goo blog サービス終了のお知らせ 

パリへタイムトラベル

パリ留学日記、フランス・パリ情報リンク、フランス雑貨・インテリア・アート・演劇・フランス映画・旅行情報

世界で最も古い劇団コメディ・フランセーズ

2018-02-10 14:07:04 | アート・演劇・映画
Il était une fois la Comédie Française


今日は劇場の日。
もともと演劇、ミュージカルが好きなのでフランス滞在中は
豪華絢爛なパリ・オペラ座からカフェと併設しているような小劇場まであらゆる劇場に足を運びました。

中でも印象的だったのはコメディフランセーズ。1680年にルイ14世の命で始まった王立の劇団は世界で最も古い劇団と言われています。
王政がなくなった今では国立劇団となり劇団の最高責任者はフランス大統領が直接任命します。
300年の間、「モリエールの家」とも呼ばれモリーヌ、ラシーヌ、ユーゴーなど数々の作品が上演されました。

外観は派手さもなく知らなければ通り過ぎてしまいそうですが、中に入るとふかふかの赤いじゅうたん、
劇場ホールは贅沢で洗練された趣でまるで自分が場違いな気分にとらわれしまうほど。
フランスの歴史映画に出てきそうな、仮面をかぶってお忍びで王侯貴族が観劇に来ているのではないか、という豪華さ。
フランス語の美しい発音はこのコメディーフランセーズの俳優教育が基準と言われ、
アクセント、音感は耳心地がよくフランス語勉強中の人にはうっとり、勉強になります。
この舞台に立つ俳優はフランス演劇界のエリートといわれるほど。
最高峰の俳優、スタッフ、演出家が練り上げる舞台を観劇の際は
ぜひおしゃれしてお出かけすることをおススメします^^

ドキュメンタリー作家「フレデリック・ワイズマン」が監督を務めた映画「コメディフランセーズ 演じられた愛」では
コメディフランセーズで繰り広げられる作品の
企画会議から舞台のリハーサル風景、劇場の全景、演出家や俳優たちの表情、
楽屋裏の様子、経営委員会や劇団の年金制度をめぐる会議に至るまで、
細部まで描いていて舞台好きには興味深い。

フランス好き、演劇好きの方は是非一度足を運んでみてください。

コメディ・フランセーズ
Comédie-Française
99, rue de Rivoli 75001 Paris
M:Palais Royal - Musée du Louvre


>南仏プロヴァンスを感じるオリーブやラベンダーの刺繍が入ったかわいい円形タオル&キッチンクロス♪♪

>フランスの石鹸通販。南仏プロヴァンスのマルセイユ石鹸やローズの香りの石鹸などをプチプラギフトに

>フランスのバッグ通販。日本初上陸のフランスブランドのバッグやトートバッグなどかわいいバッグがいっぱい

フランス映画「タイピスト」

2018-01-28 10:53:59 | アート・演劇・映画
映画『タイピスト!』予告編




【ネタバレ注意】

金曜の夜、ワイン片手にチーズやサラミをつまみながら、
なーんにも考えず楽しめる笑 
働く女性におすすめのおしゃれでキラキラしたロマンティックコメディ。

あー、こういうキラキラした映画好きだわーーー

働いているといろいろあるけど
目標に向かってまっしぐらな女性の映画を見ると元気になりますよね^^

<STORY>

2000年代のように女性活躍推進なんて叫ばれていない1950年代のフランス、ノルマンディー地方が舞台。
小さな村の雑貨店で育った主人公ローズは店の商品でいつまでも売れないタイプライターを
ひそかに練習していた。ある日、ロマンデュリスが経営する保険会社の秘書募集を見つけ親に内緒で応募する。
採用されたローズだったが不器用で失敗ばかり。
業を煮やした経営者はタイプライティングの速さを見込み、
タイプライティングノルマンディー地方大会に出場するよう彼女に勧めるのだった。
果たして彼女は見事優勝を勝ち取ることができるのか?
主演は『譜めくりの女』のデボラ・フランソワと、『ロシアン・ドールズ』のロマン・デュリス。

