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パリへタイムトラベル

パリ留学日記、フランス・パリ情報リンク、フランス雑貨・インテリア・アート・演劇・フランス映画・旅行情報

売ります買いますーAchat et Vente

2007-09-12 18:21:28 | フランス留学
2004*pm1:00
16区。MIRABEAU駅。以前、JUNKUDOUの掲示板で
SONYのCDプレーヤーを10ユーロで売ります、という張り紙を見つけた。
気晴らしに日本語のCDも聞きたいし、授業のdictee(書き取り)対策に欲しいなあと思っていた。
早速、売り主に連絡し、家まで訪ねた。

高級住宅地の一角。近代マンションから30代前半の日本女性が出てきた。
ロングヘアですらっとした美人さん。
名前はTさんといった。真っ白なマンションの部屋はとても広く、でっかい電子ピアノが置いてあった。
お昼時だったのでサンドイッチをごちそうになりながらお話した。

「今度、主人の都合で帰国するから色々売ってるところなの」
話によれば、だんなさんは原子力研究所にお勤めだそうで仏には4年いたらしい。
奥様はジャズを習いにピアノを教わってるそうだ。

「私は見合い結婚なんだけど、フランスに来るなんて思いもよらなかったから
お見合いは宝くじに当たったようなもんよ」
と、初対面なのにいっぱいしゃべった。

「一度、フランス語の回路を頭に作っておけば時間が経っても吸収しやすいよ。
だから今のうちにいっぱい勉強した方がいいわね。」

なるほどー。ブランクがあっても戻りやすくなるわけか。
10月から前よりハードな学校に行くので今のうちに頑張ろう。

お土産にクッキーまでいただいて恐縮した。
またまた思いがけない出逢いだった。

<今日のフランス語>
取扱説明書
brochure explicative

この機器は電池でも電源からでも使える
Cet appareil fonctionne a piles et sur secteur.

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ピアノと出会い

2007-09-10 23:04:47 | フランス留学
2004*am10:00
La prefecture de policeから健康診断のお知らせを受け、Bastilleへ。
体重・身長を測り、簡単な問診を受けた後、
待ちに待った滞在許可証がもらえる流れとなっている。

待合室で待っていると、受付で何やら困っている日本人女性がいた。
どうやら診察室の場所と流れがわからないらしい。
「そこの階段を上って左ですよ。この紙を持っていけば見てもらえます」
等々、流れを教えるとものすごく感謝されてしまった。

「もしよかったらお茶をご馳走させてください」と誘われ、これもなんかの縁だと思い、ヒマだし、近くのカフェでお茶することになった。

名前はSさん。30歳。日本ではピアノの講師をやってたらしいが、
パリでは音大に通ってるらしい。
ぜひピアノが聞きたいです!とずうずうしくお願いすると、
快くアパートに招いてくれた。

そのアパートはグランドピアノを置いてもなお広い部屋だった。
Sさんはショパンの「夜想曲」を弾いてくれ、生演奏に感動した。

「英語は通じないし、音大の先生はムチで手の甲を打つし、
もう怖いから日本に帰りたい」
とSさんはぶーたれていたが、こんなにステキなピアノを弾けるんだから
もうちょっと頑張ろうよ、と初対面なのに励ました。

お互い、くれぐれもお礼を言い、別れた。

不思議な出会い。日本で普通に暮らしていたら会えない人たちに
ここでは会える。久々に日本語をしゃべり楽しかった。

<今日のフランス語>
深く息を吸ってください
Respirez a fond.

息を吐いてください
Expirez.

腕をまくってください
Retroussez votre manche.

