アメショー コチカの FIP 猫伝染性腹膜炎 完治の記録<標準治療>

2014年生後3ヵ月でFIPウェットタイプを発症後、標準治療で寛解。治療過程とその後の日々の記録。

闘病記Part2. 初めてのヒートとおねだりのチュー。

2016-08-05 00:30:01 | ペット
2014年4月19日にインターキャットの注射を予定通り終了、
FIPの治療は投薬のみというところまでこぎつけた後、
5月2日の通院での処方を最後に、薬からも解放されたコチカ。

我が家にやってきたときから、
私が家にいるときはいつもくっついてきて、
私が昼間寝ているときは、自分が眠くなくても
ベッドの枕元にいたコチカが、この頃から独り立ちし始めて
天気のいい日はリビングのソファーで日に当たっていたり、
お気に入りのラメボールで一人遊びをしていたり、
生後6か月の子猫らしい日々を過ごすようになっていました。

フードも、引き続き、ロイカナのウェットとアカナのドライを
食べ方にムラはあるものの、よく食べ、トイレも問題なし。
体が小さいせいか、一度にたくさん食べられないので
獣医師に言われた「食事は、お腹を空かせて1日2回に」には
チャレンジはしたものの、あきらめて、ほぼ1日3回が定着。

病気を乗り越えたことで、
生活のペースができてきて、私もようやく心労から解放されて
猫と暮らす楽しみをしみじみと味わえるようになっていたのですが。

初夏が終わり、梅雨に入ってじめじめした日が続くように
なってきた6月23日(2014年)、食欲が減って下痢気味に
なったのが気になって、再び病院に連れて行ったところ、
「発情(ヒート)が始まっている。食欲が落ちているのは
そのせい」という診断が。

さらに、避妊手術は(女の子の場合開腹手術になるので)
コチカの場合、リスクが大きいが、放っておくと
将来的に子宮系の病気にかかりやすくなる」と、
新たな難題が発生しました。

体重は2.34gと、順調に増えてはいたので、そこは安心したのですが。
(発情、そっか、見た目は子猫なのに、もうこんなにも早く、
大人の体になってしまったんだ)と、
成長のサイクルがあまりに早い気がして、なんとも言えない
気持ちになりました。
もっと無邪気な子猫時代を楽しませてやりたかった、
でももう発情期は始まってしまった‥。

避妊手術については、様子を見ながら検討することにして、
その日は家に帰りました。そしてこの初ヒートは約1週間続き、
食欲不振のまま、特有のポーズ、お尻を上に上げての匍匐前進に、
この前まで子猫だったのに、と、飼い主の気持ちはついていかないまま、
7月27日に2回目のヒートが来たのでした。

このときは、もう、体をあちこちにスリスリしながら
うぉーん、うぉーんと鳴き続け、正直なところ、
(うーん、ちょっとうるさい)とも思ってしまっていました。
コチカ自身にもどうしようもないことなのに。

でも、この時期はうれしい変化もあって、
いつも帰宅すると抱っこをせがむんですが、
ある日、両手の肉球で私のほっぺを挟んで、チューのおねだり。
それ以来今まで、毎日、ただいまのチューが習慣になっていて、
とてもとてもうれしい、幸せな瞬間です。

そして、この2度目のヒートが終わる頃、
また胆を冷やす出来事が。

床に乾いた血痕、トイレの砂にも血液が付いていたので、
再び病院へ向かうことになりました。

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