<1950年代といえば>
1950年代といえば、「ローマの休日」が大ヒット。ヘップバーンカットやサブリナパンツが流行しました。
ファッションでいえばクリスチャンディオールが「ニュールック」を発表、細く絞ったウエストと裾が広がったスカートによって”ボンッキュッポン”としたボディラインに!
すっきり見せることが主流となりました。
映画「タイピスト」のファッションもまさにニュールックスタイル。パステルカラーに包まれたワンピースがとってもキュート!
インテリア、音楽、ファッションの細部に至るまで、華やかでおしゃれな1950年代の世界観にわくわくすること間違いなし。

1950年代、第二次世界大戦で若い男性の出兵などにより、深刻な人手不足に。それをきっかけに女性の社会進出が始まったけれど
男女雇用均等などの制度が整う女性活躍時代までまだ何十年もかかるほんの入り口。

私は1950年代を直接知らないのですが、映画を見た後、
当時の女性があこがれた職業「タイプライター」は
戦後から復興しようとする勢いと力強さ、たくましさ、
これから新しく始まる時代の新しい女性の象徴だったのかな、と感じました。

ところで今の時代のあこがれの職業ってなんでしょうね。
男女ともにチャンスが与えられているので女性にしかできない職業という区切りもありません。
100人の女性がいたら100通りの答えが返ってきそう。
参考までにラルーン調べのアンケート結果をご紹介します。
多様性が認められている時代に生まれてきたことにあらためて感謝・・・。



<大人になって考えてみれば
「目指せばよかったと思う職業TOP10」 >
(ラルーン調べ:2014年10月調査925人が回答) 抜粋

1位看護師
ハードな仕事だと思いますが、その分やりがいはあると思う。 (30代後半)
高齢者が増えて社会の為にも支えていきたい(20代後半)

2位公務員
収入が安定しているから(20代前半)
待遇(福利厚生など) 結婚し、子供が出来ても職場復帰しやすく、就業時間や、休みもきちんとあるので。(20代後半)

3位薬剤師
需要は高いし産後も働けそう。国家資格は強い。(30代後半)
給料がいいし女性が働くには打ってつけの求人条件が多いように思います。(30代後半)

4位CA(キャビンアテンダント)
きれいで、英語が話せて、憧れだから。(20代前半)
世界にいける。いろんな土地に足を運べて触れることができるかなと思いました。(20代後半)

5位特にない
今やりたいことをやっているから、ない(30代後半)
ない(20代前半)

6位美容師
かっこいい。じぶんも可愛くなれる(20代前半)
ハサミ1つでも 人を笑顔にできるから(40代以上)

7位OL
仕事の休憩中にランチに出掛けるとか、ネイルとか、女子らしいことが、できる(20代前半)
いつもオシャレが出来て、楽しそう。(20代前半)

8位ブライダル関係
幸せな瞬間を一緒に感じられるから(20代後半)
人の笑顔を見れる仕事に憧れる(20代前半)

9位保育士
子供が好きだから。(20代後半)
人のために働きたいから(10代後半)

10位事務
結婚、出産などあっても、長く続けられそうだから。(20代後半)
結婚、出産後も仕事がいろいろありそう。(20代後半)
安定している仕事、人のためになる仕事、人の笑顔が見られる仕事が多い印象ですね。

>フランス雑貨通販といえばラ・メゾンドレイル


>ティータオルの使い方







アメリの監督・最新作「天才スピヴェット」

2014-12-08 16:36:12 | アート・演劇・映画
映画「アメリ」で知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が初の
3D作品を公開、「天才スピヴェット」。田舎暮らしの天才科学
者スピヴェットは10歳にして権威ある科学賞を受賞してたった
ひとり、授賞式に参加するため大冒険を繰り広げるというお話。

ジャン=ピエール・ジュネ監督らしい
ディテールにこだわった世界観とユーモアの中に切なさがつまった
とても素晴らしい作品です^^

2010年にフランス映画祭にいらした時、監督からサインをいただきました。
> フランス映画祭の様子はこちら

映画『天才スピヴェット』予告編


もこもこあったかトートバッグ
>もこもこあったかミニトートバッグ


トリコロールチェックA4トートバッグ
>トリコロールチェックA4トートバッグ



イギリス王室の祖先はフランスからきた?

