アメショー コチカの FIP 猫伝染性腹膜炎 完治の記録<標準治療>

2014年生後3ヵ月でFIPウェットタイプを発症後、標準治療で寛解。治療過程とその後の日々の記録。

「ぱっかーん」から「ぺったーん」へ

2020-07-31 20:46:48 | ペット
梅雨が長引いたせいで、今年は夏がくるのが遅いですね。

そのせいか、我が家では、毎年夏の風物詩である「猫の開き」が
なかなか見られずにいます。

例年なら、この時期は、あちらこちらでお腹を上に
「ぱっかーん」と全身を開いた猫が転がっているのですが、
今年はなぜか、背中ではなくお腹を床や椅子にくっつけて伸びている
「ぺったーん」な時が多くて。

ただ、お腹をかばうのは不調のサインでもあるので、
先日、いつもお世話になっている動物病院に爪切りに行った際に
ドクターに聞いてみたら、
「床はフローリングですか?だったら新たに暑いときに気持ちのいい場所を
コチカちゃん自身が発見したのではないでしょうか?」と。

そう聞いてから、ぺったーん状態もあまり気にならなくなりました。
そういえば、ぺったーんの時も、少しずつ位置は変えているのですよね。
床が温まってきたからまた次のひんやり場を探しているのでしょうか。

子猫の時からみていてくださる獣医師さんが近くにいてくださるのは
ありがたいことだなぁと、心配が一つ減った7月の終わりでした。

換毛期とケポ

2020-07-15 22:12:42 | ペット
夏が近づき、ようやく大量の抜け毛が家中を待っていた換毛期が
終わりを迎えそうです。

我が家は「お着替え期」と読んでいるのですが、
冬毛から夏毛、夏毛から冬毛への生え替わりの数ヶ月、
ブラッシングもしますが、基本的に猫はその抜け毛を自分で舐めとって
処理をするので、そのせいで、食べたものをよく吐きます。

初めて吐くのを見たときは、体をくの字に曲げてたいそう辛そうに
ケポケポやるので、大丈夫だろうか、具合が悪くは鳴らないのだろうかと
たいそう心配しましたが、吐いた本ニャンはその後ケロっとしているので、
こちらもだんだん慣れてきました。
そして、吐くのは決まって食後すぐですが、特にあまり噛まずに
急いで飲み込んで食べた後などはよく吐くことに気がつきました。

なので、この頃は、食べ始めの時にこちらの時間があるときは
側についていて、(ウェットを食べるときは)「よく噛んで。カミカミしてねー」
(ドライを食べるときは)「カリカリしてねー。カリカリよー」と、
声をかけると、(わかったニャン!)とでもいうように、よく噛んで食べるように
なり、ケポも激減しました。

そういえば、FIPの治療中、少しでもたくさん食べられるように
横について「モグモグ、モグモグよ」といつも声をかけていたなぁと、
そんな懐かしいことを思い出しました。

余談ですが、先日動物病院にいつものお手入れに行ったとき、
猫を飼い始めたばかりのような若い男の子が真っ青な顔をして
獣医師に「この頃猫が吐くんです!」と訴えていて、「どんなふうにですか?」と
尋ねられて、「最初は食べたものをそのまま全部、その後に液体も吐いて」と
震える声で訴えているのを見て、なんだか初々しくて可愛いなぁと
猫との付き合いが長くなってきた6年半の日々を思いました。