銀座マロニエ通りを歩いて．．．

病院からの帰り道、今日は夫の送迎なしでメトロを使ったので、ひと駅分を歩いてみました。
陽射しは初夏の気配でしたが、湿度が低くて爽やかなそよ風が吹いて、歩くには最適のお天気でした。
築地方向から銀座１丁目へまっすぐ歩く道は、何十年も前からおなじみの街並みです。
と言っても、ブランクの方がずっとずっと長いのですけれどね。
年齢を重ねると、昔の記憶の方がはっきりとしてくるとか．．．
確かに、懐かしい街並みの中になじみのあるお店を見かけると、若かったあの頃のことが甦ってきたりします。

歩いてみたかったのには理由がありました。
マロニエ通りのマロニエの花が、そろそろ咲き始めているかもしれないと少し期待していたのです。
残念ながら、まだ少し早かったですね。
ようやくつぼみが見え始めているくらいの咲き加減でした。









マロニエのつぼみを探しては撮影をして中央通りに出たら、人出の多さにびっくり。
これが噂の都心の混雑なのかと、田舎のネズミのようにビクビクする私でした。
これはよろしくないわ．．．即刻退散が正解でしょう、そう思って、すぐにメトロの階段を降りて
乗車してみたら驚くほど空いていました．．．ほっとひと安心。
メトロの階段も駅の通路や構内も、不思議なほどに少し怖いほどに人の姿がまばらで、地上との落差が大きくて、
まるで別の世界のようでした。

マロニエの花に惹かれて、うっかり冒険をしてしまいました。
治療のための通院はもう終わり、検査のデータを主治医と検討するだけで体力は消耗しないので
気分よく歩ける帰り道には、思いも寄らない落とし穴のようなものが待ち受けていたのでした。
油断大敵とは、こういうことなのかもしれませんね。

夫が頑なに車での送迎にこだわり続ける訳が分かったような気がします。
今日は仕事の都合がどうしてもつかないと、しきりに気にしていたのですが、私は大丈夫と
言い切っていたことを、少しばかり反省しています。　


新型コロナウイルス禍の収束の日を、１日も早く迎えることができますように．．．


　マロニエについて



　爽やかな晴天でした。




昨年の今日の記事がgooさんから届きました。
１回目の緊急事態宣言が出て１週間、学校も休校になり、お店も閉めていたのですよね。
静まりかえったご近所の街並みを思い出しています。

満開の八重桜.。.:*・゜２０２０.。.:*・゜

銀行に用事があったので、駅前までお散歩がてら出かけました。人の姿が消えた静かな住宅地を抜けて、休校中の小学校と中学校の閑散としたグランドをフェンス越しに眺めながら、駅前まで．．......

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