2014-04-07 18:55:30 | アート・演劇・映画
先日、テレビ東京の「137億年の物語」を見ていたら衝撃の事実を知ってびっくり!
英国王室の祖先は実はフランスからやってきたというもの。

イギリスでは世継ぎのいないエドワード懺悔王が死去すると
1066年、フランスからイギリスに侵攻、アングロサクソン人を攻め
同年、ウェストミンスター寺院でイングランド王ウィリアム1世として戴冠したらしいのです。

後に王家を継ぐ者は必ずウィリアム1世の血統を受け継いでいる。
またウィリアム1世の宮廷ではノルマンなまりのフランス語が使用されたが、
時代と共に現地の言葉と混ざり合い今の英語が形づくられたようです。

【貢献】

・国王裁判所の設置などで司法制度を整備
・1085年、最初の土地台帳ドゥームズデイ・ブック(Domesday Book)が作成され税制度を制定。
 これは1591年に豊臣秀吉が行った太閤検地(田畑の測量及び収穫量調査)にあたり、その500年も前に
 土地調査と税制を定めている調査を編み出すなんて驚き。
・1086年、ソールズベリーでイングランド全ての領主を集め、自分への忠誠を誓わせた=ソールズベリーの宣誓
 以後のイングランド王も繰り返し行い、貴族の家臣である陪臣も国王と直接忠誠を誓う義務を負わせた。


参考文献:Wikipedia


> カマンベールチーズをモチーフにしたフランスのテーブルクロス



> フランスのチーズの種類を描いたテーブルクロス


>フランスとイギリス雑貨通販・ユーケフレンチストア

> フランス直輸入のかわいいティーマットやテーブルクロス

> パリのメトロ路線図エプロンとペーパーナプキン

> かわいいマカロンのテーブルクロス

> エッフェル塔のランチョンマットやティーマット



映画「シェフ!三ツ星レストランの裏側へようこそ」COMME UN CHEF

2014-02-15 23:30:38 | アート・演劇・映画
味へのこだわりが強いゆえに職を転々としてしまう主人公にハラハラ。
奥さんが怒るのも無理はなく…><;
訪れたチャンスを必死に活かそうとするジャッキーに共感してしまいます。
出てくる料理がことごとくとってもおいしそう~!!
ちなみに監督は制作にあたり、パリの三ツ星レストラン「アルページュ」のシェフ、
アラン・パッサールや、史上最年少で三ツ星を獲得したアラン・デュカス、
前衛フレンチの第一人者ピエール・ガニェールら一流シェフへ取材しているそうです。

【ストーリー】
妊娠している妻がいるにもかかわらず職を転々とする料理人ジャッキーは
仕方なくペンキ屋の仕事に。彼は尊敬する三ツ星レストランのシェフ、
アレクサンドルのレシピを全て叩き込んでいた。
しかしアレクサンドルは3ツ星を存続するのに危機に立たされていた。
そんなある日、老人ホームへ友人に会いに行ったアレクサンドルは、
そこで飲んだスープが自分のレシピを再現したものだったことに驚がくする。

映画『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』予告篇


【キャスト・スタッフ】
監督 ダニエル・コーエン
出演
ジャン・レノ
ミカエル・ユン
ラファエル・アゴゲ
ジュリアン・ボワッスリエ
サロメ・ステヴナン
ピエール・ヴェルニエ
サンティアゴ・セグラ
ジュヌヴィエーヴ・カジル
セルジュ・ラリヴィエール
イサ・ドゥンビア
ヴァン・ヘイ・ミーン


