先週 ぶっち君の体調がまた底辺まで落ち込みました。
最初はちょっとした出血からでしたが…
ん?


あら?

何だ?

「気にすんな」

口っ。血がついてる。口っ!ほらっ!
「あーこれな」

これなって アンタ

貴重な血を流しちゃダメでしょ!ハイ 病院!
「やめろ


赤いなぁ…

点滴して 口の中を覗いたけど 歯槽膿漏ではなさそうで。
元々二年前から 血はよく吐いていたものの
首の深手が治った後は しばらく落ち着いていました。
ああ内臓か~ また始まったか~

「いちいち騒ぐなよ


流動食にしよう…

大丈夫かなぁ…

その翌朝。ケージ内で 2年ぶりの惨劇が。
なんということでしょう…。
朝から心臓に悪いんですけど 真っ赤で

ぎぃやぁああー


誰を食い殺したの ぶっち君~


内臓一個 吐き出してない??あぁ貴重な血が…血が…
何か肉片も~


「おぅ女将。掃除頼む


何なのー ちょっとー

他のふたり すっかり引いちゃってんじゃん…
「アニキ 血なまぐさー


ヒノキさん 完全無視


掃除はしますよ。しますけど。うん もう見慣れたし。
まずは 汚れた毛皮から拭き上げようか

足も腹も 血を踏んで真っ赤になっていました。
顔っ!

血でごわごわ


ロフト掃除完了!


ベッドメイク完了!


「ごくろう」

だから 何落ち着いてんのよ あんたは~

エイズに貧血 多臓器不全 ぼろぼろなのは見て明らか。
なのに2年も しぶとく生きてるぶっち君…
「暫く休む」

「飯も休む」

休んでください。思う存分。お願いだから
せっかくコツコツ蓄えた血をこれ以上流さないでね。
水は飲め!