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住民基本台帳カード-Carte de sejourパリの滞在許可証

2007-09-03 13:50:20 | フランス留学
2007*am9:00
ソオ言えば、私には身分証明書が、ない。
運転免許証もなければパスポートも期限切れ。
保険証はあるけど、それ1枚じゃTSUTAYAの会員証は作れない。

先日、中区役所へ転居届けをだしたところ、
写真つき住民基本台帳カードの存在を知った。
これをもっていると横浜市の美術館が割引になる、とか
特典があればいいのに。

2004*am9:00
14区。Cite Universite駅.今日は滞在許可証を申請するために
Cité internationale universitaire Maison internationaleへ。
申請場所は、その昔、小澤征爾も滞在したという学生寮の中にあった。
レンガ造りの趣のある建物だ。

フランスの滞在許可証。無いと、10月から通う学校の申請もできないし、
出国するときに面倒な質問をされる。
留学生の口コミサイトでは、しょっちゅう提出書類が変わるし、
下手すると日本に戻って取り寄せる場合もあるらしい。
戦々恐々とした気持ちで申請に行ったら


あっさり受理された。


必要書類は以下のとおり。
1.パスポート
2.学生VISA(在日フランス大使館で申請済み)
3.戸籍謄本(在仏日本領事館で翻訳済み)
4.高校卒業証明書(同上)
5.パリ市内の住所の証明
=マダムゴグランに借りた大家さんの身分証明書と公共料金領収書
(↑闇大家だと貸してくれず厄介なことに!!)
6.450ユーロ以上の所持金を示す証明書/私の場合はシティバンクの預金証明
7.学生証(申請中の場合は仮登録証)
↑全ての書類はコピーが必要。
8.写真3枚
9.返信用封筒
*2004時点。

詳しくは↓
>>prefecture police


これだけの書類を揃えるにはちょっぴりエネルギーが要る。
事実、私の後ろの日本人は日本語の戸籍謄本を持ってきてしまい、
追い返されていた。翻訳してもらうにも1週間ほど時間がかかるので
もし謄本自体を忘れたら日本の家族に送ってもらうしかない。

・・・etc.面倒な手続きを一発で通すこの快感。
1週間後。BastilleにあるLa prefecture de Policeで
健康診断を受け、許可証を受け取れれば手続きはOK.

これでやっと堂々と町を歩けるー!

<今日のフランス語>
フランスにどれくらい滞在しますか?
Combien de temps comptez-vous sejourner enFrance?

どこに滞在しますか?
Ou allez-vous sejourner en France?



イギリス好きとフランス好きの嬉しいコラボレーション。

アクセサリーやキッチン雑貨、habitatハビタやrepettoレペットなど

ヴァリエーション豊富に取りそろえます




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部屋探し

2007-09-01 23:26:15 | フランス留学
2004*AM10:00
15区。LA MOTTE PIQUET GRENELLE駅。
やっと家が見つかった。今日からお引越し~ヤッホー。
学生寮は8月末まで。嫌でも探さなきゃいけなかった。
噂には聞いていたけど、ガイジンの部屋探しはほんっとうに大変!ぎゃー

情報源はOVNI(日仏新聞)http://www.ilyfunet.com/cgi-local/bbs01/wforum.cgi、
ニュースダイジェストhttp://www.newsdigest.fr/newsfr/index.php、
オペラ座近くの本屋・ジュンク堂の掲示板、
アリアンスフランセーズの掲示板、
そして口コミ。

まずOVNIとニュースダイジェストは発行日の朝、チェック。
いい情報があればすぐ電話。
当然、部屋探し中の日本人がみーんな狙ってるので
指定の時間に見学へ行くと既に5人(!)いたり。

痛いのが保証人はいるか、と聞かれること。
留学生は普通いない。よって闇で貸してるところを探すことになる。
闇で貸してると、大家さんが公共料金の領収書を貸してくれず、
滞在許可証の申請ができない。=不法滞在となり、次回の来仏が困難となるわけ。

そんなのやダー!