> カマンベールチーズをモチーフにしたフランスのテーブルクロス



> フランスのチーズの種類を描いたテーブルクロス


>フランスとイギリス雑貨通販・ユーケフレンチストア

> フランス直輸入のかわいいティーマットやテーブルクロス

> パリのメトロ路線図エプロンとペーパーナプキン

> かわいいマカロンのテーブルクロス

> エッフェル塔のランチョンマットやティーマット

プーシキン展 フランス絵画300年

2013-07-20 18:18:13 | アート・演劇・映画






横浜美術館へプーシキン展を見に行きました。
この展覧会さえ見れば、フランス絵画の歴史がわかるというもので、確かに見ごたえがありました。

ざっくりいうと・・・

17~18世紀の古典主義、ロココ、
19世紀前半の新古典主義、ロマン主義、自然主義
19世紀後半の印象主義、ポスト印象主義、
20世紀のフォーヴィズム、キュビズム、エコールドパリ

これだけ聞いても盛りだくさんですよね^^

どうしてロシアは名画と呼ばれるフランス絵画をこれだけおおく集めることができたのでしょうか?

それは、皇帝や大富豪たちがヨーロッパ先進国に強い憧れをもち、
莫大な財産を投じて絵画の収集に情熱を注いだからです。

18世紀は女帝エカテリーナ2世が、フランス人の啓蒙思想家と交流するなどのフランス通であったことも影響し、
ロシアの文化洗練度をヨーロッパ諸国にアピールする目的で、数々の傑作を集めました。

19世紀後半になると、産業革命で豊かになった貴族たちが、
自身のステータスのアピールと、ヨーロッパ文化を一般市民に伝えようという目的で
コレクションが集まりました。代表的なコレクターはセルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフです。

とくにシチューキンは繊維貿易で富を築き、エネルギッシュな性格は絵画収集にも現れました。
ピカソやマティスなど、
フランス国内でも評価の定まらない前衛画家の可能性をいち早く見抜いたことでも知られています。

個人的にとても心ひかれたのは
アングルの「聖杯の前の聖母」とフランソワ・ブーシェの「ユピテルとカリスト」です。
聖母の絵は、とくにクリスチャンというわけではないのに、まるまるとしたマリア様の表情が
とてもおだやかで心が安まります。

「ユピテルとカリスト」はローマ神話を題材にしたもので、
本来は男性であるユピテルが女神ディアーナに変身して美しい乙女カリストを誘惑するシーンを描いています。
二人共とても美しく、官能的でどこか謎めいた絵画に惹かれました。
この後カリストはディアーナの怒りを買い、熊に変身させられる悲劇が待っており、
おおぐま座、こぐま座が誕生するきっかけとなるのです。

ギリシャ神話を知っていると、古典主義、新古典主義がより一層楽しめるので
興味がある方はおすすめです。

ちなみに、この展覧会の音声ガイドのナレーションは水谷豊さんでした。
上品でユーモラスなナレーションはとても聞きやすかったので
鑑賞のお供に利用してみては?


>>レイモン・サヴィニャックのおしゃれなマグカップ


>イギリスのポップなランチョンマットとテーブルクロス

>フランスの奇跡のメダイ教会チャーム

>フランスのマドラスチェックテーブルクロスとランチョンマット

>フランス・パリ・オペラ座のレペットバッグ

>エッフェル塔のマグカップや皿などのエッフェル塔雑貨





フランス映画祭2013

2013-05-29 10:28:26 | アート・演劇・映画
さて、いよいよフランス映画祭が近づいてきました!
今年の団長はなんと大女優ナタリー・バイ!ゲストは人気監督フランソワ・オゾン監督!
すでに初日のオープニング上映は完売・・・。
各作品は一部まだチケットがあるようです。

【作品】
In the House(英題)
個人授業は、いつしか息詰まる心理戦に変わる―。
フランソワ・オゾン監督史上、最高傑作、ついに日本解禁。
監督:フランソワ・オゾン
出演:ファブリス・ルキーニ、クリスティン・スコット・トーマス、エマニュエル・セニエ、ドゥニ・メノーシェ、エルンスト・ウンハウワー、バスティアン・ウゲット
2012年/フランス/105分/ビスタ/5.1ch
配給:キノフィルムズ
In The House TRAILER 1 (2013) - Kristin Scott Thomas Thriller HD



