peaの植物図鑑

マタタビ(木天蓼)

一関市川崎町薄衣「三島峠」  2009年10月4日(日)

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2009年10月4日(日)、一関市博物館主催の「大人の調べ学習~気仙沼街道を行く」という催事が行われました。「気仙沼街道」と呼ばれた古道をバスと一部徒歩で訪ねるものです。川崎町薄衣字柏木から千厩町千厩の間にある三島山の三島峠を経て千厩町千厩までの山道をみんなで歩きました。三島峠に近い川崎町側の道端に生えたマタタビ(木天蓼)が実をつけていました。黄色く熟したものを食べたら甘くておいしく感じました。

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上の3つの画像は、2008年10月13日に胆沢郡金ケ崎町の大林城跡で撮影したもの

マタタビ(木天蓼) マタタビ科 マタタビ属 Actinidia polygama

山地に生えるつる性落葉木本で、ネコ科の動物が好む植物として有名。つるはほかの木や岩などに絡みついて長く伸びて10mほどになる。葉は互生し、長さ約10㎝の広卵形で質は薄く、先は尖る。裏面は淡緑色。花が咲く頃に、枝先の葉が白くなるのが特徴で、遠くからでもよく目立つ。6~7月、芳香のある直径2㎝前後の5弁の白い花を葉の腋に下向きに咲かせる。雄花をつける株と、雌花と両性花をつける株がある。雄花は1~3個、雌花と両性花は1個ずつつく。果実は長楕円形で先が尖り、長さ2~3㎝。しばしば虫えいができる。この虫えい(虫こぶ)のできた果実を乾燥したものを木天蓼(もくてんりょう)と呼び、鎮痛や強壮などの薬用にする。10月頃に熟して黄緑色になると生で食べられる。普通果実は、熟す前に採って果実酒や塩漬けに利用する。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ウスリー。同属種に果物のキウイがある。


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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