日仏新聞やジュンク堂は日本語交渉できる=競争率が高い。
仏語で交渉なんてメンドクサい!とか言ってらんない。

というわけで、アリアンスの掲示板で探すことにした。

ついに見つけたその部屋は、エッフェル塔から約7分。
築100年のアパートはまさに思い描いていたパリの建築。

大家のマダム・ゴグランは80歳。ドイツ人留学生の男の子と
3人で同居することになった。
どーなることやら。

<今日のフランス語>
Je voudrais louer un appartment.
アパートを借りたいのですが

Puis -Je visiter?
部屋を見せていただけますか

Cette chambre est tres jolie.
かわいい部屋ですね

Quel est le loyer?
部屋代はいくらですか?

Je le prends.
ここに決めます

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Lost in translation

2007-08-31 23:00:53 | フランス留学
2004*pm17:00
日本大好きフランス人・マルゴと「ロスト・イン・トランスレーション」を見た。
マルゴとは「エシャンジュ募集」の貼り紙で知り合い、
時々日本語とフランス語の勉強をする仲だ。
彼女はパリの郊外の一軒家に住み、友達を呼んではパーティーを開いたり、
料理を教えてくれた。
“日本に来たガイジン”の映画は2人とも興味をそそられるテーマだ。

フランス語吹き替え版を見たわけだけど、途中でCMディレクターが
日本語で指示を出すシーンは仏語訳されていなかった。
「もっと古い友人に会ったときの様に!」と抽象的な命令を出すわけだけど、
マルゴはやっぱり分からなかったらしい。
このディレクターが「ほんとに訳してんのかよ!!」と
日本人通訳になじるところが、かつての仕事場・CM撮影現場を思い出し
苦笑した。

本当は監督にこうしてほしいのに、間に入る馬鹿プロデューサーのせいで
「ほんとに伝わってるのかよ!!」と憤慨することがしょっちゅうあったからだ。

と、昔話を思い出しつつこの映画は楽しめた。
最後の別れは泣けた。

その後、マルゴとは出てきたフランス語の台詞を教えてもらいつつお茶した。
いい映画ダー。

<今日のフランス語>
Nous avons quelques choses pareilles.
私たちは何か似ているものを持っている。

Elle est becheurse...
彼女はお高くとまってやな感じ。

J'ai fait prendre au realisateur une crise.
私は監督をイライラさせてしまった。

Nous sommes ame en peine.
私たちは退屈で困るわ。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/14/2fa5c5340c629a994b25b6754fb71ea8.jpg




またフランス警察の世話になる

2007-07-29 20:30:19 | フランス留学
2004*pm11:00
Kちゃん達の旅、最終日。今日は朝からいやーな予感がした。
私とMちゃんがキッチンで朝食を作っているとあとからKちゃんがやってきた。
バタン!「ああ!」私の部屋の扉が中にキーカードを置いたまま閉まってしまったのだ。
当然、中にみんなの荷物があり私たちは締め出されてしまった。
仕方なく、1階の管理人室へ。が、誰もいない。待つこと1時間半。
貴重な時間の大きなロス。
ようやく管理人オマールが帰ってきたところで開けてもらい、厳重注意を受ける。
これがこらから始まる不幸の警告だった。

まずはギュスターブモロー美術館へ。
彼の邸宅を改造した美術館には約4000にものぼるデッサンが残っている。




女性の髪やしわ、など描写が非常に細かい。
美術系のKちゃん、Mちゃんは食い入るようにみていた。
壁いっぱいに絵が飾られ、圧巻の展示だった。

それからパリのシンボル・ エッフェル塔へ。
私は今回の留学を含め、パリに来たのが3回目。にもかかわらず、
一度も上ったことがない。前回きた時は、なんとクレープにアタり、
みんなとエッフェル塔に上れなかったという悲しい思い出がある。
今回は世界各国からの観光客が長い行列を作っていた。
あまりの長さに諦めた。