わたしはロランス
彼は、女になりたかった。彼は、彼女を愛したかった。
弱冠23歳のグザヴィエ・ドラン監督が描く"スペシャル"な、愛の物語。
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ
2012年/カナダ=フランス/168分/スタンダード/5.1ch
配給:アップリンク


Populaire(原題)
"ローズの夢は、パリ、ニューヨーク、そして世界をつかむことー。"
50年代フランスを舞台に、タイプライター世界大会に全てをかけるヒロインを描く、
カラフルなサクセス・エンターテインメント!
監督:レジス・ロワンサル
出演:ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ
2012年/フランス/111分/シネマスコープ/5.1ch
配給:ギャガ
Populaire - Bande Annonce Teaser



ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~(仮)
世界の巨匠ラウル・ルイス監督最後のプロジェクト。
超豪華キャストで贈る美しき"戦争絵巻"。
監督:バレリア・サルミエント
出演:ジョン・マルコヴィッチ、マチュー・アマルリック、カトリーヌ・ドヌーヴ、ミシェル・ピコリ、イザベル・ユペール、キアラ・マストロヤンニ、メルヴィル・プポー
2012年/フランス=ポルトガル/152分/16:9/ステレオ
配給:アルシネテラン


母の身終い
不治の病に自ら尊厳死を選択しようとする母親と出所したばかりの一人息子。
永遠の別れに直面した母と息子の絆を静かな眼差しで描いた感動ドラマ。
監督:ステファヌ・ブリゼ
出演:ヴァンサン・ランドン、エレーヌ・ヴァンサン、エマニュエル・セニエ
2012年/フランス/108分/ビスタ/ドルビーデジタル
配給:ドマ/ミモザフィルムズ


黒いスーツを着た男
本年度パトリック・ドベール賞受賞、新星ラファエル・ペルソナーズ主演作日本初上陸。
犯すつもりのなかった罪を背負った美しき犯罪者と二人の女の運命を描く本格派サスペンス。
監督:カトリーヌ・コルシニ
出演:ラファエル・ペルソナーズ、クロチルド・エスム、アルタ・ドブロシ、レダ・カデブ
2012年/フランス=モルドヴァ/101分/スコープ/5.1ch
配給:セテラ・インターナショナル

椿姫ができるまで
名作は舞台の度に生まれ変わる。
世界最高峰のオペラ歌手ナタリー・デセイの創り上げる「椿姫」の世界
監督:フィリップ・ベジア
出演:ナタリー・デセイ、ジャン=フランソワ・シヴァディエ、ルイ・ラングレ
2012年/フランス/112分/ビスタ/ドルビーデジタル
配給:熱帯美術館


遭難者(仮)/女っ気なし(仮)
シルヴァンを巡る2つの物語。
フランスで注目される若手、ギヨーム・ブラック監督のデビュー作。
監督:ギヨーム・ブラック
『遭難者』(仮)
出演:ジュリアン・リュカ、アデライード・ルルー、ヴァンサン・マケーニュ/2009年
『女っ気なし』(仮)
出演:ヴァンサン・マケーニュ、ロール・カラミー、コンスタンス・ルソー/2011年
フランス/83分/ビスタ/5.1ch
配給:エタンチェ


アナタの子供
―情熱は戦争よ、でもいつも闘っているわけじゃないわ。
ジャック・ドワイヨン監督が愛娘ルーと共に作り上げた愛すべきラブコメディ
監督:ジャック・ドワイヨン
出演:ルー・ドワイヨン、サミュエル・ベンシェトリ、マリック・ジディ、オルガ・ミシュタン
2012年/フランス/136分/ビスタ/ドルビーDTS


恋のときめき乱気流
忘れたい男と偶然、飛行機で隣り合わせになってしまったら!?
『スイミングプール』で注目を浴びたリュディヴィーヌ・サニエ主演のラブコメディ。
監督:アレクサンドル・カスタネッティ
出演:リュディヴィーヌ・サニエ、ニコラ・ブドス、ジョナタン・コーエン、アルノー・デュクレ
2012年/フランス/96分/スコープ/ドルビーデジタル
Amour et Turbulences - Bande annonce


