あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

りとファーストで考える残された時間の過ごし方

2022-06-25 14:26:40 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。
現在りとの闘病記を綴っています。

2022.6.24(金) 午前
今日はエコーと血液検査の日でした。

エコーについて
ありがたいことに胸水は前回のままで変わらず。
腹水は日を追うごとに増えていき、
2.9kgまで増えた体重のうち増加分のほとんどが腹水と思われますとのことでした。
ごつごつとした手触りの背骨は
元々きゃしゃでモデル体型なりとのそれとはまったく異なり、
イヤでも娘の時のことを想起させます。
素人目にもエコーに映し出されるお腹の様子は
ああ、腹水ますます溜まってきちゃったな…とわかるような状態でした。
そもそもここ1週間ほどで見た目も手触りもぽにゅん、としたものになっていました。
最近トイレの失敗が増えたのですが
腹水で圧迫されてトイレまで持たずにしてしまうのでしょうとのことでした。
今後増えてくると思われるのでおむつを検討してもいいかもしれません、とも。


血液検査について
前回までに高値あるいは低値を示していたものはさらに悪化していました。
夜だけだった薬は1週間ほど前から朝晩服用となっていたのですが
先生がおっしゃるには今のりとの状態で目いっぱいの服用量だったそうです。
それが、効かない。

1週間飲み続けても効いていない、
改善してしかるべき数値が逆に悪化しているという結果が出たということは
様々な検査結果から考えるに
おそらく小細胞性から大細胞性に移行したとみていいと思います、との診断でした。


ああそうか…
りとと一緒に過ごせる残された時間は
一番早くて今日限り、から2週間の間か。

長くて63日前後、2か月か…
これが現実なんだなあと思いながら帰宅しました。



今後いつ何が起こってもおかしくない、最後の日々が始まったのだと思います。
ボスと「これから毎日りとと一緒に写真を撮ろう」と約束しました。

娘の9回目の命日も水曜日に迎え、何とも物思う6月となりました。
りとはハンストを繰り返しながらもおいしいものや好物なら食べるので
焼き芋もトマトも解禁しました。
ふやかしたフードにトッピングしてもそれだけ舐めてしまうこともありますが
病院でもらってきた缶詰と大好きな何かを上手に利用して
少しでも食べてくれるならその方がいい。
もう、それでいいね?と
2人で相談して決めました。

明日、
いや
今日、この瞬間どうなってもおかしくないのだから。

何が正しいなんて答えはない。
息子と娘が教えてくれることを道しるべに
1日1日を笑顔で大切に過ごしていこう。
神経質になってはいけない。りとも過敏になってしまう。
特に娘が教えてくれたことは
お手本のように毎日開いて過ごしていこう。


今後の治療については2人で今日明日かけてよく相談し
本格的な抗がん剤治療に進むかどうか決めたいと思います。

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