最後に今日のハイライト・サントシャペルへ向かうため、RER線に乗る。



キリストの茨の冠などを納めるためルイ9世が造らせた教会で、
1248年に完成。1階は宮廷に仕える使用人用、2階が王家用の礼拝堂だったらしい。



フランスに来たらここは絶対に行くべき!と私はおすすめしている。
ノートルダム寺院より美しいと思う。
なぜならほぼ360度ステンドグラスに囲われていて、
夕方になると西日が幻想的にカラフルな聖書の世界を浮かび上がらせるから。
今日はここでヴィヴァルディの四季を聞くコンサートがある。
とても楽しみだった。
と・こ・ろ・が・・・

RER線、電車の中。
もうすぐ最寄りのSt-Michel駅に近づこうというその時だった。
「ああっ財布がない!!」Kちゃんが叫んだ。
かばんが半開きになっているのを見て3人ともボー然とする。
私は「すられたんだよ。旅行保険に入っているなら被害届けをもらわなきゃ」
と提案。すぐさまエッフェル塔近くの警察に行くべく引き返す。
ところが、警察がなかなか見つからない。
1時間歩き、見つけたときは閉まっていてグッタリした。

結局、コンサートを聴きに再びサントシャペルへ。
その素晴しさといったら、ない。
星もようの天井、輝くステンドグラスに囲まれながら聴く「四季」は
げっそりした3人を確実に癒し、先ほどの不幸をしばし忘れた。
Mちゃんは感動して泣いていた。

終了後。再び先ほどの警察へ。やっと入り口を見つけると
Kちゃんと私が取調室に通された。
フランスの警察はこれで2回目。前回、私がすられた時の経験が幸か不幸か
活かされた。スマートな若手警察官を相手にジェスチャー交じりですられた瞬間を説明する。
「中近東系の男が彼女にぶつかった瞬間、カバンをあけた」
それを警察官はパソコンに打ち込み、盗難届けを作成した。
最後に「日本人が一番狙われやすいからいい財布、いいカバンを持っては駄目だ」
と注意を受けた。

1時間半後、取調べが終わり私たちは解放された。
すでに22:30。レストランは閉まっている。
結局、寮に帰り、Mちゃんたちがお土産に持ってきた稲庭うどんをゆでた。
最後の夜は豪華に行きたいところだったが仕方がない。
3人とも言葉すくなにズルズルっとかきこんだ。
Kちゃんがぼそっと「しめやかなゆうはん・・・」とつぶやいたのには
2人とも噴出した。

警察内部までみてしまうディープパリな旅。
最後はとんでもない目に遭ったけど、いつもと違うパリを
面白おかしい3人で発見できて楽しかった。

さて明日から部屋探しダー!

<今日のフランス語>
彼女が財布をすられたようです.
On l'a vole de l'argent dans son portefeuille.

盗難証明を作ってください。
Faites une declaration de vol.

どんな財布ですか
Comment est ce portefeuille?

中に何が入っていますか
Que contenait-il?

クレジットカードと現金です。
Des cartes de credit et d'argent.

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スターアカデミーの優勝者 Gr醇Pgoryグレゴリー 

2007-07-26 11:55:01 | フランス留学
フランスのオーディション番組「STAR ACADEMY 2004」で
優勝したグレゴリー・ルマルシャルが、
肺の先天性障害で2007年4月に亡くなった。わずか23歳の生涯だった。

「スターアカデミー」 とは、TF1で
毎週土曜日に生放送されるオーディション番組。
人気投票により、毎週ひとりずつ落選していき、
残酷にも同級生たちが落とす人を選ぶ。
最終週に残った1人が歌手デビューできるというしくみ。

城の中で デビューを目指す若者たちが共同生活をする過程が、
ケンカあり、恋愛あり、友情ありで面白い。

留学中は毎週見ていて、
少年顔とは裏腹に力強い美声にうっとり。
優勝が決まった時は誰もがやっぱりな、と納得した。

デビュー・アルバム "Je Deviens moi"は
ランキング初登場1位。
フランスが誇る美少年アイドルの誕生だった。

彼が苦しんだ病気は、生まれつきのもので
生き延びられたとしても30歳ぐらいまで。
きっと彼は自分の寿命を知っていたのだろう。
そう思うと、胸が締め付けられる。

彼の死後、同じ病気で苦しむ人のためにグレゴリー財団が設立され、
集まった寄付金は10億円にものぼった。

「La Voix d'Un Ange」"天使の歌声" は
永遠にフランスの人々の心に刻まれることとなった。

グレゴリーの歌声
http://just-gregory.net/

Lucie Silvas & Gr醇Pgory Lemarchal - M醇Sme Si





Mont-saint Michael !

