
ボンジュール

久々のブログ更新です。
最近は子育てと仕事の両立に追われ、
まるでビタミンや鉄分が足りないがごとく
フランスが足りない!
じゃあ、なんでそんなにフランス好きなのか?
理由は3つ。
一つめは、
兄がフランス料理のシェフをしているので、自ずとフランス情報が入ってきたこと。
私が中学時代に兄がフランスへ修行に行っており、料理の話などを聞いてるうちにどんな国なのか興味が湧いたこと。
2つめは、
横浜で毎年行われていたフランス映画祭。
開催地が家の近くだったこともあり、毎年足を運んでいました。
ゲストが本当に豪華




ジャン・レノやジャンヌ・モロー、ルー・ドワイヨンなど、フランスを代表する監督や俳優が来日。学生から見たその光景はきらびやかな別世界。たまたまパーティに招待されることもあり、夢のような世界でした。
残念ながら横浜市の後援がなくなり、六本木に移った後はかなり地味になっちゃったんですけどね

願わくば、もう一度パシフィコ横浜に戻ってきてほしいものです

3つめは、
パリに1年留学したこと。
フランス好きの下地が培われた学生時代。
高校の卒業旅行で、生まれて初めての海外旅行がパリでした

これがめちゃくちゃ楽しかった



パリの地から離れる時「ここにいつか住む!」と決意。新社会人になって3年間で200万円を貯め、1年間留学したのでした

フランス人と一緒に暮らしてみて、いいなあと思ったこと。
それは世の中の仕組みでおかしい!と思ったことはデモやストを起こし、自己主張すること。
日本は原発事故以降にデモが頻発していましたが、それまではあまりデモやストの印象はなく。
フランス人の小学校の先生は、
給料安い

残業多い

と授業そっちのけでデモをしていました。
日本なら子供たちをほっといて自分の権利を主張するとはどういうことだ、と批判の対象になりそうですが、保護者たちも理解があり受け入れてました。なぜなら、保護者たちも労働者ですから、自分が勤める会社に不満があればストを起こします。
生活の足である地下鉄が一斉にストを起こした時はびっくりしましたけどね

おいおい、どこにも行けないじゃん


それから、休日を思いきり楽しんでいるとこ。
エッフェル塔の近くのアパートで、フランス人のおばあちゃんと住んでいたことがあるのですが、リヨンに住む娘さんがしょっちゅう日曜に遊びにきていました。


時には近所の人も招いてパーティしたり、仲の良い友人の誕生日を祝ったりしていました。
家族との時間を大事に思うとこ、
休日の楽しみ方を知っているとこ、
平和でいいなあ、と

パリで1年間、
日本とはまったく違う価値観の人たちと暮らし、
思いきり自分の人生を楽しんでる姿を見て
日本に帰ったら私もこんな暮らしがしたいなあ、と。
帰国後、就職、結婚、転職、出産と
怒涛の10年。
出産前は毎年行っていたフランス旅行も
子供が小さいのと、ちょっとテロが怖いという理由で最近はなかなかフランスに行けてません。
休みぐらい思いきり遊ぼう

土日は仕事をまったく忘れて、
子どもとフランス関係のイベントに行ったり、
フランス雑貨のお店に遊びに行ったり。
美味しいクロワッサンの店を探したり、
ビストロでワイン飲んだり。
日本でフランスを楽しむ日々。