テレーズ・デスケルウ
自由を模索する女の運命―
『アメリ』から10年、オドレイ・トトゥがひとりの女性のダークサイドを熱演。
監督:クロード・ミレール
出演:オドレイ・トトゥ、ジル・ルルーシュ、アナイス・ドゥムスティエ
2011年/フランス/110分/シネマスコープ/ドルビーステレオ

森に生きる少年 ~カラスの日~
森の奥深く、父との孤独な暮らし。
そこから飛び出し、初めて触れる街の生活で、少年が探し求め、
そして見つけたものとは―
監督:ジャン=クリストフ・デッサン
原作:ジャン=フランソワ・ボーシュマン
声の出演:ジャン・レノ、ローラン・ドゥーチェ、イザベル・カレ、クロード・シャブロル、シャンタル・ヌーヴィルト
2012年/フランス/90分/シネマスコープ
© finalement 2012


ローラ
『シェルブールの雨傘』の監督が描く、甘く切ない恋の物語。
新たに2012年に制作されたデジタル修復完全版でスクリーンに登場!
監督:ジャック・ドゥミ
撮影:ラウール・クタール
音楽:ミシェル・ルグラン
歌詞:アニエス・ヴァルダ
美術・衣装:ベルナール・エヴァン
出演:アヌーク・エーメ、マルク・ミシェル、ジャック・アルダン、アラン・スコット、エリナ・ラブールデット、アニー・デュペルー
1961年/フランス/85分/DCP/白黒/シネマスコープ/モノラル *協力:シネタマリス


※ http://unifrance.jp/festival/2013/ ユニフランスフィルム公式サイトより



>>レイモン・サヴィニャックのおしゃれなマグカップ


>イギリスのポップなランチョンマットとテーブルクロス

>フランスの奇跡のメダイ教会チャーム

>フランスのマドラスチェックテーブルクロスとランチョンマット

>フランス・パリ・オペラ座のレペットバッグ

>エッフェル塔のマグカップや皿などのエッフェル塔雑貨

フランスで「ロシュフォールの恋人」フラッシュモブ

2013-05-08 22:46:40 | アート・演劇・映画
4月13日、フランス・パリの市庁舎前(Hotel de ville)で
映画「ロシュフォールの恋人たち」をテーマにしたフラッシュモブが行われました。
この映画が大好きな自分にとって、ぜひこの場に居合わせたかったです。
動画を見る限り、とっても楽しそう!
ミシェル・ルグランの「ミファソラ~ミレ」と聴くだけでとってもウキウキしてしまいます♪

フラッシュモブとは、facebbookやtwitterなどのSNSを通じて、
不特定多数の人たちがあつまって、目的を果たすと即時に解散するというもの。
主な表現方法はダンスが主流で、中にはオペラやミュージカルが行われることもあります。
政治的なデモとは少し違い、モダンアートやパフォーマンスの一種としてとらえられるようで、
秀逸なフラッシュモブは、Youtube上にアップされ、あっというまに再生回数が100万回を超えることもあります。

今回のフラッシュモブの主催者は
フランスの映画の総合施設「シネマテーク・フランセーズ(Cinematheque Francaise)」が実施を呼び掛けたようです。



FLASHMOB JACQUES DEMY - LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT


【ロシュフォールの恋人たち】

1967年公開のフランス映画。ジャック・ドゥミ監督。
カトリーヌ・ドヌーヴとドヌーヴの実の姉フランソワーズ・ドルレアックが共演して話題になりました。
ほかにもジョージ・チャキリス、ジーン・ケリーなどのハリウッド・ミュージカル映画の全盛期を支えた俳優も出演。
ミシェル・ルグランの陽気な音楽にのせて繰り広げられるパステルカラーの華やかなミュージカルは
フランスで大ヒットを記録しました。


