドキという。

[山と渓谷社発行「山渓ハンディ図鑑4・樹に咲く花(離弁花2)」より]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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