アメショー コチカの FIP 猫伝染性腹膜炎 完治の記録<標準治療>

2014年生後3ヵ月でFIPウェットタイプを発症後、標準治療で寛解。治療過程とその後の日々の記録。

腹水のこと

2017-09-05 01:13:14 | ペット
コチカは今日も元気で、よく食べよく眠りまだ暑いのでよく開いております。

ときどきご質問をいただく、FIPウェットの病状の一つとしての
「腹水」は抜いたかどうか、について、記事の最初の方には書いたのですが
そこまでたどるのはお手数と思い、手短に書いておこうと思いました。

コチカは生後3ヶ月、体重740gで発症、育ち盛りということもあり
獣医師の判断で、腹水は一度も抜いてもらったことがありません。

小さな体で、お腹に水が溜まってぽっこりしている様子は
一緒に暮らしていて、本当に辛いものがあり、
他のFIPウェットの猫ちゃんのHPを見ても、「腹水抜きました」との
記述があるものが少なくなかったので、私もそれで少しでも楽になれるならと
通院の際に相談したところ、「(この子はまだこんなに小さいのに)体に必要な
水分や栄養も抜けてしまうかもしれないのでやめたほうがいい」と
諭されました。
結果として、抜かなくてよかったと思っていますが
それはたまたまコチカの場合がそうであっただけで、
一般的かどうかはわかりません。

一つ言えることは、腹水を抜かなくても、
体が大きくなるにつれて(治療の効果が出るにつれて)
お腹の膨らみはどんどん気にならなくなり、ある日、
お腹に触った時の感触が、腹水が溜まっていた時とは違い、
なんだか柔らかいのでは、と思い、「これは水ではなく脂肪ですか?」と
獣医師に確認して、「そうですよ」という答えが笑顔とともに返ってきた時、
その喜びは今でも忘れることができません。

画像は、FIP発症後間もない頃のコチカ。
少しピンボケで分かりにくいですが、本当に小さな小さな子猫でした。