>>パリの地図がウキウキ楽しいトートバッグ



>>レイモン・サヴィニャックのおしゃれなマグカップ


>イギリスのポップなランチョンマットとテーブルクロス

>フランスの奇跡のメダイ教会チャーム

>フランスのマドラスチェックテーブルクロスとランチョンマット

>フランス・パリ・オペラ座のレペットバッグ

>エッフェル塔のマグカップや皿などのエッフェル塔雑貨

レ・ミゼラブルとフランスの歴史

2012-12-30 21:12:44 | アート・演劇・映画
映画「レ・ミゼラブル」を見てきました。
10年くらい前に帝国劇場で別所哲也さん主演のミュージカルを見て以来、
「あれ、こんな話だっけ?」と思い出しつつ
早くもはじまって10分で号泣、最後まで泣きっぱなしでした…。

ちなみに、同じくロングランヒットを続けているミュージカル「キャッツ」との共通点、
それはあらゆるタイプの人生を見せることで、観客は絶対に登場人物の誰かしらの人生と自分を重ねることができる、という
側面があります。
ただ、レミゼに出てくる登場人物のほうが圧倒的に貧しくて悲惨な生活を送っていますし
フランス革命の時代背景と絡ませているので深く複雑な構成になっています。
主役ジャン・バルジャンはパンを一つ盗んだ罪で19年間投獄され、
不条理な境遇を強いられ、脱獄。ジャベール警部に追われながら聖人のような生き方を送ります。
ジャン・バルジャンが経営していた工場で働いていた女工ファンティーヌは娘を守るために売春婦になり
病に倒れ、その娘コゼットをジャンバルジャンが育てることになり、やがて美しく清らかに成長したコゼットを
革命家の若者が好きになり…云々と人間関係がかなり入り組んでいます。
全編を流れる抑揚の激しい歌はアフレコではなく、撮影しながら俳優さんたちが自ら歌っているので
よけい胸に迫るものがあります。
まずしさのゆえに犯したこと、生きるために信念を貫くこと、時代に合わせてずる賢く生きること、
世の中を変えたくて戦うこと、職務にまっとうなこと。
何が悪で善なのか、誰が正しくて間違っているのか、そんな単純にはっきり分けられないところがこの作品の魅力の一つかもしれません。

映画『レ・ミゼラブル』予告編


【時代背景】
1862年、作家ヴィクトル・ユーゴーがフランスで発表した小説。
話の中では、1815年~33年の18年間を描いていて、フランスの歴史背景が色濃く反映されています。

1789年 フランス革命
1792年 王政廃止。ルイ16世、王妃マリー・アントワネットが処刑
1804年 ナポレオン1世が皇帝に即位
1814年 ライプツィヒの戦い。ナポレオンが敗れ退位
    ウィーン会議でブルボン家が王として復位
1815年 ナポレオンがエルバ島から脱出、皇帝に復位。
    ワーテルローの戦いで敗戦し失脚 ←←←←←←>>レ・ミゼの舞台はこの年から始まります<<
    フランス革命時に処刑されたルイ16世の弟、ルイ18世が王に復位
1824年 ルイ18世死去
    シャルル10世が王に即位。亡命貴族への補償を行い反発を買う
1830年 アルジェリア出兵
    7月革命。自由主義を唱える学生・労働階級がアンシャン・レジーム(絶対王政の政治体制)に対抗し、
    三色旗を翻してパリにバリケードを築く。←←←←←←>>クライマックスの名シーンと重なりますね!!<<
    反政府派がルーブル宮殿を襲撃
    シャルル10世が失脚
    ルイ・フィリップが「フランスの王」ではなく「フランス人の王」となり
    自由主義と立憲君主制を採用する

時代背景がわかると見方も変わってより作品を楽しめますよね^^
ちなみに、ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」(ルーブル美術館所蔵)はフランス革命ではなく
この7月革命をテーマに描かれています。
来年、日本で上演されるミュージカルも見たくなりました。


