ぼちぼちいきましょ~中咽頭がん&乳がんブログ

女性には少ない中咽頭癌と乳がんのダブルパンチ!
とほほ...ながらも毎日なんとかやってます

お葬式に行って来ますた

2016-08-27 23:39:03 | 日記
私が癌になった時、とても親身になって相談に乗ってくださり、府立医大に転院する時も色々と手を尽くしてくださった方のご主人が亡くなられました。

膵臓がんが肺に転移して、3年半の闘病でした。

ガンがわかった時は既に末期で、余命11ヶ月と言われたそうなんですが、それでも頑張って治療されて、元気なうちに奥さんと海外旅行にも行かれ、1人息子さんの結婚式にも出られ、やれる事はぜ〜んぶやって、最後に奥さんに、

「僕が居なくなっても君は何の心配もしなくていいように、全部整えてあるからね」

って言って旅立たれたそうです。

まだ63歳になられたばかり。

家族を置いて先に逝くのは辛かっただろうな〜って思います。

ご家族もまだまだ諦めがつかないと思います。

私があと20年の寿命があるのなら、10年を分けてあげたいって真剣に思いました。

73歳だったら何となく良く頑張った!って言えるかな?って思ったりして、、、

まあ、あと20年の寿命が私にあるかどうかが問題ですがな、、、



最近のお葬式は、一昔前とは違ってお別れのイベントみたいな感じですね。

まず、斎場の入り口に愛車のオープンカーのBMWが飾られていました。

そしてホールには故人が愛用していたギターやら、アルバムやら、携わった仕事の資料なんかが展示してありました。

式の始まりはスクリーンが降りて来て、楽しげに笑っている旅行の写真やら、お誕生日の写真やら、バックミュージックで福山雅治の♪道標♪が流れていました。

それを見て号泣

お焼香でまた号泣

献花でまた号泣

なのに、うちの母ちゃんは、福山の歌を聞いて、

◯◯さん(故人)が歌ってはるんか?上手やなあ〜。

って、言うてはりました



それにしてもガンって奴は、ほんまに容赦ないね。

どんどん成長して、家主を乗っ取り最後には自爆するっていう、、、

歩みを止めてくれたら自分も死なずに家主とずっと共存できるのに。

あほやね。ガン野郎。


で、こんな素晴らしいお葬式を見て、自分やったらどうなる?って考えたら何も思い浮かばん、、

展示するものって??ある?

SMAPのグッズくらいしかないで。

ペンライトいっぱい飾るか?キラキラと

写真も嫌いやからあんまり撮ってないし。

ってか、最後の献花でみんなに顔を見られるの、はずかしいったらありゃしないわ。

いっそのことバカ殿みたいなメイクにしてもらおかね?

まぶたの上に目書いてもらおかね?

棺桶開けたらバカ殿だった!って何年か後にワイドショーで話題になったら、それはワタシです