2007-07-23 16:52:39 | フランス留学
2007*pm3:00
家。すっかり忘れつつあるフランス語を取り戻すため、
今日は1日「TV5monde」(=日本で言う教育テレビ??もっとくだけてるけど)
を観る事にした。
平日の昼間はやたら料理番組が多い。
3つ星シェフを訪ねて日本のかぶを使った料理を紹介したり・・・
で、なんでシェフってみんなひげ生えてんだろ。
自分では決して作れないソースのオンパレード。
思わず見入ってしまいお腹がへる。

2007*pm8:00
20日より日本からKちゃんとMちゃんが遊びに来ている。宿は寮の私の部屋だ。
昨日はサンジェルマンデプレを歩き、それからギャラリーラファイエットへ。
目的はフランス一、面積の大きいランジェリーコーナー!
天井のステンドグラスのゴージャスさに驚き、ランジェリーデザインの過激さに
キャアキャア騒ぐ。
ディナーはオペラ座近くのブラッスリーへ。
ブルターニュ料理が中心の素朴な家庭料理だった。
前菜が間違っていて値引き交渉したりなど、ややてこずった。
久々に贅沢した気分で3人ともお腹いっぱいになり帰った。

さて今日は!念願のモンサンミッシェルへ!!!
5時起床のかいがあってか、2階建てバスの一番前に乗ることができた。
パリを抜け、ノルマンディ地方に向けて出発。
田舎町に差し掛かると、1本道がどこまでも続く。
レンガつくりの家、白いプチホテル、茶色の牛の群れ・・・
大パノラマから見える景色はまるで絵のようだった。

ランチは古城の中だった。パンフには特に書いてなかったのでびっくりした。
再び、目的地に向け出発。2時間ばかりするとだだっ広い草原が見えてきた。

くさをついばむ羊の群れ。遠くには霞がかったモンサンミッシェルが
ぼおっと浮かび上がっている。3人ともヴォルテージが上がり、
「ラピュタみたい!!」とまたキャアキャア騒いだ。

パリを出発して5時間。ようやく到着。
日本語が流暢なガイド・ジョスリンさんが主要コースを案内した。

切り立った城壁に沿って上までずんずん進む。
一時期、要塞だったこの島は敵を待つための橋があったり、大砲口が残っていた。修道院の中は、シンプルなロマネスクと複雑なゴシックが混ざった構造で、
ミステリアスな雰囲気だった。3人ともバシャバシャ写真を撮りまくる。

展望台からは周りの海の色が白く見え、かもめが悠々と飛んでいた。
浮世離れした景色に3人ともしばし癒される。
機械のない時代に巨石を一つ一つ積み上げた人間の力に
信仰に対する凄みを感じる。

ずうっと来たいと思っていたモンサンミッシェル。
次はいつ行けるかわからないのでよおく自分の目に島を焼き付けた。

おやつは軽くクレープを、夜はパリに戻り、サンドイッチで今日は終わった。
なんだか幻みたいな1日だった。

パリヴィジョン↓
http://www.parisvision.com/

モンサンミッシェル↓
http://www.mont-saint-michel.net/

<今日のフランス語>
観光ツアーに参加したいのですが
Je voudrais faire une excursion.

何時間かかりますか?
Combien de temps dure le circuit?