【キャスト・スタッフ】
製作 キャメロン・マッキントッシュ
監督 トム・フーパー
製作総指揮 ライザ・チェイシン 、アンジェラ・モリソン 、ニコラス・アロット 、リチャード・パパス
原作 ヴィクトル・ユゴー 、アラン・ブーブリル 、クロード=ミシェル・シェーンベルク
脚本 ウィリアム・ニコルソン 、アラン・ブーブリル 、クロード=ミシェル・シェーンベルク 、ハーバート・クレッツマー
作曲 クロード=ミッシェル・シェーンベルク
作詞 ハーバート・クレッツマー
ジャン・バルジャン:ヒュー・ジャックマン
司教:コルム・ウィルキンソン
ジャベール:ラッセル・クロウ
ファンティーヌ:アン・ハサウェイ
コゼット:アマンダ・サイフリッド(幼少期:イザベル・アレン)
マリウス・ポンメルシー:エディ・レッドメイン
テナルディエ一家 テナルディエ:サシャ・バロン・コーエン
テナルディエ夫人:ヘレナ・ボナム=カーター
エポニーヌ:サマンサ・バークス(幼少期:ナタリア・エンジェル・ウォレス)
アゼルマ:キャサリン・ウルストン
ガブローシュ:ダニエル・ハトルストーン


> フランスチーズのかわいいポスター/ティータオル【フランス直輸入ランチョンマット】



> フランスチーズの種類キッチンタオル/ティータオル 【フランス雑貨カフェグッズ/ポスター】


>フランス雑貨・ティータオル通販 ラ・メゾン・ド・レイル

> フランス直輸入のかわいいティータオルとキッチンタオル

> パリのメトロ路線図エプロンとペーパーナプキン

> マカロンのエッフェル塔 キッチンタオル/ティータオル【フランス雑貨カフェグッズ】

> エッフェル塔雑貨

>デュラレックスDURALEXの青いグラス

>フランスのワイン地図 キッチンタオル/ティータオル【フランス雑貨ワイングッズ】


フランス映画「ロシュフォールの恋人たち」

2012-07-22 23:51:35 | アート・演劇・映画
東京芸術大学馬車道校舎で行われたシネクラブへ行ってきました。(主催 横浜日仏学院)

今年は「映画とダンス」という特集に沿って7月から4回に渡って上映されるもので、
今回はカトリーヌドヌーブ主演、ジャックドゥミ監督の名作「ロシュフォールの恋人たち」
が上映されました。

ミシェル・ルグランの軽快な音楽にのせて、
美男美女たちが繰り広げるダンスシーン♫、
パステルカラーの衣装、
美人ふたご姉妹の恋もよう…♡♡

何回見てもワクワクするし、幸せな気分になるいい映画ですね。

キャストはずいぶん豪華でふたごの姉役は、
カトリーヌ・ドヌーブの実のお姉さんであるフランソワーズ・ドルレアック、
ハリウッド映画「雨に唄えば」で有名なジーン・ケリー、
「ウエストサイドストーリー」のジョージチャキリス、
今も現役のフランス大女優ダニエル・ダリュー、
「ニューシネマパラダイス」のジャック・ペラン等、
錚々たる面々です。

終わったあとは映画評論家の大寺眞輔さんによる講演があり、
公開された当時はすでにミュージカルが衰退し始めたこと、
この映画のためにのためにロシュフォールの街をパステルカラーに塗り替えたこと
残念ながら、フランソワーズ・ドルレアックは交通事故に遭い、
25歳の若さで亡くなったことなど、
映画に関するエピソードを聞くことができました。

1967年に公開されたこの映画は何十年経っても、
ポップでかわいいオシャレ映画として今でも輝いてますね
*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*

監督 ジャック・ドゥミ
脚本 ジャック・ドゥミ
製作 マグ・ボダール
出演者
カトリーヌ・ドヌーヴ
フランソワーズ・ドルレアック
ジーン・ケリー
音楽 ミシェル・ルグラン
撮影 ギスラン・クロケ
公開 1967年






>>エッフェル塔のマグカップ

>>エッフェル塔のかわいい皿

>>ポップなランチョンマット・テーブルクロス・ペーパーナプキン

>>マドラスチェックのテーブルクロス