2018年9月28日(金)、奥州市前沢の前沢歯科クリニックに行きました。待合室に飾られていたコチョウラン(胡蝶蘭)が、花を沢山咲かせていました。
コチョウラン(胡蝶蘭)ラン科 ファレノプシス属 Phalenopsis
熱帯や亜熱帯に自生するランの仲間は、おびただしい数にのぼる。この中から美しいものや変わった形のものなどがヨーロッパに運ばれ、温室の草花としてより美しく豪華に改良された。かつては貴族や金持ちだけが楽しめる高級な花であったが、現在では好きでさえあれば、誰でも栽培できる花になっている。日本へは明治時代に入り、西洋から来たので西洋ランと呼び、洋ランと略されているが、正確には熱帯ランと呼ぶべきものだと思う。中国や日本産の低温性のランの一部は、東洋ランとしてまとめられているが、西洋ランとの厳密な区分はない。
コチョウラン(胡蝶蘭)はフィリピンなど熱帯アジア原産で、長い花茎につく白い胡蝶形の花が日本人に大変好まれる。高温多湿を好み、最も育てにくい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]