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ハワイーau marchand de legumes

2007-07-21 23:38:34 | フランス留学
2007*pm8:00
家。来年5月に結婚するつもりで、横浜の式場をおさえたものの・・・
その後いろいろあってキャンセル。
結局ハワイですることにした。家族なし。2人だけで。
いわゆる大勢の人の前で式を挙げて披露宴をしっかりやってー
という日本の典型的な方法がどうも自分に合わない気がしていた。
もうちっとコジンマリやりたいなあ、という気持ちがずっと前からあったんだけど
周りの意見に振り回されてた部分もあり、押さえたものの迷ってしまい・・・。
んで、色々考えて「やっぱ違う」とキャンセルしてしまった次第。
まだ誰にも言ってないのにこれに書くのはどうか、と思ったけどま、いっか。

2004*am8:00
近くのmarcheにて。
寮付近の地区は中東系の移民が多く、日本人はとても目立つ。
marcheではいつも行く八百屋さん(=一番安い)が、
最近は声をかけてくれるようになった。初めは「日本人??」と珍しがられ、
「元気?」とか「今日はこれがおすすめだよ」とかたわいのないことだけど、
なんとなくこの町に慣れてきた実感が沸く。

しかし、今、住んでいる寮も8月末まで。そろそろ部屋を探さないとまずい。
日本で一人暮らししたことがないのに
海外でいきなり1人で部屋探しなんて
ホント気が重い。でもがんばらねばーー。ひい。

<今日のフランス語>
これどうやって食べるんですか?
Pouvez-vous m'expliquer comment on mange ca?

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1日家ー向かいのアメリカ人Mくん

2007-07-08 22:11:26 | フランス留学
2007*pm16:00
今週は6連勤でもうへとへと。
やっと休みの今日、目が覚めたのはもうお昼近くだった。
この1週間ためていた家事・・・洗濯、掃除、アイロン・・・
やり慣れていないのでけっこう疲れる。
実家ではほとんどやっていなかったからねえ。家を出た今、やらざるを終えない。家事の中で一番好きなのは掃除。部屋のほこりだけでなく、
何か心のもやもやも取り去られるような清清しい気分になる。
嫌いなのが、洗濯。洗濯機から取り出す時のあのぺったりした
感触が好きじゃない。晴れている日はここぞとばかりに外へ干し、
カラッと乾くととても嬉しい。途中で雨なんかが振り出すと
じとっと湿って最悪だ。そんなわけで今日はテッテー的に床を拭き、
洗濯機を3回まわした。気が付いたらもう日が暮れてしまった。
うー私の休日って・・・。

2004*pm10:00
アリアンスの寮にて。学校の宿題をしていると何やら向かいの
アメリカ人Mくんの部屋から音楽が聞こえる。
かなりでかい音量で聞いているらしい。「うるせーなー」と思いつつ、
宿題を続けていたが、気になって気になってしょうがない。
文句言おうかなー、でもこのあと気まずくなるのもやだなー、と
もやもや考えていた。そんな状態が30分ほど過ぎた頃、ついに耐え切れず、
向かいの部屋のドアをノックした。音が消え、Mくんが出てきた。
勇気を出して言ってみた。
「申し訳ないんだけど、明日テストがあるので勉強してるんだ。
もうちょっと音量下げてくれる?」
Mくんはごめんよ、すまなかった、と素直に謝りそれから静かになった。

翌朝。台所でばったり会った隣の日本人Aさんから「昨日注意したでしょ」と突っ込まれた。
そして衝撃の事実を知った。
「あの曲、自分で作ったらしいよ。ギターで弾いてるんだって」

ぎょえ。自作自演だったとは。きっと今頃彼のプライドはズタズタに違いない。
うー気まずい。
申し訳ないので「今度ギターを聞かせてくれる?」と話しかけてみよう。

それにしてもMくん、シンガーだったとは・・・(驚)

<今日のフランス語>
soyez tranquille,S.V.P
静かにしてください、お願いします。



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