2014年5月10日(土)、室根ふるさとセンター(一関市室根町折壁)を会場にして、室根公民館&むろね山野草の会(小山 仁会長)主催の「春の山野草展」が始まったので見に行ってきました。5月11日(日)も9:00~16:00開催されます。
会場入口の1階ロビーには、「望郷(ふるさと)の群舞(ぐんまい)」と名付けた素晴らしいディスプレーが展示されていました。幅3m、奥行き4mほどの区画にクマガイソウ(熊谷草)の群落を拡大した写真と、およそ200本のクマガイソウ、菜の花、ヤマブキ、ツツジ、藤などを配置し、中央にはイワナやヤマメが泳ぐ池を設けるなどして故郷の山河を表現していました。
クマガイソウ(熊谷草) ラン科 アツモリソウ属 Cypripedium japonicum
アツモリソウの仲間は花が左右相称、唇弁が袋のように膨らんでいるのが特徴。クマガイソウ(熊谷草)は、杉林や竹林などの斜面に好んで群生する。4~5月、扇形の大きい葉を2枚つけた茎の頂に、直径8~10㎝もある大きい花を横向きに1個咲かせる。この花を源氏の無骨な武士熊谷直実(くまがい・なおざね)の背負う母衣(ほろ)に見立てて名とした。草丈は20~40㎝。[講談社発行「野の花・街の花(長岡 求:監修)」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34481502&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:むろね山野草の会のクマガイソウ(熊谷草)2010年5月16日(日]